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流れをつかむ日本史「江戸時代 前編」

トモーロです。

今回の流れをつかむ日本史、江戸時代に入っていきます。

前回、徳川家康の難癖から始まった石田三成VS徳川家康の戦い、関ヶ原の戦いは手紙作戦によってみごと勝利を収めた徳川家康。

家康はその後江戸に幕府を開き、政治の実権を握ります。

しかし、黙っていない豊臣軍。はたしてどうなるのでしょうか。

さっそく見ていきましょう!


<見た目でわかる優秀さ>

関ヶ原の戦いで勝利した徳川家康は、江戸に幕府を開いて実権を握るようになります。

「まあ、関ヶ原で石田三成を倒せば豊臣軍はもう反抗してくることはないからな。これでワシの好きなようにできるな」

「どれどれ、久しぶりに豊臣秀頼くんに会いに行くとするか。」といい、19歳になった豊臣秀頼に会いに行ったときでした。

19歳の秀頼に対面したとき、超優秀そうな青年に成長しており、家康はあいつを生かしておいては、私の将来はないと危機感を覚えた。

そこで、あの秀頼を生かしておくわけにはいかない。早めにつぶしておかないとまた豊臣政権になってしまうと考えた家康。

家康は、この時70歳であったが豊臣家を滅ぼそうと決意する。しかし、戦いを起こすきっかけがない。

そこで、家康は得意の難癖を発揮。当時豊臣家が再建する方広寺の鐘に刻む文字の中に自分を呪う文字あると難癖をつけます。

最初は、徳川さん何を言ってるんですか状態の豊臣家。しかし、これに対し、豊臣家をつぶしにきてるのではないかと察知するが確信がない。

徳川に対して抵抗する姿勢を見せる。これに対して、徳川方は大阪城の周囲を包囲する。しかし、ここは豊臣方が城の周りの堀を埋める事でおさまった。(大阪冬の陣


<家康大ピンチ、大坂夏の陣>

大坂冬の陣では、豊臣方が城の周りの堀を埋めることによって丸く収まったように思えた。

しかし、これは徳川の陰謀であり、見せかけだけの和睦であった。抵抗してきたときのためにもう一つの懸念事項が豊臣方の浪人であった。

そこで、家康は「ちょっと、お前らの元にいる浪人たちを全部追放しないとダメだよ」と主張してくる家康。

これで完全に気づく豊臣方。「これは、私たちの軍事力を低下させ、確実に殺そうとしている。」と気づいた豊臣方は徹底抗戦を決定します。

そして、案の定攻めてきた徳川軍と大阪城周辺で激しい戦闘を行ったのである。(大阪夏の陣

ここで活躍するのが大河ドラマにもなった真田幸村(さなだゆきむら)である。

この戦いは、圧倒的に徳川が有利の状態から始まった。豊臣軍は、いわゆる死を覚悟した兵ということ。

死を覚悟した兵は強い。その中でも家康本陣まで行き、ギリギリまで追い込んだのが真田幸村であった。

「この戦いは完全にこっちが勝つからね」と思っていた家康、まさか幸村が本陣までたどり着くとは思っていなかったため、慌てる家康。

あまりにも真田幸村が率いる大軍が襲ってきたことに恐怖を感じた家康は「もうだめだ。俺はここで腹を切る」と二度ほど叫んだという。

幸運にも仲間の後援によって勝つことができた家康。ギリギリ豊臣家を滅ぼすことができた。なんとも運の強い男。


<江戸幕府の初期は武断政治>

大坂夏の陣に勝利した家康は、本格的に政治を行っていきます。家康から3代徳川家光(とくがわいえみつ)までの政治は武断政治であった。

具体的に何を行ったのか、まず最初は土地問題です。これまでもずっと課題でしたよね。

家康は関ヶ原の戦い以降に私に従った大名は、遠くに飛ばすということを行いました。

辺境の地へ配置転換をし、そのうえで天領や譜代大名を配置し監視体制を整えていきました。

また家康は、江戸や大阪などの要所周辺には親藩(徳川家の親せき)や譜代大名を置き守備固めを行う。

次に行ったのが一国一城令によって、ひとつの土地で本城を除いたすべての城を取り壊し、違反したところは次々に取りつぶしという制度ができた。

また、大名たちがお金持ちになるとどうせ反抗して争いが起きると考えた幕府は参勤交代によって大名の財力を削減します。江戸までパレードであいさつに来てねというやつですね。

このような武断政治のせいで農民たちは怒り爆発。やりすぎだという人たちが集まり由井正雪の乱がおきる。


<まとめ>

いかがだったでしょうか。今回の流れをつかむ日本史は江戸時代の前編を書いていきました。

ようやく実権を握った徳川家康、江戸に幕府を開くがあまりの武断政治に農民を怒らせてしまいました。

大坂夏の陣では、真田幸村の軍勢にいちどは自殺しようと考えた家康であったが幸運にも勝利を収めていますね。

さて、ここから江戸幕府が約260年続くようですがなぜ続いたのでしょうか。また次回もお楽しみに。

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トモーロ
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