どうしてもドライで受動的なスタンスが出てしまうのです。
集団で何かイベントごと(飲み会や打ち上げなど)をしたとき、その終了後に会場の出口でたむろして皆と別れを惜しむ時間を経験したことがある人は多いのではないだろうか。
私は、このときの時間と空間を、いいなと思うときもある反面、非常にドライに捉えている側面もある。
確かに余韻を味わうという意味で気持ちはわからなくもないが、私の根本にある感覚としては、イベントそのものは会場の内部で終わっているのだから、外に出てまでそれを続ける必要があるのか?とか思っている気がする。
だから私は、イベント終了後に平然とすんなり帰宅したりすることもあるのだが、そういうときには大体、一緒に参加していた人から翌日に「何で先に帰っちゃったの?」と言われることがよくある。
ここの基本的な感覚が他人とずれているなぁと思う。
みんなでガヤガヤすることに、まぁいいかと思って付き合うことはあるが、それを気にしなければ平然とその場を離れることができてしまう人間なのだ。
余韻を味わう感覚が乏しいというか、何事も仕事っぽくドライにこなしてしまうというか、切り替えが早いというか、そういう感じなのかもしれない。
この感覚は結構不思議で、良く作用する場合もあれば悪く作用する場合もある。
加えて、全然主体的な態度ではないな、とも思う。
それは、そのガヤガヤ空間において、もし周りに引き止められたら残る、引き止められなければ帰る、というスタンスを取っているからだ。
こういうドライで受動的なスタンスが出てしまうところにも、根本の人間性が表れているような気がして、ちょっと複雑な気持ちだ。
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