ラジオ体操②
前の記事で、何が続くのだろう。
と、思った人がいるかも知れない。
だが、私が書きたかったのは、ラジオ体操に、行っている。と、言うことでは、なくてそこで出会った人のことを書きたいのだ。
つまり、ここからが、本題なのだ。
さっきも言ったが、ラジオ体操でとってもいい人に、私は、出会えた。
ラジオ体操が終わってほとんどの人は、すぐには、帰らない。何か(聞いたが、よくわからなかった)音読のようなことをするらしい。なので、私は、一人で帰ることになる。
けれどこれまで一度も一人で帰ったことは、ない。
どういうことかというと、いつも一緒に帰る人がいるのだ。
その人が、私の新しい友だちだ。
私は、転勤族なので、ちょうど1年くらい前にここに越してきたが、近所の友達というのは、いなかった。
でも、近所の友達ができた。
なんと60歳以上上の人なのだが。
まあ、そんなことは、どうでもいい。
とにかく、彼女の話すことが私にとってまだ開けていない宝箱の山のようなのだ。
少し大げさかもしれないが、つまり、情報だ。こう言うと、なんだか冷たくなってしまうな。
ただ、地域の話。と、言うことだ。
ここらへんの地主さんの話とか、
この街が栄えたときの話とか。
他にもたくさん面白い話を聞かせてくれた。
ここで、私がホームスクールのことを、話したときのことを言おう。
あまりに一瞬の出来事で、あまりうまく説明できるかわからないのだが、ホームスクールと言ってよく思わない人が、多い。
ここでまた、急なのだが、私と彼女は、あだ名で、呼び合っている。彼女は、すーちゃん
私は、とこちゃん。(ここからは、彼女のことを、すーちゃんと言おう。)
私は、すーちゃんにホームスクールのことを言ってみた。
すると、すーちゃんは、すごく褒めてくれた。
あまり、褒めるとは、言わないかもしれないが、とにかく、ポジティブな言葉をかけてくれた。
私は、素直に嬉しかったが、親に、その事をいうともっと喜んでいた。
すーちゃんは、私にこう言った。「あなたは、そのこと(ホームスクール)を誇りに思っていいのよ。」
「あなた達がしている、素晴らしいことをお友達にも伝えたの。けどね、よくわかってくれない人もたくさんいたわ。
けど、それでいいのよ。わかっていなくたって、そのこと(ホームスクール)をよく思わなくたってあなたの人生だもの手出しは、絶対にしないわ。」
私は、その言葉を聞きながらジーンときた。
それから、すーちゃんとの話は、私が毎日ホームスクールで、していることなども、話題になった。
いつの間にか、朝散歩は、私の楽しみになっていた。
おわり。