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まわりが成長したり、幸せになるのが素直に喜べない時どうする?

昨日は、自分ビジネスをされている方とのセッションでした。
一緒に切磋琢磨してきた仲間が成長したり、自分より売上を伸ばしているのを見ると素直に喜べない、というテーマでした。

わたしもまわりが成長したり、幸せになっているのを見て「すごいなぁ」「よかったなぁ」と思う反面、モヤッとしたり、イラッとすることがあります。そんな時、わたし自身がどんなことをしているかシェアしますね。

まわりの成長や幸せを喜べない=Xではない

まず、これです。
クライアントさんは「人の成長や幸せを喜べないなんて、なんか性格悪いですよね。」と、自分責めが始まっていました。
まわりの成長や幸せを喜べないって、いけないことでしょうか?
それって誰が決めたことでしょうか?
はい、自分ですね。笑

まわりの成長や幸せを喜べない=X
この思いこみができあがった瞬間から、それができない自分が許せない。もっというと、まわりの成長や幸せを喜べない他人を見ても許せません。例えば「あの人、心が狭いよね」なんて批判します。

◯Xの世界に迷いこむと、苦しいです。
なぜなら自分を、そして他人を、◯か?Xか?と常に判断する事になるから。

では、どうしましょうか?
それは、できるだけニュートラルな自分でいること。
この場合だと、まわりの成長や幸せを喜んでもいいし、喜べない時もあっていい。いい加減に聞こえるかもしれませんが、どっちでもいいのです。


まわりの成長や幸せを喜べないのはなぜ?

ニュートラルな自分に少しなれたら、この質問を自分に投げかけます。なぜなら、その理由の中に自分の本音・本心が隠されているから。

わたしが会社員時代に悩んでいた時、ぽろっと出た本音はこれでした。

私の順番が回ってこない

まわりが幸せになると、自分が幸せになるチャンスが減る。だから喜べない。わたしの分まで、相手に取られた気がする。

こんな言葉が出てきた自分にとてもびっくりし、なんかすごく嫌な気分になったのを覚えています。

「何でそんなことを思うのかなぁ?」と記憶をたどってみたら、幼少時代の自分を思い出しました。

・母の愛が妹に行ってしまい、そうするとわたしへの愛が減ってしまう
・母の時間に限りがあるから、妹の世話をしていたら、わたしの順番は回ってこない
・わたしはお姉ちゃんだから仕方ない、我慢しなくちゃいけない
・母は妹のことで忙しいから、迷惑をかけないように自分ひとりで頑張る
・母は妹のことで忙しいから、迷惑をかけないように自分ひとりで決める

いつもながらびっくりしますが、自分に聞いてあげると、自分は答えてくれるものですね!

ということで、わたしの中には2つの傷がありました。
1つは、わたしも愛されたい
2つめは、妹に負けたくない

ここまで吐き出すと、だいぶスッキリします。
見て見ぬ振りをしていた自分が見えたり、無視していた自分の声を聞くだけで、自分の中で「あぁ、そうだったんだ」と納得し、なんか安心するんですよね。


外(まわり)と比べている限り終わりはない

今はSNSの時代なので、まわりの成長や幸せが目に入りやすいですね。そんな時は、意識的にSNSから離れてみるのもアリかなと個人的には思います。

あとは「外(まわり)と比べている限り終わりはない」ということ。
外に意識が向いていると、今日はAさんの成長が、明日はBさんの幸せが目に入り、終わりがありません。

意識を向けるのは内(自分)
もし比べるなら過去の自分。
3年前の自分、1ヶ月前の自分、昨日の自分と比べて、どうなのでしょうか?

ここでよく起こりがちなのが、他人のSNSは毎日のようにチェックしているので他人の成長にはすぐ気づけるのに、自分の成長には気づけない。
なぜなら、自分のことは見ていないから!

わたしが瞑想やモーニングページ(ジャーナリング)をやっているとまわりに言うと、「意識高い系ですね」と言われますが、そうではなく、単純に自分のことを見ているだけ。他人のSNSを毎日チェックするように、自分のことも毎日チェックしてあげないと、自分の成長や幸せにはなかなか気づけないものです。


こんなことをシェアしつつ、セッションは終わりました。思いこみから少し解放されて、クライアントさんなりの答えが見つかり、ほっとされているのが印象的でした。



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