書評『成功の原則』
こんにちは!トモタメです。
今回はレイ・ダリオさんが書いた『成功の原則』を紹介します。
レイ・ダリオさんは1975年に創業したブリッジウォーター・アソシエイツというヘッジファンドを40年以上かけて世界最大のヘッジ・ファンドに育てた方です。
その方が考えている成功の原則がこの本に掲載されています。
何個か成功の原則はあるのですが、他の本でも聞いたことがあるものも多かったです。印象に残っているのは
例えば
夢+現実+決意=人生に成功する
自分の夢を実現することだけを考え、自分に影響を与える現実を理解するのは自分の仕事であり、どう向き合えばいいかを考える。それをゆるぎない決意でやる。
ただ、いかにそのシンプルな原則が自分の仕事や人生でできていないかというのを痛感させられたような気がしました。
私もあるのですが、1回躓いたら、結構そこで挫折してしまうことがありませんか?
躓いたときに思うことは、
・これをやり続けて意味があるのかなあ?
・いつ成功するのかなあ?
・しんどいなあ
などが挙げられると思います。
これらの言葉は、夢を達成したい!成功したい!というベクトルではなく、今のこのしんどい状況をいつになったら抜けられるのかなあというベクトルに変えます。
先ほどの原則で言うと、現実と覚悟が欠如いている状態と言えます。
現状こういったことが起きていることに対してどう向き合うか?
やりきるぞ!という覚悟が無い状態です。
これが難しいと思うのは、過去の人生で長期間努力をし続けた経験が無いからだと思います。私は文系で、人生で1番勉強した大学受験勉強でさえも1年半くらいでした。私は第一志望は合格できず、滑り止めの大学に合格しましたが、3月が来た時点で再度受験勉強をしようと思いませんでした。完全に燃え尽きてしまったのです。
仕事や人生の成功は1年や2年で達成するものではないと思います。なぜなら自分の夢は今の現実よりもはるかにレベルの高い生活水準や年収などを目標に置いていることが多いからです。達成したい成功によっては5年、10年かける必要もあると思います。
受験勉強より期間を長く、しかも仕事で思い描いている成功を達成できないのであれば、仕事以外の時間を割いて自己投資に励むことが重要です。
成功するには、そこまでの覚悟をする必要があるのかなと改めてこの本を読んで思いました。
この本にはシンプルですが、自分の中と向き合う成功の法則が他にもたくさんあります。自分が思い描いている成功があるのであれば、ぜひ、一度読んでみてください。
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