ケリー・マクゴニカル「スタンフォードの自分を変える教室」
ケリー・マクゴニカル「スタンフォードの自分を変える教室」読了。
読む前は、「自分を変える」というフレーズに少し違和感があったのですが、「意志力(=注意力・感情や欲望をコントロールする能力)」についてまとめられた本でした。
禁酒、禁煙、ダイエット、資格試験、テスト勉強、貯蓄など、目標達成のためにやるべきことは分かっているはずなのに、なぜ私たちはいつまでもやらないのか?
自分がなぜ自制心を失ってしまうのかを理解し、意志力を養い目標達成するための科学。
理論を知るだけではなく実践が大切なので、図解もあるようです。
私も、「やらなきゃ」と思いつつ放置しているものが思い当たるので、それに取り組もうと思います。
「将来の自分とのつながり」が強いほど、「今」努力できる…というのは肝に銘じたい。
たとえば、浪費や借金は将来の自分からの前借で、節約や貯金は将来の自分への贈り物。
今の努力や我慢が将来の自分の姿と重なれば、苦ではなくなる。
今日はちょうどスノボーの平野歩夢選手が「子どものころからの夢を叶えた」日でしたね。
2回目のジャッジが他国の解説者も怒るほど不当だったそうですが、3回目も完璧な滑りで掴み取った金メダル。
良くも悪くも「意志力」は感染するそうなので、平野選手の意志力に感染したい。
ちなみにトップの画像は茶化しているわけではなく、意志力を貫くためには自分に厳しすぎるのもよくないそうなので、選んでみました。
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