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【お金の授業】退去費用を5万円安くしよう!

こんにちは、けんちゃんです😄


皆さんは引っ越しをする際に
退去費用を払ったことがありますか?

退去費用はぼったくられている場合が多いです。

本当は入居者の負担ではないにもかかわらず
負担させられているケースが多々あります。

知っておかないと損をしてしまうのです。

人生で引っ越しを何回もする人はほぼいません。
大抵の人が片手に収まる回数です。

だからこそ、知らないと損をしてしまい
逆に知っていれば数万~数十万得をします。

大切な自分のお金だからこそ
守る術を身に付けておきましょう。


ということで今回は
「退去費用を安くする方法」
について解説します。



✅退去費用とは

「そもそも退去費用って何ですか?」

という人もいるでしょう。

退去費用とは現状回復費用のことです。

退去する際に

"自分で汚したり、壊した分はもとに戻そう"

ということです。


ただし、
現状回復とは借りた時の状態に戻すわけではありません。

普通に生活して発生してしまう痛みや汚れは除きます。

それ以外で与えてしまったダメージについて
復旧する費用を負担するのが原状回復費用です。



✅なぜ退去でぼったくられる?

退去でぼったくられるのは
オーナーや管理会社が儲かるからです。

オーナーの場合、
入居者に負担させることで
部屋をリフォームしたりできるので
オーナー側の負担が減ります。

管理会社の場合、
管理業務では儲からないので
退去者に多めに請求して
儲けを出そうとする場合があります。

さらに
管理会社が立会いを外部委託しているケースもあります。
業者に委託している場合はぼったくりが多いです。


不動産業界は情報が閉鎖的なので
ぼったくりが起きやすい業界構造になっています。

大手や有名企業でも安心できません。

だからこそ、自分で知識を身に付ける必要があるのです。


✅退去費用を安くできる理由

「本当に退去費用って安くできるの?」

と思う方もいるでしょう。

安心してください。できます。

しっかり知識を身に付けて対処すれば
無駄な出費を避けることができるのです。


1️⃣自然損耗は含まない

退去時に入居者が負担すべき範囲は
故意・過失によって損耗した部分だけです。

自然損耗によってできた痛みや汚れは
家賃に含まれているので原則大家が負担します。


2️⃣残存価格のみ負担すればよい

故意・過失によって傷つけた箇所に関しても
新品価格を負担する必要はありません。

残存価格で負担すればよいのです。
残存価格とはその商品に残っている価値のことです。

耐用年数以上使っている場合は
価値がないと判断されるため
負担する必要はなくなるのです。

たしかに考えてみれば当たり前ですよね。

価値のないものにお金を払うのは無駄なので
引っ越しの際は必ず耐用年数を確認しましょう。


3️⃣壊れた箇所のみ負担すればよい

残存価値が残っているものでも
傷をつけた部分だけ負担すれば問題ありません。

フローリングを1箇所傷つけてしまった場合は
その1か所のみを負担すればよいのです。

全面張り替えする必要はありません。

全面張り替えを要求してくる業者には注意しましょう。


4️⃣過失の傷は火災保険で回復できる

自分の過失で付けてしまった傷は
火災保険で回復することができます。

家を借りるときには
必ず火災保険に入っていると思いますが
家が燃えてしまった時以外にも使えます。

ほとんどの場合は適用になるにも関わらず
知らないから使っていないだけなのです。

しかも、
火災保険は何回使っても保険料は上がりません。

せっかく保険料を払っているのだから
活用しないと勿体ないですよね。


ただし、火災保険は入居中でないと使えません。

退去するタイミングでは使えないので
傷をつけた時に都度連絡して
直しておくのが良いでしょう。


5️⃣特約は無効な契約が多い

・ハウスクリーニング代金
・鍵交換代
・美装代

これらを請求されて
10万近く払ったというケースもあります。

これらの特約に記載されている契約は
ほとんどが無効になります。

原状回復はあくまでも借主が故意や過失で
壊してしまった箇所を負担するものです。

次に住む人のための費用は認められません。
それは大家が負担するものです。

ただし、
特約で借主と大家が合意していた場合
問題ないってことになります。

これを逆手に取り、
特約に記載しているケースが多いです。

特約のほとんどは無効なので
指摘して交渉しましょう。



⌚1分で読み終わる記事要約

✅退去費用とは
退去費用とは現状回復費用のこと。
現状回復とは借りた時の状態に戻すわけではない。
故意・過失によって付けた傷のみが対象となる。

✅なぜ退去でぼったくられる?
オーナーや管理会社が儲かるため。

不動産業界は情報が閉鎖的なので
ぼったくりが起きやすい業界構造になっている。

✅退去費用を安くできる理由
1️⃣自然損耗は含まない

入居者が負担すべき範囲は
故意・過失によって損耗した部分だけ。

2️⃣残存価格のみ負担すればよい
故意・過失によって傷つけた箇所でも
新品価格を負担する必要はない。

残存価格で負担すればよい。
残存価格とはその商品に残っている価値のこと。

3️⃣壊れた箇所のみ負担すればよい
残存価値が残っているものであっても
傷をつけた部分だけ負担すれば問題ない。

4️⃣過失の傷は火災保険で回復できる
自分の過失で付けてしまった傷は
火災保険で回復することができる。

ただし、火災保険は入居中でないと使えない。

5️⃣特約は無効な契約が多い
特約に記載されている契約はほとんどが無効になる。
次に住む人のための費用は認められないため。

読者の皆様、いつもありがとうございます😊
また次回の記事でお会いしましょう✨


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📖参考文献

今回参考にさせていただいたのはコチラです
興味ある方はぜひご覧ください✨


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