なぜ私たちは「不満買取センター」に挑戦するのか。
はじめまして、Insight Tech CEO 伊藤友博です。
noteでははじめまして。Insight Tech CEO 伊藤です。
Insight Techは「声が届く世の中を創る」ことをVISIONに掲げています。「サイレントマジョリティ」、「声なき声」といった概念そのものをなくしたい。声が届きそこから価値が生まれる世界を作りたい。そんな想いでビジネスに挑戦しています。自己紹介ノートは以下をご覧ください。
私たちが運営する「不満買取センター」は世界で唯一不満を買い取る声のプラットフォームです(詳細は後ほど・・)。VOC(Voice of Cusutomer)から人の想いを炙り出す文章解析AI「アイタス」を活用した業務支援ツール「アイタスクラウド」も提供しています。
ビジネスのお話やAIへ込めた想いなどは追ってお話しするとして、まずは自己紹介を兼ねて、Insight Techが運営する「不満買取センター」についてお話しさせて下さい。
不満買取センターってご存知ですか?
「あなたの不満、買い取ります!!」
このキャッチフレーズで私たちInsight Techが運営するサービスです。
生活者が日常生活の中で感じるちょっとした不の気持ちをWEBやアプリを通じて買い取り、AIで査定をしてポイントをお戻ししています。会員の皆さまは500ポイントたまるとギフトカードと交換して頂けます(是非皆様もお気軽に登録下さいね)。
私たちは蓄積された不満のビッグデータを企業や自治体、政治家の皆様に届け、不満をプラスに変える活動を通じてビジネスを営んでいます。そこに文章を解析AI「アイタス」を活用しています。
バイアスがないオーガニックな不満の声は時代の”ちょっと先”の”スモールマス”を予感させるものばかりです。
そんな不満買取センター、2020年は多くのメディアで取り上げて頂きました。「ポイ活」文脈で取り上げて頂く機会が多く、おかげさまで多くの会員をお迎えすることができ、51万人を突破しました。不満の累積件数もまもなく2,000万件になろうとしています。
(例えば・・)TBSテレビ「この差って何ですか?」
【この差って何ですか?】不満がお金に変わるアプリ「不満買取センター」とは?(TBSテレビ)
いろいろあった2020年も年末ということで、想いの整理を兼ねて、不満買取センターに込めた想いをつづります。
皆さんからよく聞かれるこの質問へのお答えを兼ねまして。
「なぜこんな難しい事業をやろうと思うんですか?」
不満はイノベーションの種、そう思っています
不満があるということはその裏側には期待がある。
その期待に応えることができればマイナスをゼロにするだけじゃなくマイナスをプラスにできる。そう思っています。
生活シーンのなかの未充足な不満には改善のヒントだけでなくイノベーションの種が隠れていると思うのです。
寝る前の時間を素敵に過ごすベッド、ずれないこたつ布団。
甘さのないスティックコーヒー、口臭チェックするアプリ。
これからも不満の声から生まれたイノベーションで 世の中に新しい価値を生み出したいと思うのです。
【イノベーションの種をカタチにしていただいた事例】
インサイトテックの不満データが 味の素AGF(株)の新商品開発に採用
ライオン株式会社が提供する「口臭ケアサポートアプリ」を開発支援
不満は社会課題の縮図でもあります。
子育ての不満、教育の不満、介護の不満。
不満の中には今の社会が抱える課題が表現されている「社会不満」が数多く含まれます。
SDGs のようなグローバルの社会課題だけでなく、すぐ隣にある不満や不安の声に耳を傾け、そこに光を当てたい。
ボランティアやメセナというような概念を超え、そこにある不満や不安と真正面に向き合うことで、収益性と社会性が両立した新たなビジネスが生み出せるのではと思うのです。
【社会課題を政策立案に繋げていただいた事例】
政策課題、消費者の不満から探る インサイトテック(日本経済新聞社)
前橋市などAIで地域課題を発掘 市民調査を解析へ(日本経済新聞社)
つまり、声が届く世の中を実現したいのです。
「不満はイノベーションの種」、そして「不満は社会課題の縮図」。
その確信に共通するのは「声が届く世の中を創る」という夢です。
私たち Insight Tech が掲げるビジョンです。
「声なき声」「サイレントマジョリティ」。そんな言葉をなくしたい。
「どうせ言っても届かないでしょ」「結局私たちのことなんか聞いてもらえない」。こんな想いをしている人の声をしかるべきところに届ける橋渡し役になりたい。届けるだけでなく、課題を解決し新たな価値を生み出すマグネットになりたい。
難しい、だからこそ挑戦したいのです。
だから、私たち Insight Tech は不満買取センターという難しい事業に挑戦するのです。難しいし、「言うは易し」だし、時間もかかる。しかし心の底から必要と思える。だからこそ、言い続け、動き続け、走り続けたいのです。
と、こんな想いで不満買取センターを楽しく、運営しています。初回にしてかなり暑苦しい投稿でしたが、2021年もどうぞよろしくお願いします!