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世界一周バックパッカー旅

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3年半の世界放浪旅をした思い出を綴っています。
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2020年8月の記事一覧

旅に出る前に読んで欲しいおすすめの旅本7選

旅に出る前に読んで欲しいおすすめの旅本7選

旅に出る人にぜひ、読んで欲しい旅本がある。

たくさんある。笑

その中で自分なりに7冊に絞ってみました。

コロナで旅や旅行、留学、ワーホリに行けなくなってしまった人が大勢いると思う。

そんな人にも、どれか1冊手にとって読んで、少しでも旅の雰囲気が味わってもらえれば。

深夜特急言わずと知れた王道中の王道。

もう、沢木さんが旅した世界を経験することはできない。

当時の世界を記録した貴重なも

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[travel note #22]チェンマイの宿で出会ったアルゼンチン人のサンティアゴ

[travel note #22]チェンマイの宿で出会ったアルゼンチン人のサンティアゴ

※写真はチェンマイで泊まった宿のドミトリーの写真です。

バンコクからの夜行列車でチェンマイに到着したのは朝の5時ごろ、まだ空には薄暗さが残っていた。

眠りにつく前、あまりにも暑くてタンクトップ1枚になっていたら、夜中にあまりの寒さに目が覚めてバックからダウンジャケットを取り出してそれにくるまって再び寝ていた。

朝もまだ冷えたので、僕はダウンを着たまま列車を降りた。

昨日仲良くなった隣の家族

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僕が旅に出て変わったこと

僕は2012年から約3年半世界を旅していました。

旅に出て何か変わるのか。

旅に出て何かいいことはあるのか。

そこについて書きたいと思います。

ミニマムを好むようになる僕はインドでバックパックを盗まれました。笑

そのおかげで、少ない荷物で旅をする喜びを知り、それ以来は少量の荷物で旅をするようになりました。

20ℓ7kgの荷物だけで人って生きていけるんだって知ってからは、日本に帰国しても

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[travel note #21]チェンマイまでの道中、言葉の通じない姉妹と心を通わす

[travel note #21]チェンマイまでの道中、言葉の通じない姉妹と心を通わす

バンコクの快適な生活を後にして僕はチェンマイへと旅路を進めた。

バンコクのフアランポーというなんだか丸くて優しい響きの駅からチェンマイ行きの夜行列車に乗った。

出発は日中だったので、窓の車窓から綺麗な緑が広がる田舎を見渡すことができた。

僕の席の通路を挟んで向こう側には母親と二人の娘が座っていた。

姉妹は5歳と7歳くらいの年齢だったと思う。

最初、席にちょこんと座っていた下の子がずっとこ

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[travel note#20]アユタヤで感じた平和と悲惨

[travel note#20]アユタヤで感じた平和と悲惨

それまでの田舎スポットの放浪から一転してバンコクの都会スポットの旅にきり変わり、旅というよりは生活になろうとしていた。

僕は少し変化が欲しくて、アユタヤを訪れることにした。

アユタヤはバンコクから日帰りで行くことができる有名な観光スポットだ。

1300年から1700年の間、アユタヤ王朝として栄えた場所だった。

アユタヤまで電車で田舎道を走ってのんびりと向かう。

タイの、というよりも東南ア

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[travel note #19]バンコクのちょうどいい生活

[travel note #19]バンコクのちょうどいい生活

バンコクは旅というよりもどちらかというと滞在に近かった。

そうして感じたのはバンコクの住みやすさだった。

もちろん日本人からしたら安い物価はそれだけで魅力的だったし。

ローカルフードは美味しくて安い。

町にはコンビニもあって利便性もいい。

バイタク、タクシー、電車と移動手段も状況によって選べる。

町の規模感が大き過ぎず小さ過ぎず良い。

大きなデパートやスーパーマーケットもある。

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[travel note #18]世界旅に出て最初の誕生日はインド人とタイのクラブだった。

[travel note #18]世界旅に出て最初の誕生日はインド人とタイのクラブだった。

バンコクに到着して、カオサンから程遠い場所で宿をとった。

僕はあんまり喧騒が好きではなかったから。

ドミトリーに入ると、2段ベッドが横並びに5つ並んでいた。

僕は一番奥の窓際のベッドの下を取った。

10人ドミトリーには僕の他に一人泊まっているだけだった。

インド人でいつもクーラーを16度とか極寒に設定して、毛布をかぶって寝てる

時たまドミトリーなのに中から鍵をかけるので、よく閉め出され

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[travel note #17]アジアと野良犬

[travel note #17]アジアと野良犬

プーケットを後にして僕がやって来たのはタイの首都バンコクだった。

昔クアラルンプールで会ったユカが、「バンコクはどこの都会だよ」って思ったって話していたけど、本当にその通りだった。

大きな幹線道路、渋滞している車の群れ、その隙を走り抜けるバイタク、幹線道路の上には線路が通っていて電車が走っている。

高層ビルが建ち並び、駅直結でスカイウォークが繋がり。

本当に、ただの都会だった。

電車の中

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[travel note#16]タイで感じた人の優しさ

[travel note#16]タイで感じた人の優しさ

プーケットでマヌエラが出発する最終日、その日も宿のレンタルバイクを借りて色々と遊びに行った。

宿に帰ってきた時にはすでにレンタル期限を過ぎてしまっていたが、オーナーは別に何でもないさと言って、特に延滞金を取られることはなかった。

マヌエラは今日バンコクに向けて長距離バスで出発するため、急いでパッキングを始めた。

僕はバイクで長距離バス乗り場までマヌエラを送ってあげると約束していたので、オーナ

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