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「新型コロナとワクチン知らないと不都合な真実」を読み終えて

トモーロです。

今回は、先日まで紹介していた「新型コロナとウイルス知らないと不都合な真実」という本を読んで私が感じたことを書くアフターnoteです。

いよいよ、我々一般人にもワクチンの接種が開始したわけですが、この本を読んでいて、まさに日本人であるがゆえの問題もあるのではないかと感じましたので紹介します。

それではいきましょう!


【ゼロリスク志向が強すぎる】

この本でも書いてあったが、「日本人はゼロリスク志向がつよすぎる」と言われており、本当にその通りだと思った。

今回のワクチンに関しても、私たち人類が求めている究極系は「副反応がでず、打てば一生感染しないワクチン」ですよね。

こんなものがあったら誰だってほしいし、コロナになったとしてもここまで大騒ぎにならない。

しかし、前例のないウイルスのためそんなワクチンはそもそも無理な話である。にもかかわらず日本人はこの考えを全く妥協をしないように思える。私自身もワクチンと聞いても「えっ?副反応があるのか!」と反応してしまう。

日本がそうしている間に、アメリカやフランスなどではどんどん経済を回復させている。リスクへの考え方をやはり改めるべきだと思った。


【リスクは避けずに上手く付き合う】

リスクとはどのように向き合えばよいのか。それは、自分自身でセーフティネットを作ることが大事。

例えば、転職について考えてみる。転職はしたいけど今よりも状況が悪くなってしまったらどうしようと考えてしまう方が多い。リスクから先に考えてしまう。

もしリスクが怖いのであれば、自分自身が許容できる範囲でセーフティネットを張っておく。転職に失敗したとしても「最悪実家に帰ればいい」「現在の会社に在籍しながら転職をすればいい」といったようなものを用意しておく。

つまり、自分で許容できる範囲で「最悪こうすればいい」というものを用意しておいて、挑戦する機会を増やした方がいいのではないか。

どうしても私たち日本人は、挑戦するといったときリスクから考えてしまいがちであり、結局リスクを背負いたくないからその場から動かないという選択をしてしまう。

しかし、この変化が激しい時代においてその場にとどまることの方がリスクである。


【他責思考になるな】

さいごに、今回のワクチンの勉強で学んだことは他責思考になってはいけないということ。

ワクチンの話についても大半の人が知りたがっていることは、「結局ワクチンは効くのか、効かないのか」といったような白黒はっきりつけたがる議論である。

「絶対に正しい」ということを探し求めすぎているように感じる。仮に「ワクチンは効きますよ」と専門家や医療関係者の人が言ったとして、それを鵜呑みにした人が副反応が出たとき。「あなたが効くと言ったから打ったのに」ということが目に見えて分かる。

しかし、ワクチンを打つか打たないか最終的に決断するのは自分自身である。他責思考になってはいけない。

リスクをしっかり理解して、そのうえで自分自身で考え最終的に決断する力こそが重要であり、これからを生きていくうえで必要な力なのではないか。

これまでは過去の前例がヒントになったり、過去に答えが出てたいたからそれ通りにやっていれば解決したかもしれない。だから、すぐに白黒ハッキリつけ、正しい答えを求める癖がついている。

しかし、これからを生きていくうえで誰も経験したことがないようなことが急に起こるような世の中において、ある程度のリスクはつきものである。

重要なのは、リスクとうまく付き合いながら挑戦の回数を増やすこと。これを忘れずに過ごしていきましょう。


ここまで読んでいただいてありがとうございます。この「トモーロの部屋」noteでは皆さんの学びのきっかけになるような記事、そして仕事に役立つような記事を中心に書いています。

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トモーロ
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