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調べる習慣が英語力向上のカギ
英語講師のToriです。
英語を上達させるために最も効果的な方法の一つは、「調べる習慣をつけること」です。知らない単語や文法、フレーズに出会ったとき、そのままにせずに調べることを習慣化しましょう。すると、驚くほど学習の効率が上がります。今回は、なぜ「調べること」が大切なのか、そしてその理由と調べる習慣をつけるためのヒントついてお伝えします。
なぜ調べることが大切なのか?3つの理由
繰り返し調べることで知識が定着する
調べた単語や文法は、すぐに忘れてしまうこともあるでしょう。でも、それで大丈夫です。同じ内容を何度も調べるうちに自然と覚えられるようになります。この「忘れては調べる」を繰り返すことで、知識が脳にしっかり定着します。「この単語はどこかで見た気がする」という体験が増えれば増えるほど、あなたの英語力は伸びていきますよ。
知識が繋がり、全体像が見えてくる
最初は点のようにバラバラだった単語や文法が、調べるうちに線で結ばれ、英語という言語の全体像が少しずつ見えてきます。例えば、「この文法がこう使われるんだ」と気づく瞬間や、「似た意味の単語の微妙なニュアンスの違い」が理解できると、一歩前進した実感が得られます。かつて、スティーブ・ジョブズは有名なスピーチの中で「人生の中で出会う点が、やがてつながり意味を持つ」という話をしましたが、英語学習もこれによく似たところがあります。学習の中で出会った点を取りこぼさないよう、調べる習慣をつけていきましょう。
知識が広がり、モチベーションが上がる
調べることで、新しい知識を得る喜びを感じることができます。そして、その知識が自分の世界を広げ、さらなる学びへのモチベーションにつながります。例えば、知らない単語を調べるうちに、その語源や文化的背景を知ることもあり、「英語って面白い!」と感じるようになるでしょう。英語を効率的に学ぶには、英語に興味を持つことが一番です。積極的に調べることで、あなたの英語学習はますます加速していくでしょう。
知識欲を呼び覚ます:「なぜなぜ期」を取り戻そう
人間は本来、知識欲を生まれながらにして持っています。小さな子どもたちが「なんで?」「どうして?」と周りに問いかける「なぜなぜ期」を思い出してください。その純粋な興味と探究心こそが、私たちを成長させる原動力です。英語学習をきっかけに、あの頃の「なぜなぜ期」を取り戻してみましょう。
知らないことに出会ったとき、「なんでこうなるんだろう?」と考え、それを調べてみましょう。そのプロセス自体が楽しくなれば、学習は苦痛ではなく、楽しみに変わります。
「すぐに調べる」ためのヒント
1. ツールを活用する
スマホアプリやオンライン辞書は強力な味方です。わからない単語や表現が出てきたら、すぐに調べられる環境を整えましょう。
2. 疑問は素早く解決する
ふと疑問に思ったことも、時間が過ぎると忘れてしまいます。気になったことは、その場で調べる習慣をつけましょう。
3. 調べたことをまとめる
手帳やノート、スマホなどに調べた内容を書き留めておくと、復習がしやすくなり、達成感も得られます。
私の体験談:調べすぎて壊れた電子辞書
私自身、「調べること」の大切さを身をもって体験しました。洋書を読むときに、わからない単語が出てくるたびに電子辞書を使っていたのですが、あまりにも頻繁に使いすぎて、なんと電子辞書が壊れてしまったんです。それくらい調べ続けたおかげで、知らない単語をそのまま放置せず、しっかり意味を確認する癖が身につきました。この体験から「調べることを諦めない姿勢」がいかに重要かを改めて感じました。
まとめ
英語を学ぶことは、単なるスキル習得ではなく、新しい世界を知る「発見の旅」です。その旅をより豊かにするために、「調べる」という習慣を取り入れ、知識欲を最大限に活用しましょう。そして、子どもの頃のような「なぜなぜ期」を楽しみながら、学び続けてください。
電子辞書を壊すほどの情熱で調べることを続ければ、きっとあなたの英語力も飛躍的に成長するはずです!
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