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#351【読書】行動経済学~サクッと分かるビジネス教養📚【書評】

とにかく日常生活に役立つ内容がてんこ盛りの一冊。

マーケティングが行動経済学の別名である通り、消費者の立場から行動経済学の内容を理解している事の重要性が理解できました😄

企業はあの手この手で我々消費者の購買意欲を掻き立てようと必死な訳で、手品の種を知っているだけでも、その場に出くわした際にふと立ち止まる事が出来るだろう。

最近良く耳にする「ナッジ理論」についても、自己投資において非常に有効な手段だと思いました😄

この記事では、行動経済学というキーワードで、特にお金に関して知っておきたい内容を3つ紹介しておきます💰

1️⃣無料の罠

私が昔しょっちゅう陥っていた罠がこれ😅

代表的なのが『あといくら以上買い物をすると駐車場代が無料』というもの。

一つ買うともう一つ無料とかも良くお店で見かけますし、お値打ち品を買って一度も着てない、又は一度も使ってない物など、きっと誰でも一度は経験があると思います😅

ついついお得を取ろうとするばかり、要らないものを買ったりして、結果的には損をしている事になる訳です。

2️⃣感応度逓減性

これも私は良くハマっていました😅

特に家や車など高い買い物をする時には要注意ですね⚠️

何千万円の家やマンションを購入する際、何十万円のオプション(床暖房やナビゲーションシステムなど)が安く感じられてるしまうアレです。

新車を購入する場合なども、ついオプションを付けてしまいそうになります💦

金額の大小に関わらず、1万円は1万円と意識する事が大切ですね、ついつい忘れがちですけど…😅

3️⃣サンクコスト効果

別名『コンコルド効果』。

既に多額の投資をしてしまったが為、仮に負けると分かっていても後に引けず更に勝負を続けてしまう。

ギャンブル投資ビジネスに留まらず、日常生活においても当てはまる事が多く、知っているのと知らないのとでは大きな違いが出てきそうです💦

最近何かと話題にのぼる事の多い宮迫博之さんの『牛宮城』もまさにこの最たる例でしょう😅

日常生活において分かりやすい例を、少し長いですがそのまま引用しておきます。

2時間の映画のチケットを1800円で購入したとする。映画館に入場し映画を観始めた。10分後に映画がつまらないと感じられた場合にその映画を観続けるべきか、それとも途中で映画館を退出して残りの時間を有効に使うべきかが問題となる。

映画を観続けた場合: チケット代1800円と上映時間の2時間の両方を失う。
映画を観るのを途中でやめた場合: チケット代1800円と退出までの上映時間の10分間は失うが、残った時間の1時間50分をより有効に使うことができる。
この場合、チケット代1800円とつまらないと感じるまでの10分が埋没費用である。この埋没費用は、この段階において上記のどちらの選択肢を選んだとしても回収できない費用である。したがって、この場合は既に回収不能な1800円は判断基準から除外し、「今後この映画が面白くなる可能性」と「鑑賞を中断した場合に得られる1時間50分」とを比較するのが経済的に合理的である。

しかし、多くの人は1800円を判断基準に含めてしまいがちである。
引用:wikipedia

個人的には感応度逓減性が一番インパクトが大きい気がします。

日々の小さな節約が、一発で吹き飛びますからね‼️

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