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【家系図】昔話に花を咲かすきっかけに


【わたしの家系図大作戦 其の四】


戸籍読みがやっと終わりそう。


なんせ昔の戸籍謄本は手書きだから。
小っさい細っそい欄に筆書きで、文字が読みづらくて読みづらくて。
ねぇ眉間のシワ増えてない?
シワ増やすのは脳だけにして。



そういえば祖父は、この戸籍謄本を書く仕事をしていたんです。
家系図のために戸籍謄本を集めてると話したら、『戸籍謄本はじいちゃんが書いてたんよ』と聞かされ、初耳ー!

当時の物はもう書き換えられたのかもしれないけど、今読んでる古い手書きのものを見て、じいちゃんの字だったりしない?と嬉しくなりました。




もう何十年も昔の話。
役所勤めのおじいちゃんが、ある時『もう畑も田んぼもやりたくない』と言い出したそう。


耕運機かまった後、手が震えて字が書けないんだよおおぉぉぉって。
うん、振動でね、手プルプルするよねー。


とうとう『田んぼや畑をやるなら、役場辞めようかな』って言い出したみたいで、
おばあちゃんは(いやいや待て待て、仕事辞めるとか、こいつなに言うてんの)って。
『田んぼも畑ももうやらなくていいから仕事してくれ』って折れたみたい。


2児の父、危うくニートになるの巻を救ったのは、おばあちゃんでした。



その名残ですかねー。
よくおじいちゃんが革靴で畑仕事してたのは。

畑、作業着、そしてローファー。

オシャレの権化。

農作業にローファー合わせてくるやついないだろ。もうおしゃれ上級者だよあんた。はずしアイテムのセンス!


母からも聞いたことある。
訪ねた時、未来の義父がローファー履いて田んぼに出てるの見て(よかった、この家ぜったい本気の農家じゃない)って思ったって。




おじいちゃん、ネタの宝庫だったからなー。
スーツ風呂とか。泥酔坂道寝とか。


こういう昔話も いずれ聞けなくなると思うと、いっぱい聞いておきたいと思うね。
いろんな話が聞きたい。

家系図ができあがった時、みんなで囲んで『この人はああだったこうだった』と笑い話がたくさんできるといい。


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