書評1 ランチ激安だけではなく、ロスゼロを目指すお店がすごい|「定食酒場食堂」の軌跡
どうも、ともぴです!
東京都にお住いのみなさん、ランチの価格帯はいくらですか?
500円以上している方、朗報があります。
ランチが288円で食べれる場所があると言ったらどうですか?
その場所は23区内の中にあるとしたら?
夢のような話ですよね。
それは、東京都内でランチ500円以上が当たり前の金額帯になっているためです。
外食するとき、ランチの相場の金額は700円~1000円になります。
1000円を超える場合は少し高級なところ、または強気な値段設定だとみられるものです。
ランチ相場の半分で食べることができるお店について、書いたものが以下の書籍になります。
定食酒場食堂というお店で、平日のランチ時間は人が並んだりします。
288円ランチである日替わり定食の内容は、
・ご飯、みそ汁おかわり自由
・生卵1個サービス
・おかず副菜付き
というもので、価格破壊と言っても過言ではないほどの至れり尽くせりっぷりです。
「これが288円!?!?」となった方、安心してください。
自分も同じでした。
「ここまで言うのであれば、味が微妙なんでしょう?」と思った方、安心してください。
とてもおいしいです。
お世辞抜きで、場所が近ければ毎日通っても飽きないほどです。
書籍 「定食酒場食堂」の奇跡 では、オーナーである天野さんにインタビュー形式で話を聞いた内容となります。
そこには天野さんの食事に対する思いがしっかりと詰め込まれています。
また、常連へのインタビューもあり、天野さんや定食酒場食堂の想いを聞けるのはリアルなレビューとして良いものでした。
定食酒場食堂のポイントは
・ランチの日替わり定食が安くておいしい
・メニューは壁に貼ってあり、昭和漂う懐かしい光景
・お客を「お客様」扱いしない
・常連システムがある
です。
メニューについて
定食酒場食堂の壁にはメニューや天野さんの小言が書いてあるものがずらっとあります。
「注文されてから作る」、机の下にある「ここにしかなメニュー」など多彩なものがあります。
ランチが安いだけではなく、他の物も価格に似合わないボリュームであるなど腹いっぱいになること間違いなしです。
常連を優先しお客様扱いしない
常連を優先するとは何か?
1つの例を挙げると、行列ができていても最初に案内してもらえることです。
定食酒場食堂は常連を大事にし、非常識なお客に対しては非常識に対応するなど人間味のあふれたお店になります。
ランチ価格などもあり、メディアに取り上げられる機会も増える分非常識なお客も増えます。
行列をすっとばして優先的に案内するなど最たる例ですね。
ただ、ここに天野さんや定食酒場食堂の想いがあります。
常連になると片づけだけではなく、新規のお客さんに色々教えたりするなど、お客様参加型のお店になっています。
お金を払っているから何もしない、ではなく、いつもお世話になっている定食酒場食堂のために行動する、という人が多いということです。
何故このようなお店の形をしているのか
どのような経緯から定食酒場食堂というお店ができたのか
天野さんの考えや思いが記載している「定食酒場食堂」の奇跡をぜひ読んでみてはいかがでしょうか!
また、お店に足を運んでみて実際にどのような風景であるかと己が目で確かめてみると新たな発見があるかもしれません。
◆お店情報はこちら
◆オーナー 天野さんのHP