【糖質摂取で太る理由と糖質摂取で痩せる理由】vol.605
どうもTOMです^_^
岡山県津山市にてパーソナルトレーニングスタジオを経営しており、3年目に突入しています💡
コンセプトは、
【身体作りをライフスタイルにQuality of Life、生活や人生の質を高める結果と場所・空間を届ける事をビジョンに掲げています】
さて、ここ最近
ボディメイクやダイエットでも一時期は
糖質制限は当たり前だったような時代から、
少しずつ糖質の摂取の重要性も気づきながら
トレーニングに励まれる方も増えてきたと感じる一方で、
まだまだ
間違った糖質制限でボディーメイクやダイエットに取り組んでいる方は多い印象です。
まずそもそもですが、
糖質摂取で、なぜ太るのか??
(どうしてそんな当たり前のこと聞くのですか?という意見はやめてくださいねw)
理由は、人の体は運動経験や体格などにもよりますが、糖質を約400グラムほどはいつでも使えるように体に貯めています。
(これをグリコーゲンといいます)
ですから、貯蔵量をオーバーすれば
その貯蔵庫に入らないので、
ある程度、
無限に入り続ける脂肪組織に、
脂肪として倉庫に運ばれる仕組みがあります。
朝
昼
夜
主食でご飯やパンがあったとして
それに加えて、小腹が空いたらスイーツも食べる。
1日だけなら、まだしも
これを毎週繰り返していたりすると、
糖質を無限に摂取してるような状態なので
運動しなければ当たり前ですが、太ります。
2つ目はインスリンの働きですね。
食事をして、血糖値が上昇すると
膵臓からインスリンというホルモンが分泌され
血糖値を下げる働きがありますが、
インスリンの働きとしては、もう一つ。
・筋肉
・肝臓
・脂肪細胞
これらに、
合図を出して、それぞれ働きかけ
糖質を取り込む働きを行います。
この際に
運動などを行うのであれば
糖質を引き出してエネルギーに変えます。
もちろん余った分は脂肪細胞に取り込まれます。
インスリンの働きとしては、
食事を摂る
↓
糖質を摂取する
↓
血液中の糖質が全身にデリバリーされる
↓
血液中の糖質が全身にデリバリーされるので糖質が減り
↓
結果的に血糖値が下がる仕組み
そして最後に、
もう一つは間違った食事で代謝が下がるパターンです痩せないパターンです。
間違った糖質制限や、
中途半端な糖質制限で
痩せてみようと取り組んでみるものの、
一向に変化がなく
と言うよりも、
実践前よりも太りやすくなった方法を
昔取り組んでいたというお客様もパーソナルに取り組んでいても少なくはありません。
このパターンは、
糖質制限をしているつもりだけど、
実際、
成人であるにもかかわらず、
幼児と同じようなカロリー制限も同時に行っていて、ご飯やパンを全てオールカットして、
食べる食事は、
こんにゃくや
豆腐
サラダ
鶏のささみ
結果的に、
低カロリー食材ばかり口にして
摂取カロリーが減りますから、
直後は確かに体重は減るのですが、
ただこれも、一時的なもので、
体は賢いので、
体の方から毎回、
これだけの摂取カロリーなんであれば、
「しょうがない、仕方がないから、代謝を下げて節約モードに入ろう」こういった状態になってるパターンも多いです。
(この方法に見覚えがあると言う方もいるのではないでしょうか)
結果的に
こういった方法は続かないので
メンタル的にもストレスが増え、週末は爆食、
代謝が下がり、
体脂肪も体重も動きがなく
糖質の食材を少しずつ増やしていくことで
体重が元に戻る、もしくは太ってしまう
こういった結果に、、
糖質制限をするなら、正しい知識は必要で、
糖尿病の患者の治療として、約30年ほど前にアメリカで始まったなどのルーツから、本当に自分には合っているのかなども考える必要がありますし、
そもそも、
糖質を絶対的に摂取してほしいと言うわけではなく、自分に合った適正量を摂取してほしいということなんですよね。
もし、こういった糖質制限をするのであれば
糖質制限をする前のある程度のカロリーは
目安にして行うと、
こういった代謝が下がった、
節約モードになることを防げるかと思います。
おそらく、こういう内容を書いたとしても
本人としては、食べ過ぎていると言う自覚がない方もおられると思いますし、
現代はどちらかと言うと、飽食の時代ですから
ある程度糖質の摂取が重要だとしても
それでもやはり
糖質過多になっているケースは少なくないと思います。
最後にもう一つ浮腫についてです。
糖質は1グラムに対して3から4分子の水分と結合しますので、
糖質を摂取すると、水分量も増えるため、
その分の体重が増やすくなります。
あくまで水分量でありますが、、
ここで、
血糖値がうまくコントロールできていない方は、
実は、
血管の働きや水分の調整作用が
うまくいかない、うまく機能しない方が実は多いです。
インスリンの働きが悪いと
腎臓が体内にあるナトリウムを再吸収してしまう働きがあるので、
血糖値スパイクなどを起こしている方は
体に浮腫が生じやすかったりします。
では、どれだけの糖質を摂取したらいいか??
これも一般的ではありますが、
糖質は1回40から50グラムを目安にすると、
血糖値の急上昇、
そして急下降、血管にダメージが与えることも減らせると言われておりますので、
やはりある程度の糖質を摂取しながら
運動で活動量を上げ、
食事の摂取したエネルギーを使い切れる体を目指していきたいところです。
パーソナルの現場に立っていても
食事のカウンセリングをする中では、およそ上記の量くらいが、結果も出やすくなっている方が多い印象です。
やはり普段から言っていることですが
体質から変えていくことが
ボディメイクやダイエットの近道であり
習慣を変えていく本質的な部分にもつながってくると思います。
ということで、本日は
【糖質摂取で太る理由と糖質制限で痩せる理由】
このテーマでお話しさせていただきました。
ぜひ参考にしてみてくださいね^_^
それではまた明日😊