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料理のおじさん・リュウジが出張すると「禁断症状が出る」~トークイベントレポ~

バズレシピでお馴染みの、リュウジさんのトークイベントへ行ってきました。

場所は大阪の和泉市シティプラザ。初めて訪れましたが、建物の大きさと浮世絵に圧倒されました。

お客さんは400人くらいでした。テーマが「料理」と普遍的なためか、ファミリー層やお一人の方も多かったです。

1時間も喋り続けたのに「あと2時間話せます」

講演会は、司会の方とリュウジさんとのお二人よるフリートーク形式でした。

肩書を「料理のおにいさん」から「料理のおじさん」に改名したばかりのリュウジさん。司会の方から「おにいさん・おじさん・おじいさんとアップデートしていくわけですね!」と言われ、リュウジさんも会場も思わず笑ってしまいました。

1時間以上のトークのうち、内容の9割は「料理」でした。疲れるどころか話せば話すほど生き生きと輝いていく姿が印象的でした。

あまりにも料理が好きで、出張をすると料理ができなくなりウズウズしてしまうリュウジさん。3泊以上の出張になると禁断症状が出て、帰宅した瞬間に料理をするとおっしゃっていました。

ちなみに出張のときは必ず前乗りをし、その地方の飲食店をまわるのだそう。今回は鶴橋にて、深夜2時頃まで7件のお店を飲み歩いたとのことでした。12時間後には講演会で元気な様子を見せているのだから驚きです。

料理の話をするときはとっても流暢で身振り手振りも多く、大きな響く声でお話されていました。動画そのままでしたね。

料理以外の話になると少し口ごもるところが可愛らしかったです!体の動きが減り、話すスピードもゆっくりになり。考えながら話していて、普段と違う様子になっていたのでしょうか。レアな姿を拝めました。

料理がつないでくれたご縁は数えきれないほどある

リュウジさんは終始、いかに自分が料理とともに生きてきたかを口にしていました。

「僕は、料理を通して相手とコミュニケーションをとっている。料理は、作る人と食べる人の架け橋になれるのです」

1日3回幸せな時間を作れることも、20冊以上のレシピ本の出版や今回の講演会も、料理がなければ決して実現しなかったのだと真剣な眼差しでおっしゃっていました。

リュウジさんの活動の芯は「食を通して、皆さまに笑顔になっていただくこと」

Youtubeの登録者数が500万人を超えてなお、料理・動画の作り手として、受け手のことを一番に考えているのですね。視聴者から、料理を実際に作ってみておいしかったとコメントをもらうと自信になるとも語っていました。

ちなみに出版したレシピ本に載っているものが約2000レシピ。未公開のものが約3000レシピとのことで、彼がいかにPDCAを日々回しているかが垣間見えました。

週に1回だけでも「自分」のために料理を作ってほしい

リュウジさんは料理が好きな一方で、料理を楽しめる人を増やしたい思いも人一倍強いです。「料理を義務でやってほしくない。嫌いになったら辛くなるから」と強く語っていましたね。

とはいえ家族の中で自分が担当せざるをえない……という方も多いのではないでしょうか。リュウジさんいわく「せめて週に1回でもいいから、自分のために好きなものを作ってほしい」。

リュウジさんの「まず自分を大切にする。それから他者」というスタンスは、とても健康的で素敵だと思いました。

物価高だからこそ試して欲しいレシピ

講演会では様々なレシピや料理の豆知識が紹介されていました。意外な食材の組み合わせや、節約できておいしいレシピはあるの?といった気になるトピックが盛り沢山。

個人的に気になったのは以下の通りです。

米油:クセがなく使いやすい。高騰しているオリーブオイルの代用品におすすめ。
明太子とおもちのアヒージョ:米油でぜひやってみてほしい。
とうふのアヒージョ:豆類は今も比較的価格が安定している。これも米油でぜひ!
だいこんと豚肉の鍋:大根も、価格がまだ安定しているかな?と思い考案した最新レシピ。食材2つだけなのにものすごく美味しい。

最後の「だいこんと豚肉の鍋」のレシピ動画は本日アップロードされたばかり!皆さんもぜひ作ってみてはいかがでしょうか?

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