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『サクッとわかるビジネス教養 マネジメント』(遠藤功)
ずっと、うっすらと違和感は抱きつつも、
「マネジメントとは、管理することだ」と捉えながら、管理職をやってきました。
本書に書かれていたのは
”マネジメント=最適化”。
衝撃と同時に腹落ちを感じました。
「最適化と書いていい感じと読む!」
そんなスタンスの本書は、イラストや図解が豊富で、1~2日で読み終えられます。
マネジメントとはそもそも?というところから、
セルフマネジメント、チームマネジメント、マネジメントすべき対象、デジタル時代におけるマネジメントなど、
中身も充実していました。
自分の普段の行いが、マネジメントになっているかどうか、セルフチェックする機会になりました。
例えば、todoリストを作る、仕事のスタートを円滑にするためルーチンを作る(→毎日を整えることにつながる)、
ミスが起こるときは仕組みを疑う、失敗したら原因と向き合う、自分に期待するなど。
4つのマネジメント対象(時間、仕事、感情、人間関係)を意識するのは前提として、
私が今後あらたに取りくみたいことは以下の通りです。
【セルフマネジメント編】
引き出しの中身を整理する
会議などにおいて、「場の目的」と「自分の求められる役割」を言語化しておく
【チームマネジメント編】
集団を「チーム」に変化させるため、次の会議において、ミニゲームをしてみる
共感できるまで目標を伝える
ポジションに応じて気を付ける観点を変える(エース:独走防止、補佐メンバー:意識的に承認、一般メンバー:心理的安全性確保)
新人には、初めはマイクロマネジメント。目的、必要工数、完成イメージを伝え、「伝わった?」の確認までする。
自身が知識を持ち、適度な負荷を与えてメンバーの成長をイメージしながら、関係重視型や支援型のリーダーシップを発揮する
【何をマネジメントするか?編】
時間をマネジメントする時は、睡眠・食事・運動を絶対に確保したうえで、残りをどうするか考える
not重要but緊急タスクは、代替する
仕事を始めるときは、まず、目的と効率的な段取りを考える
「仕事のプロセスは陳腐化するもの」と思って、常にアップデートさせる
全体で見たら大きなロスがないか?と、部分最適に注意する
ポジティブ感情の伝播をわかっておく(例:心理的安全性up、思考が外向きに、創造的意見が増える)
業務は合理的に、人間関係は情緒的に
相手が自分に何を期待しているか、把握する
【デジタル時代(リモートワークなど)におけるマネジメント編】
リズムをつくる(始業終業時間、服装、ランチや休憩時間)
環境を整える(仕事スペース、仕事BOX)
こまめに相談。5W1Hを使い、自分の意見も伝えつつ、事実ベースで話す。
仕事の範囲を決めてアウトラインを伝え、業務をタスク化し、喜んで任せる。
正解を探す姿勢もほめる(→メンバーの自立促進)
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