![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81010080/rectangle_large_type_2_dfe81216cb6ad1b6da953cc05652f0fc.png?width=1200)
【お金の授業】退去費用を5万円安くしよう!
こんにちは、けんちゃんです😄
皆さんは引っ越しをする際に
退去費用を払ったことがありますか?
退去費用はぼったくられている場合が多いです。
本当は入居者の負担ではないにもかかわらず
負担させられているケースが多々あります。
知っておかないと損をしてしまうのです。
人生で引っ越しを何回もする人はほぼいません。
大抵の人が片手に収まる回数です。
だからこそ、知らないと損をしてしまい
逆に知っていれば数万~数十万得をします。
大切な自分のお金だからこそ
守る術を身に付けておきましょう。
ということで今回は
「退去費用を安くする方法」
について解説します。
✅退去費用とは
![](https://assets.st-note.com/img/1655635537316-e96ihihJGT.jpg?width=1200)
「そもそも退去費用って何ですか?」
という人もいるでしょう。
退去費用とは現状回復費用のことです。
退去する際に
"自分で汚したり、壊した分はもとに戻そう"
ということです。
ただし、
現状回復とは借りた時の状態に戻すわけではありません。
普通に生活して発生してしまう痛みや汚れは除きます。
それ以外で与えてしまったダメージについて
復旧する費用を負担するのが原状回復費用です。
✅なぜ退去でぼったくられる?
![](https://assets.st-note.com/img/1655635545273-J6ccxPVfOa.jpg?width=1200)
退去でぼったくられるのは
オーナーや管理会社が儲かるからです。
オーナーの場合、
入居者に負担させることで
部屋をリフォームしたりできるので
オーナー側の負担が減ります。
管理会社の場合、
管理業務では儲からないので
退去者に多めに請求して
儲けを出そうとする場合があります。
さらに
管理会社が立会いを外部委託しているケースもあります。
業者に委託している場合はぼったくりが多いです。
不動産業界は情報が閉鎖的なので
ぼったくりが起きやすい業界構造になっています。
大手や有名企業でも安心できません。
だからこそ、自分で知識を身に付ける必要があるのです。
✅退去費用を安くできる理由
![](https://assets.st-note.com/img/1655635561451-ni28dGA841.jpg?width=1200)
「本当に退去費用って安くできるの?」
と思う方もいるでしょう。
安心してください。できます。
しっかり知識を身に付けて対処すれば
無駄な出費を避けることができるのです。
1️⃣自然損耗は含まない
![](https://assets.st-note.com/img/1655635238815-ZDuxGcx1ib.png?width=1200)
退去時に入居者が負担すべき範囲は
故意・過失によって損耗した部分だけです。
自然損耗によってできた痛みや汚れは
家賃に含まれているので原則大家が負担します。
2️⃣残存価格のみ負担すればよい
![](https://assets.st-note.com/img/1655635256682-gWZgPs07Pt.png?width=1200)
故意・過失によって傷つけた箇所に関しても
新品価格を負担する必要はありません。
残存価格で負担すればよいのです。
残存価格とはその商品に残っている価値のことです。
耐用年数以上使っている場合は
価値がないと判断されるため
負担する必要はなくなるのです。
たしかに考えてみれば当たり前ですよね。
価値のないものにお金を払うのは無駄なので
引っ越しの際は必ず耐用年数を確認しましょう。
3️⃣壊れた箇所のみ負担すればよい
![](https://assets.st-note.com/img/1655635272161-GNdoCUzbHQ.png?width=1200)
残存価値が残っているものでも
傷をつけた部分だけ負担すれば問題ありません。
フローリングを1箇所傷つけてしまった場合は
その1か所のみを負担すればよいのです。
全面張り替えする必要はありません。
全面張り替えを要求してくる業者には注意しましょう。
4️⃣過失の傷は火災保険で回復できる
![](https://assets.st-note.com/img/1655635289575-GzPM015Cke.png?width=1200)
自分の過失で付けてしまった傷は
火災保険で回復することができます。
家を借りるときには
必ず火災保険に入っていると思いますが
家が燃えてしまった時以外にも使えます。
ほとんどの場合は適用になるにも関わらず
知らないから使っていないだけなのです。
しかも、
火災保険は何回使っても保険料は上がりません。
せっかく保険料を払っているのだから
活用しないと勿体ないですよね。
ただし、火災保険は入居中でないと使えません。
退去するタイミングでは使えないので
傷をつけた時に都度連絡して
直しておくのが良いでしょう。
5️⃣特約は無効な契約が多い
![](https://assets.st-note.com/img/1655635314548-nqgeCnOnSp.png?width=1200)
・ハウスクリーニング代金
・鍵交換代
・美装代
これらを請求されて
10万近く払ったというケースもあります。
これらの特約に記載されている契約は
ほとんどが無効になります。
原状回復はあくまでも借主が故意や過失で
壊してしまった箇所を負担するものです。
次に住む人のための費用は認められません。
それは大家が負担するものです。
ただし、
特約で借主と大家が合意していた場合
問題ないってことになります。
これを逆手に取り、
特約に記載しているケースが多いです。
特約のほとんどは無効なので
指摘して交渉しましょう。
⌚1分で読み終わる記事要約
✅退去費用とは
退去費用とは現状回復費用のこと。
現状回復とは借りた時の状態に戻すわけではない。
故意・過失によって付けた傷のみが対象となる。
✅なぜ退去でぼったくられる?
オーナーや管理会社が儲かるため。
不動産業界は情報が閉鎖的なので
ぼったくりが起きやすい業界構造になっている。
✅退去費用を安くできる理由
1️⃣自然損耗は含まない
入居者が負担すべき範囲は
故意・過失によって損耗した部分だけ。
2️⃣残存価格のみ負担すればよい
故意・過失によって傷つけた箇所でも
新品価格を負担する必要はない。
残存価格で負担すればよい。
残存価格とはその商品に残っている価値のこと。
3️⃣壊れた箇所のみ負担すればよい
残存価値が残っているものであっても
傷をつけた部分だけ負担すれば問題ない。
4️⃣過失の傷は火災保険で回復できる
自分の過失で付けてしまった傷は
火災保険で回復することができる。
ただし、火災保険は入居中でないと使えない。
5️⃣特約は無効な契約が多い
特約に記載されている契約はほとんどが無効になる。
次に住む人のための費用は認められないため。
読者の皆様、いつもありがとうございます😊
また次回の記事でお会いしましょう✨
📚合わせて読みたい記事
「引っ越し費用」について詳しく知りたい方は
コチラの記事もチェックしてみてください😊
📖参考文献
今回参考にさせていただいたのはコチラです
興味ある方はぜひご覧ください✨
💚スキしてくれた人
スキしてくれた皆様ありがとうございます!
これからもよろしくお願いいたします🤣
記事の内容を毎日ツイートしてます!
良ければフォローお願いします!🤝