vol.115 有酸素運動と無酸素性代謝トレーニングの違い
この議論は、僕がトレーナーとして活動してから
ダイエットのご相談でも本当によく頂きます。
有酸素運動と無酸素運動どっちがいいのか?
まずこれについて、
お話しを進めて行く前に、
無酸素運動ではなく、
無酸素性代謝運動であること。
細かいようですが、
ここだけは運動指導者として、トレーニング指導者として、
境界線はしっかりとしておきたいと思っております。
この記事を読まれている方は、
有酸素運動、無酸素運動で良いかと思いますが、
立場上、僕としてはここは
丁寧に書いておいたほうが良いと思ったので笑
有酸素性代謝
は、酸素を使って、脂質をエネルギーにし、
無酸素性代謝
は、身体にある酸素をあまり消費せず、糖をエネルギーを使用。
これって、持ち家か賃貸どちらがいいの??
という議論にも非常に良く似ており、
要はご自分にあった方法を選んでもらえると
身体作り、ダイエット、健康作りの為に、
役だっていくと思います。
と言うことで本日はこのテーマに触れていきましょう。
2023.3.27 ㈪ vol.115
Let's do it!
本日もお疲れ様です。
TOMBLACK代表の山本です😁
岡山県津山市にてPersonal Training Studioを経営しております。
【身体作りというトレーニングをツールとして、
Quality of Life人生の質を高める場所と空間を届ける事をビジョンに掲げています】
さて本日のテーマは、
有酸素運動と無酸素系代謝トレーニングの違いについて
触れていきます。
まずダイエットや減量をされる方や
健康の為に運動を始めようと思っている方から、
有酸素運動と無酸素運動どちらがいいですか?
聞かれますが、
結論から申し上げますと、
それぞれの良さがあり、どちらがいいとは言えない。
というのが結論と言えます。
まず冒頭にも申し上げたように、
有酸素運動は、
酸素を使って筋肉を動かし、体内に貯蔵された脂肪をエネルギー源として、消費する事が出来る為、体脂肪の減少などに効果が期待できます。
ただし、
ある程度、継続的に行う必要があります。
無酸素運動は、
身体にある酸素を消費せず、
糖質をエネルギー源として利用するのが特徴で、
その瞬間でのカロリーの消費は少ないものの、
筋力や基礎代謝アップに効果があります。
具体例を挙げると、
短距離のスプリンターと
フルマラソンのランナー。
これはどちらが良い悪いではなく、
その競技に合わせた身体、
特性に沿ってできあがっているもの。
少し詳しく書いてみると、
速筋(そっきん)と遅筋(ちきん)と呼ばれたりしまうが、
スプリンターなどは、速筋線維が多いのが特長です。
速筋は白色をしており、
白筋(はっきん)とも呼ばれます。
逆にマラソンなどの選手は、遅筋線維の割合が多いのが特長です。
遅筋は赤色をしており、
赤筋(せっきん)とも呼ばれます。
これはある程度生まれつき多い、
少ないの特長もあります。
ただし、
これも、ある程度、運動メニューやトレーニングで
変化させていくことも可能と言えます。
まとめると、
このようにどちらがいい悪いではなく、
エネルギー源として何を使うか??
そして、自分のライフスタイルだとどちらが合う??
身体作りの自分の向かっている先は??
こんな所を考えると、
有酸素性代謝と
無酸素性代謝の違いも使い分けられると思います。
ちなみに減量においては、
やはり1時間有酸素運動を作る時間を確保し、
さらにトレーニングの時間も作れれば、
理想ではあると思いますが、
働きながら、
家事をしながら、
継続的にという方は、
まずは正しい、ダイエット、ボディメイクにおける食事の知識を身につけ、
筋トレやストレッチで代謝を上げて行くことは
個人的にコスパは良いかなと思います。
という事で、
本日は有酸素運動と無酸素性代謝について
お話しさせて頂きました。
最後までお付き合いくださり
ありがとうございました。
それではまた明日
TOMBLACK山本