912.紅葉とツンデレ

少しだけ歩いた近所の公園の紅葉がきれいだった。
ちょっと前まで、まだまだ緑だったのに。

今日は雲ひとつない青空だったから、太陽の光越しに見る赤はますますきれい。

緑も黄色も負けずにきれい。

日曜だから家族づれもたくさんで、
ぽかぽか陽気だし、この世の楽園みたいだった。

そして人がいっぱいって言っても、
そこはつくばだからさ、
パーソナルスペースはちゃんと広い。
空も広いし、木もいっぱい。
こういうところが好きなんだよ。

人、写ってないな

その後珈琲を飲もうとちょっとひさしぶりのカフェに行った。
お腹はちょっと空いてたけど、甘いものが食べたいわけでもないかなあ。
と思っていたら、
初めて見る抹茶シフォンに目を奪われた。

そしたら周りのクリームがね、濃厚な抹茶クリームでね、
（ふつうはナチュラルな白いクリームだよね）
ほろ苦くておいしかった！
「うわ、これ頼んでほんとよかった！冴えてる！」って思った。
めっちゃ噛み締めつつ、ぺろっと食べてしまった。

こっちも紅葉

カフェに新入りの猫がいたんだけど、
結構にゃーにゃー鳴くのに、
人が触ろうとすると、
「フー！！！」ってすんごい顔で睨む。

わざわざ人の近くに来て、にゃーにゃー言って、
でも絶対触らないで！
というねこ心理はどんなもんなんだろう。

可愛がられてみたいけど、でも怖い！のか。

ご飯くれるからここにいるだけなんだからね！というツンデレか。

でもきっと、怖いけど好き（というか興味深々？）なんだろうね。
嫌だったらもっとずっと遠くですぐ隠れるもんね。

それにしてもなんて鳴いてたんだろう。
もしかしたら、よく知ってるお店の人を呼んでいたのか、
それとももう1匹の店内の仲間を呼んでいたのかもしれない。

ねこも人も、他者の考えていることはわからないもんだ。