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【シン・アジャイル】ふりかえりアンチパターン特集

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シン・アジャイルコミュニティのナレッジ共有マガジンです。 第1回目の特集は、「ふりかえりアンチパターン」です! このマガジンに記事をまとめてもいいという方は、ぜひ以下のハッシュ…
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#レトロスペクティブ

ふりかえりアンチパターン「スクラムチーム揃ってなくない?」

タイトルがすべてを物語っちゃっている。スクラムは「スクラムチーム」によって実践されるフレームワークだ。当然そのイベントのふりかえりでもチームの全員が揃っていたほうがいい(なぜには後で触れよう)。でもこれが私の過去の体験から言えばできていないケースもままあった。なので「今後はそれはよくないのでみんなで集まって頑張りましょう!」で終わってしまうのも何も学びが無いので、シンアジャイルコミュニティのキーワードでもある「文脈」を意識して書いてみる。ということで今回の記事はシンアジャイル

ふりかえりのはずが地獄の反省会

今日は「ふりかえりアンチパターン」ということで、過去に起きたふりかえりに関わる良くなかった出来事を書いてみようと思います。 あまり詳細に書くと関係者の目に触れかねないので、けっこうオブラートに包んでみますが基本的にはノンフィクションです。 当時、発生させてしまった悲惨な「ふりかえりとは呼べないもの」についての話を簡単にではありますが書き留めてみます。 #シンアジャイル#シンアジャマガジン#ふりかえり#アジャイル#アンチパターン#レトロスペクティブ その背景対象となる開発

KPTの不吉な臭いにはふかかえりを

シン・アジャイルコミュニティで「ふりかえりアンチパターン」についてnoteを書く企画があります。 そこで、今回、定期的に行っているふりかえりに、最近、オプションで行っている「ふかかえり(深返り)」について、記事にしました。 なお、今のチームでふりかえりをして5年以上たち、KPTボードを変更してきました。変更した変遷は、「KPTボードはチームの成長と共に変わる~KPTボードに楽しくなる仕組みを入れました~」を参考にしてください。 KPTの不吉な臭いふりかえりを続けてきて、「

まだ「ふりかえり」の大事さに気づけていない組織の会議

シン・アジャイルコミュニティの「ふりかえりアンチパターン」についてnoteを書く企画に参加しようと、いわゆる「ふりかえり」をやっていなく、その大事さに気づけていない組織の様子から何か参考になることはないかと考えてみました。 それは危機感から始まった「ふりかえり」の大事さに気づけていない組織で、「ふりかえり」とは言っていないのですが、「ふりかえり」のような会議を開催することになりましたので、その時の様子について書きます。 回りくどい言い方で、スミマセンm(_ _)m それは

ふりかえりの問いを「ひとくちサイズ」にする

アジャイルなチームを目指して、ふりかえりをやるぞ、まずはKPTだ!と取り組んでも、なかなか場が盛り上がらない。という経験はあるのではないでしょうか。 数々のチームを支援するなかで、特にふりかえりに取り組み始めて間もない状況では、こういった状況をよく見てきました。 そんなとき、簡単な取り組みで、少し前進できた例をご紹介します。 取り巻く状況 アジャイルな取り組みをし始めたばかり ふりかえりに慣れていない とりあえずKPTのフレームを使ってやってみている 起きていたこ

【子育てxアジャイル】ふりかえりアンチパターン?

さて、本日は子育て現場における「ふりかえり」の実情と、今回の実践から得た「ふりかえりのアンチパターン」についてレポートしていきたいと思います。 我が家における文脈まず、本題に入る前に、我が家の状況をお伝えしておきます。 我が家のチーム構成 我が家の家族構成は、私・妻・息子x2人というメンバー構成です。今回の主役となる息子たちのペルソナ像は、以下のとおりです。 我が家における課題 そんな我が家の子育て現場における課題とは、ズバリ「兄弟ゲンカ」です! これまでやったこ

ふりかえりアンチパターン「とりあえずKPT」

ふりかえりを知るものでKPTを知らぬものはないふりかえりの代表的なプラクティスは?と問えば、多くの人が「KPT」と答えるのではないでしょうか。「プロジェクトファシリテーション実践編ふりかえりガイド」でも代表的なフレームワークとして紹介されてますし、私がふりかえりという概念に初めて触れた10年前は「ふりかえり=KPT」くらいの印象を持っていました。 近年では「ふりかえりガイドブック」などKPT以外のプラクティスに触れられる良書も多く、以前ほど「ふりかえり=KPT」という印象は

ふりかえりの主役は誰?

はじめにこんにちは、スクラムマスターでシン・アジャイルコミュニティメンバーのyama_sitterです。 今回は私がスクラムマスターを担って間もない頃の「ふりかえりにおける失敗談」を書かせて頂きました。 シン・アジャイルコミュニティ発の企画で色々な方の体験談を集めており、その1つの事例になればいいなと思っています。 この記事でお伝えしたいのは以下の2つです。 ふりかえりの主役は「チーム」 スクラムマスターは焦らず、場作りに集中する 「当たり前のこと」と思う方もいるか