dora_e_m

ソフトウェアエンジニア、3児の父。 プログラミングなど具体的なインプリメンテーションではなくチームビルディングや自己の成長戦略など、経験から語れることを語ろうと思います。脱線もしていきたい。

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ソフトウェアエンジニア、3児の父。 プログラミングなど具体的なインプリメンテーションではなくチームビルディングや自己の成長戦略など、経験から語れることを語ろうと思います。脱線もしていきたい。

マガジン

  • アジャイルチームによる目標づくりガイドブックができるまで

    2024/07/22出版の「アジャイルチームによる目標づくりガイドブック」の制作裏話をまとめています

  • DevLOVEのノート

    • 157本

    開発現場と越境する人のためのコミュニティDevLOVEのNoteです。イベント告知、案内、関係者のnoteを投稿していきます。

  • くれない note

    • 7本

    「くれない」に染まったこの俺を慰める奴はもういない・・・。

最近の記事

エンジニアリングマネージャー、技術とマネジメントどちらから登るか

エンジニアリングマネージャーの育て方本日(2024/11/19 いいいくおの日)に開催されたEMゆるミートアップで、「2人目EMをどう育てるか」という話が盛り上がりました。 私がマネージャーになったばかりの頃は、エンジニアとしてキャリアを積んでマネージャーになるパスがほとんどだったように思います。最近ではマネジメント適性を見込まれて早い段階でEMになる、または自身がEMを目指すというケースが増えてきている感覚があります。 エンジニアから登るエンジニアとして実績を積み、その

    • TypeScriptは門外漢だけどTSKaigi Kansai 2024に参加したら学びだらけでテンション爆盛りになった

      TSKaigi Kansai 2024に行ってきました私が所属しているカケハシがGoldスポンサーとして参加しているTSKaigi Kansai 2024に参加してきました。 メンバーにはたくさんセッションを見てほしいけれども、ブースに張り付きになっちゃうとあまりセッションを見るのが難しくなります。じゃあなるべく自分がブース要員になろう!という気持ちで参加しました。 ブースは大盛況!!941さんと一緒に、どういう配置にしたら足を止めてもらいやすく、かつカケハシに興味をもって

      • あなたは「ありがとう」を言葉にしていますか?

        「ありがとう」の力ありがとうと伝えること、感謝することには大きな力があります。 その行動は望ましいものであった、というフィードバックになります。温かい気持ちが生まれ、モチベーションが湧いてきます。そして感謝は周囲にもポジティブさをもたらし、輪が広がってゆきます。 アジャイル開発の「ふりかえり」では感謝を伝えるためのプラクティスがいくつか存在します。このように、ビジネスの場では、意識的に感謝を伝えることが大切であると認知されつつあるように思います。 予想外のことは感謝を集めや

        • 惑ってばかりの不惑〜40代最初の一年をふりかえる #HappyBirthday私

          誕生日です(1年ぶり41回目)41歳になりました。 去年までは、その年齢でのふりかえりと意気込みをnoteに書いていました。 今年は、10月頭に転職してから1年のふりかえりのnoteを書いたのと、マネージャーとしての10年ちょっとをふりかえるnoteを書いたばかりです。なので仕事面でのふりかえりはそちらにまかせ、本稿ではいつもより内面寄りでふりかえってみようと思います。 生活のリズムが変わった40歳になってから、家で過ごす時間がグッと増えました。フルリモート・フルフレッ

        • エンジニアリングマネージャー、技術とマネジメントどちらから登るか

        • TypeScriptは門外漢だけどTSKaigi Kansai 2024に参加したら学びだらけでテンション爆盛りになった

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        • アジャイルチームによる目標づくりガイドブックができるまで
          13本
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        記事

          マネージャー歴10年をふりかえって気づいた、成長のターニングポイントと習慣

          これは何?2013年に初めて「マネージャー」と冠されたロールを担うようになり、気がつけば10年以上「◯◯マネージャー」として過ごしてきた筆者が、そのキャリアをふりかえった文章です。何が自身の成長につながったのか、に焦点をあてています。 なぜnoteに書くの?個人的なふりかえりなのでチラシの裏にでも書いておけばいいのですが、◯◯マネージャーの道を歩む・これから歩む人にとって役立つ可能性があると考え、公開することにしました。 なぜこのタイミングで?初めてマネージャーになったの

          マネージャー歴10年をふりかえって気づいた、成長のターニングポイントと習慣

          2つ目のプロポーザルで登壇チャンスを引き寄せる

          プロポーザルを書くということプロポーザル、書いてますか? このnoteをご覧になっている方は、おそらく技術カンファレンスで登壇枠を獲得するためにプロポーザルを書いたことがあるか、これから書こうと思っているのではないでしょうか。 私自身、日々業務で取り組んでいることや気付いたこと、多くの人に届いてほしい自分の考えを発信するために、様々なカンファレンスでプロポーザルを出しています。 その経験をもとに、プロポーザルをどうやって作るか、どうやって通りやすいものにしていくか、につい

          2つ目のプロポーザルで登壇チャンスを引き寄せる

          ミーティングだらけのカレンダーをスッキリ整理する簡単な方法

          カレンダー埋まっていませんかふぇぇ…一日中会議に明け暮れて気がついたら夜だよぉ…そんな経験はないでしょうか。 キャリアを重ねていくと責任範囲が広がっていきます。責任範囲が広がっていくと、様々な情報共有や意思決定のためにミーティングが増えていきます。気がつけば一日中ミーティング。新しいことを始める余力なぞ午睡の夢、という状況に陥っていきます。ああ、時間がない。 これまで「ミーティング減らそう!」という主張はしてきたけど、そういえば肝心の「どうやって減らすか」についてはまとめ

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          YAPC函館2024 OPEN THE FUTUREに参加してきました

          初のYAPC私が所属するカケハシがPlatinum SponsorとなったYAPC函館に、ブーススタッフとして参加してきました。 前夜祭から熱気がすごい本編は土曜日開催なのですが、前日にはrejectcon(本編では採択されなかったプロポーザルで構成されたミニカンファレンス)を含む前夜祭が開催されました。 ガバクラの話などアツい技術トークが連発されるrejectconは大盛りあがり! 残念ながら現地登壇が難しくなったあらたまさんのセッションは、YAPCで参加者同士の交流を

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          15年ぶりの転職〜カケハシでの1年間をふりかえる #在職エントリ

          1年経ちましたカケハシにジョインしたのが2023年10月1日。これを書いている2024年9月30日で、丸一年働いていたことになります。あっという間だったような、もっと長い時間を過ごしてきたような不思議な感覚です。いい機会なので、この一年間で得た学びや所感をふりかえってみようと思います。 EMとしてどうだったかマネージャーというのは、成果がわかりづらいロールです。「あのひと何やってるかよくわからないよね」と言われがちな存在です。また、マネージャーが仕事を円滑に進めるには、周

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          Developers Summit 2024 Summerでベストスピーカー賞(2位)を受賞しました

          ベストスピーカー賞!!本日(2024/09/17)、Codezine編集部より「Developers Summit 2024 Summer アワード」の各賞の受賞者が発表されました。 ありがたいことに、ベストスピーカー賞(2位)を受賞しました! 夏サミにおける私の目標今回の夏サミでは、「参加したエンジニアが目標達成めがけてアジリティ高く前進していけるという自信をもつ」というObjectiveをかかげていました。 その目標が達成されたことを示す成果指標としては、「夏サミのベ

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          海外カンファレンス登壇に向けて準備したことの備忘録

          このnoteは何?先日、ベルギーはアントワープで海外カンファレンスDevOpsDays Antwerpに登壇してきました。自分にとってはすごく刺激的な体験で、多くの人に同じような体験をしてほしいと思っています。 ですが、以前の自分がそうだったように、海外カンファレンスへの登壇や参加はハードルが高いもの、自分には関係ないものだと感じている人は少なくないでしょう。そういった人たちが「ちょっとやってみようかな」と思い立った時に背中を押すものになればと思い、本稿を記します。 前提

          海外カンファレンス登壇に向けて準備したことの備忘録

          devopsdays 15 year anniversary celebration: Antwerpで登壇してAARRR!って叫んできました

          海外カンファレンス初参加&初登壇以下のnoteでも言及したとおり、ベルギーはアントワープで開催されたDevOpsDays 15 years anniversary celebrationに参加&登壇してきました。 このnoteではイベント自体、そして自分の登壇について紹介します。 Day0DevOpsDaysが開催される前日には、グローバルのDevOpsDaysオーガナイザーが一同に会するカンファレンスが開催されていました。その参加者と本編のスピーカーで交流するディナーで

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          ユーザー、チーム、プロダクトと向き合えているか〜アジャイルなプロダクトづくりを読んで

          アジャイルなプロダクトづくりカイゼン・ジャーニーから始まり、正しいものを正しくつくる、チームジャーニーなどアジャイルを起点にしたものづくりについて数多く執筆してきた市谷さん。 最新作はその名も「アジャイルなプロダクトづくり」。これまでの市谷さんの発信の集大成的なものを感じさせるタイトルであり、しかも久しぶりのストーリー形式の1冊ということで、出版を心待ちにしていました。 一読を終えての感想としては、「不確実性をともなう(≒新規性のある)プロダクトづくりに関わる人はロールに

          ユーザー、チーム、プロダクトと向き合えているか〜アジャイルなプロダクトづくりを読んで

          devopsdays 15 year anniversary celebration: Antwerpで登壇します

          DevOpsDaysの15周年東京でも開催されているグローバルイベントのDevOpsDaysは、15年前にベルギーで始まったそうです。 15周年という記念すべき年に、なんと登壇させていただくことになりました! 初の海外カンファレンスRSGTやDevOpsDays Tokyoでは、諸先輩方が「海外カンファレンスを、自分のその目で見てきてほしい」とよくおっしゃっています。 漠然と興味は持ちつつ、いつか行けたらいいな、とぼんやり考えていたらその「いつか」が突然やってきました。し

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          「左利きの歴史」が教える、気づいていない身近なマイノリティへの偏見

          左利きの人間が「左利きの歴史」を読むSNSで見かけた「左利きの歴史」という書籍を読みました。自分自身が左利きだということもあり、当事者として「偏見はいかにして生まれ、解消されたか」を知りたかったからです。 もしかしたら、右利きの方(本稿をお読みになる多くの方はそうでしょう)は「左利きへの偏見?そんなものあるの?」と思われるかもしれません。蔑称で呼ばれたり、あからさまに忌避されたりといったことは、確かに近年はありません。けれども、社会のそこかしこに偏見の残滓が横たわり、ちょ

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          エンジニアリングマネージャーの帽子で『アーキテクトの教科書』を読む

          アーキテクトの教科書2024年07月22日に翔泳社より発売された、「アーキテクトの教科書」。書店でも平置きされているところをよく見かけるので、多くの人に届いている一冊でしょう。 本書の対象は以下のとおり。エンジニアリングマネージャーの中でもマネージャーに特化している私は、ど真ん中の対象読者ではありません。 では、なぜ本書を手にとったのか。日々エンジニアリングマネージャーとして働く中で、あらためてアーキテクトの基本的な知識をおさえておくとより柔軟に動けるのではないか、とい

          エンジニアリングマネージャーの帽子で『アーキテクトの教科書』を読む