安易に薬で痩せることはNG！？日本初内臓脂肪減少薬「アライ」を飲んでも、ダイエットや見た目の良いボディメイクには繋がらないvol.575
どうもTOMです‼︎
岡山県津山市にてパーソナルトレーニングスタジオを経営しており3年目に突入しています。
コンセプトは、
【身体作りをライフスタイルに】Quality of Life、生活や人生の質を高める結果と場所・空間を届ける事をビジョンに掲げています
さて今回は
安易に薬で痩せることはNG！？日本初内臓脂肪減少薬「アライ」を飲んでも、ダイエットや見た目の良いボディメイクには繋がらない
内臓脂肪を撃退するには、サプリや新薬ではなく
やはり腸を整えて、生活習慣から改善していこう。
そんなお話しです。
アライがメインの話ではなく、
トータルで内臓脂肪について頑張ってまとめていきますｗ
まず、
結論から先にいいますと、
内臓脂肪を減らすには、腸活は必須ですが、
小腸と大腸の両方を整える必要があり、食事が重要
これであります。
そもそも、
内臓脂肪は運動不足ももちろんですが
高脂質な食事
が原因で蓄積することが多いです。
そしてタイトルに繋がるのですが、
以前も現場でレッスン中に質問で
大正製薬が内蔵脂肪減少薬として出した
「アライ」の薬について聞かれた事あります。
日本初ということで
今年4月8日に販売が開始されています。
7年程トレーナー活動する中でいつも
感じているのですが、
・体型が崩れている人、
・どうみても内臓脂肪体型の方、
・体脂肪率が高い方に限って、
こういったサプリメントに頼ったり
薬に頼ったりする方が多い印象です。
パーソナルでも食事のカウンセリングをしていると
確かにオーバーカロリーにはなっていない、
「オーバーカロリーになっていないから、
別に週末は好き勝手、自由に食べていいでしょ」
「とにかく痩せられたらいんです」
こういった行動になってしまうご新規の方、
特にまだ僕が指導させて頂く期間が短い方などはこういった傾向に
陥りやすいです😭
つまり、
知識と行動が伴っていないんです。
「いやいやTOMさん、そんな事いいますけど、私は知識ありますよ、そんな事は当然理解しています、頭では分かっているんです」と話されますが、
個人的には、
ここは行動に移せていない、
出来ない理由を探しがちな方はやはり難しいなという印象です。
ちなみに
この「アライ」という薬は簡単にいうと
食事によって蓄積した中性脂肪がありますが、
この際に
【脂肪分解酵素リパーゼ】の働きを阻害し、
食事からの脂肪の吸収を阻害し、
食事由来の脂肪の薬25％を便によって排出を期待するものです。
ちなみに服用後から4週間で効果が期待とHPには書かれています。
ここで、「えっ食事での脂肪の25％が吸収されない？」
「結構、それだと食事で結構好きなように自由に食べれるかも」
と思われた方もおられるかもしれません。
でも
これって先程話した
カロリーの範囲内であれば好き勝手食べていい、自由に食べていいでしょと話される方と凄く似ているように思えるのは僕だけでしょうか？？
これって、確かに臨床では約25％の脂肪の吸収を阻害ですけど、
ただ、僕が毎日書いているnoteの記事を読んでいる方からすると
もうお分かりですよね？？
この薬を飲んで体型が変わる、
理想の体型になる事はほとんどの確率で無理ですよね。
前提として内臓脂肪について確認しておくと、
内臓脂肪とは、その名の通り
内臓側に蓄積する脂肪の事。
腸間膜など
内臓を囲むように蓄積しているわけであります。
仮に、内臓脂肪があったとしても
皮下脂肪が落ちれば、
理屈上、あくまでお腹は割れることが言えますが
普通に
健康的に適度な運動習慣、
食事コントロール、睡眠、休養
自律神経
ホルモンバランス
などなど
ある程度これらが日々トータルで出来た良いダイエット、身体作りやボディメイクが出来ているのであれば、
皮下脂肪だけでなく、内臓脂肪も落ちますが。
ただ、見た目のボディメイク、身体作りだけでなく、
健康面で考えてみると
やはり内臓脂肪が多い事は
あらゆる疾患のリスクであると思っています🔦
内臓脂肪の蓄積の体に及ぼす悪影響を考えると？？
①血栓（血液の塊）を作り、動脈硬化を促進する
②血圧の上昇
③食欲を抑制するホルモン【レプチン】の減少
こちらが代表格かと思います。
内臓脂肪の主な原因としては、
食事であると言う事は、前半にも述べてきましたが、
特に
オメガ6脂肪酸の食事
トランス脂肪酸の食事
植物油の摂り過ぎも主たる要因だったりします。
オメガ6やトランス脂肪酸の最も怖いところは
細胞内の炎症を促進する点
にあります。
確かにオメガ6など
必須脂肪酸としては多少の摂取は必要です。
先程もお話ししたように
食品から摂取する必要のある必須脂肪酸ですし
・コレステロール値を低下させる効果
・アレルギー症状を改善させる効果
・生活習慣病の予防に効果があります。
単純に過剰な摂取には注意が必要。
この部分が重要なだけなんですよね。
（この単純にがむずかいしいのですがｗ😭）
一方で現代人は
植物油など含め過剰に摂取が多いと思いますが、
・本来の細胞の働きの機能が低下し
・必要な機能やホルモンの分泌が低下
・そのホルモンを受け取る受容器にも悪影響
結果的に
太りやすく、痩せにくい体質につながってしまうといえます。
だから先程の、
カロリーが収まっていれば自由に食べていい、
「平日はカロリ－内に収まっているし、何ならアンダーカロリーも作れているから土日はジャンクフードだろうか、超加工食品、揚げ物、ラーメン、お酒、自由に食べていいでしょ～」とは本来はならないはずなんですよね、、、
今回、内臓脂肪減少薬「アライ」について、少しネタとして使っていますが（実際パーソナルやグループレッスンでも質問を受けた）
この「アライ」に手っ取り早く痩せるという方は、
おそらくダイエット、ボディメイクは上手くいかないと思っています。
キツい表現をしていますが、ごめんなさいｗ
ちなみに
オメガ6やトランス脂肪酸はどんな食材なのか？？
揚げ物よく使用される油
ドレッシング
加工食品
カップラーメン
トランス脂肪酸では
特にマーガリンやショートニング
ジャンクフード
これらには注意が必要です🤔💡
また、もう一つポイントとして
植物性油脂と記載があるものは
大半の場合がトランス脂肪酸か、オメガ6
考えるのが妥当
だったりします。
オメガ6含め、
必須脂肪酸ではありますし、
働きとして
・コレステロール値を低下させる効果
・アレルギー症状を改善させる効果
・生活習慣病の予防に効果がありますが
過剰摂取は、
アトピー性皮膚炎や
花粉症、アレルギー症状の原因とも言われています。
僕自身、ダイエットについて普段発信をしたり、
ボディメイク、姿勢改善からパフォーマンス向上まで
幅広く情報発信をしていますが、
身体作りは、
もちろん重要としてはいますが、
もう一点として、
美容や肌に関しても、綺麗な肌質でありたい部分も
大切にしている部分ですし、
この辺の食品については
意識的に控えたりもしております。
では、これらの対策としてどうしたら良いか？？
細胞の炎症がもたらす体への影響は
先ほども述べた通りでありますが、
答えとしては
毒素を排出する
炎症を抑える
⬇
普段の生活習慣からライフスタイルから整えていく
これらがもっともな対策と言えるかと思います💡
太りにくく、痩せやすい体質にするには
必ず脂質は摂取しなければなりません。
その中でも特に脂質に関して言えばオメガ3
新鮮な魚、青魚、亜麻仁油、えごま油、くるみは、細胞の炎症を抑える作用もあり、
やはり積極的に摂取したいところであります。
食事が我々のエネルギーとしてなるまで
また内臓脂肪が分解されるまでには、
流れがありますが
口→胃→小腸→大腸→排便
これらの流れで消化、吸収、代謝が
行われているわけで、
また胃から大腸に向かう中で、
体の酸性度合いは、薄まっていきます。
例えば腸活としてよく聞く
乳酸菌は酸にも強く、
乳酸菌は主に小腸で力を発揮します。
逆に、
ビフィズス菌。
これは酸性に強くないので、
常に大腸の中で留まろうとする働きがあります。
腸活の
ためにヨーグルトを食べてます。納豆を食べてます。
だから大丈夫ですではなく、
もちろん、これでもオッケーなのですが、
やはり今回のまとめとしては、普段から言っている
日本人が昔から食べてきたもの
・旬なものを食べる
・一物全体
・身土不二
・まごわやさしい食事
ここに行き着くのかと、
腸を整え
内臓脂肪の蓄積を抑える意味でも
ここがベースにあると思っています。
そして、
これだけ好き勝手に書いたTOMも
それでも家族や友人、一度きりの人生で大切な方との時間や
食事の時間も楽しむべきもの
この考えも大切だと思っていますので、
上手くまとめきれてませんが、
適度に、適当にが
身体作りやダイエットには必要
これを今回のまとめとしたいと思います。
少しのきっかけ、参考になれば幸いです。
と言うことで本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
それじゃまた😊
ではでは～～