百聞は一見に如かず コーチング講座体験談
最近noteブログ内でも、目にする機会が増えている「コーチング」。ずっと気になっていたのですが、いきなり講座の門を叩くには、メンタル的にも敷居が高そうに感じていました。
というわけで、まずはコーチング無料講座からスタート。その時の体験談をつらつらと記してみようと思います。
いきなりのマンツーマン講座!!
自分の住んでいる場所が、地方の小都市エリアという状況もあり、普段からコーチング講座に参加される方は少ないとの事(講師談)。結局、生徒は私ひとりのマンツーマンコーチングとなりました。
コーチング講座というよりは、半分の時間は私からの質問コーナー+講師の雑談話になっていた気がします。
おかげさまで無料講座ながら、アレコレ知識を深堀りする事ができました。 笑
◆コーチングとは?
クライアント自身で考えたり、気付いたり、行動したりするのが苦手な人、いわゆる動けない人に対して、自発的行動を手助けする為に、コーチが後押しすることを表します。
ちなみに以前、コーチング関連本で予備知識を得ていた事も、今回の講義を理解する上でかなり役立ちました。コチラ↓
・オウム返し
相手に安心感を与える方法として挙げられたのが、゛相手と同じ言葉を繰り返す゛です。
語尾だけでも繰り返してよいし、「そうだよね」などの文に置き換えても良い。
・相づちを意識する
相手の話に合わせて、声の大きさやトーン、ジェスチャーなど無意識できることが望ましい。
ほんのさわりだけですが、聴くという動作だけにおいても、これらを意識するだけで人とのコミュニケーションが円滑に進められることを教えて頂きました。
コーチングでは 答えを教えてくれる訳ではない
講師からの話で興味深かったものをピックアップすると
①コーチングを誤った認識として捉えている人が少なくない
②独自の風潮や文化の影響もあり、なかなか日本ではコーチングが定着しにくい事情がある。
①は、とても意外でした。どうやら、スポーツ(部活)のコーチのようなイメージを持たれている方が多いようです。
その為、クライアントにとって明確な解答を教えてもらう為に、受講を希望する方がいるとの事。
しかしコーチングとは、クライアント自身で答えを発見することが最大目的なのです。
カウンセラーとは → クライアントの心の内側をすっきり整理させる
コンサルティングとは → クライアントに対して答えを提示する(A or B or C)
コーチングとは → クライアントの内側に持っている答えを自身で見つけてもらう
ざっくり説明ですが、コンサルティングとコーチングとの混濁、解釈違いが大きな原因のようです。
②は、コーチングの歴史も関係しています。日本で定着し始めたのは、2000年以降のようですが、欧米では、1980年代以降にはすでに確立されつつあった模様です。(起源は1800年代半ばの英国という説がある)
日本で定着が遅れたり、今でも認知度が低い理由として挙げられていたのが、年功序列から成り立つ社会の人間関係が大きいようです。
先輩が後輩を指導するというシステムが生活に根付いている弊害で、コーチングという第三者目線での教育は、多くの人がイメージしづらいようなのです。
他にも日本社会は失敗には寛容的で無いために、多くの人は怖くて、自分から新しい一歩を踏み出せない姿勢も、大きな要因との事。(←これが一番の要因ではないかと感じました。)
海外生活を経験した者からすると、なるほどなー!大変納得いくの理論でした。
深堀りしてみるのも面白いかも!?
元々、自分は人間関係の構築があまり得意ではないという認識はありました。
以前受けたストレングスファインダーでも、予想通りの結果が出ました。こちら↓
今は、自分自身の感情を少しでもコントロールできるように(暴走しないように)、心理学を勉強したり、我流ながらマインドフルネスに挑戦したりと、日々試行錯誤中です。
そんな中で、今回講師から、コーチングにも心理学やマインドフルネスに共通する世界観があるとの言葉をいただきました。(宗教や禅にも通ずる部分があるらしいです)
「皆、登山口は違うけど、目指す頂きは一緒なのです」とは深い哲学だなと感じました。コーチング、一度挑戦してみる価値は有りそうです。
以上が、私のコーチング講座体験談です。
ここまで、ご愛読ありがとうございました
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