#233【自民党総裁選】高市早苗議員が出馬する意義【MMT•PB凍結】
前回の記事に引き続き、自民党総裁選で高市早苗議員が出馬する意義について考えてみます。
前回記事↓
彼女の提唱する日本経済強靭化計画、いわゆる『サナエノミクス』により物価安定目標2%を目指す中で、PB(プライマリーバランス)に関して彼女はこんな風に発言しています。
PBの黒字化を一旦凍結して
戦略的な財政出動を優先する
PBが赤字であっても名目金利を
上回る名目成長率を達成すれば
財政は改善する
さすがにこれは財務省寄りの岸田さんや、麻生派の河野さんには言えない政策なのではないでしょうか?
そして何より強烈なのがコチラ!!
日本は自国通貨建て国債を発行出来る
デフォルトの心配が無い幸せな国である
いわゆる『MMT理論』ですが、この発言を自民党のしかも総裁選に出馬する人が発言した意味というのはものすごく大きいのではないでしょうか?
我々は消費税増税の度にこれまで散々聞かされ続けてきた訳ですよ…
日本の借金は何百兆円あります。
これは国民一人当たり
何百万円の借金に相当します!
日本は『世界一の対外純資産保有国』であるにも関わらず…です。
勉強不足で鵜呑みにしてきた我々もいけないのですが…(^^;
今回の総裁選で仮に高市さんが総裁になれなかったとしても、この辺がまだぼんやりとしている国民に真実を伝えるキッカケになるという点においては、非常に大きな意義があると思います。
ちなみに、昨日はライブで所見発表と共同会見を観ましたので、一言感想など…
一番手:河野さん
具体的な政策についてほとんど語らない代わりに、多くの身振り手振りで自分のこれまでの数々の実績と壮大な夢は語っていました。
「いつかは星に手が届くかも知れない」
それでも、ほとんど原稿を読まず、やはり4人の中では演説は一番上手いと思いました。
個人的に、雰囲気と声は好きなんですけどね…
二番手:岸田さん
今回もほとんど原稿を読み上げてしまいましたね。もはやその印象しかないですw
重点施策のタイトルくらい原稿見ないで言えるようになって欲しいですwww
聞く力をアピールしているのに、河野さんの話を腕組みして聞いているのも如何なものかと…
そもそも誰に対してのメッセーだったのでしょうか?国民?それとも…?
三番手:高市さん
前回同様、具体的な政策を自分の言葉でしっかりと伝えているとともに、国民の方をしっかりと向いていることが本当に良く伝わってきます。
安定感もあり、安心して見てられますし、この人に任せたいと思わせてくれます。
自分のやりたい事が「官邸に入らないと出来ないから」という理由で出馬している人の言葉はやはり違いますね。
四番手:野田さん
えーと、お疲れ様でした^^
特に経済政策に関して期待度が高い高市さんには、是非とも今後総理になっていただきたいところです🎋
昨日届きました📚
~今回のまとめ~
今回の自民党総裁選は、テレビでもネットでも大きく取り上げられており、高市早苗さんの注目度も日増しに大きくなってきています。
そんな中で、『日本はどれだけ国債発行(借金)をしても財政破綻はしない』という内容を大々的に国民に伝えてくれています。
そこから、私や若者含めて国民が政治経済により関心を持つようになるのではないか?
そういう意味で、今回総裁選に出馬して頂いた事はとても意義のある事だと思います。