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首コリも反り腰や姿勢改善から対策vol.759



どうも山本です。


首こり、肩こり
ストレートネックなど

これってまさに現代の生活環境が大きく表れた状態、


以前も人の姿勢は
環境に適応すると記事にしましたが、

毎日現場に立つ中でもタイトルにあるテーマに対しても
姿勢改善から考えていくことは

マッサージや整体も大切だけど、


改めて大切だなと思っています。


どうしても首こりやストレートネックは
その周辺に問題がありそうと判断しがちですが

人間の姿勢は、
足から頭まで連鎖して、
つながりで機能していますから、

どこか一部に問題があるという事は、

他の部分にも別の何か要因があると考えることができます。


何が言いたいかと言うと
首こりやストレートネックで問題を抱えている場合



股関節や骨盤にも何かエラーが
起きてないか、


反り腰や
スウェイバック姿勢などから


首こりにつながっているケースもあるというのが現場に立って日々指導する中での率直な感想ですし、


皆さんにも少し異なる視点で、こうやって疑ってみても面白いと思っています。


背骨自体は、自然なS字カーブを描いていますが、

猫背によって腰が後傾
腰の前弯がなくなることで、
背骨全体まで影響受けると、


バランスを保とうと頭は前方に移動してしまったり、

またこういった状態で、
スクワットやバーベル運動などもエラーや代償動作(何か別の動きで補う)によって、

再び首こりやストレートネックの問題につながってしまいます。




特に首の後ろにある後頭下筋群は、
全身の体の中でも、トップクラスに

筋紡錘が多く、この筋紡錘は、

筋肉の長さ
筋肉の伸びる速度


これらを感知し、



姿勢や運動の調整に
重要な役割を果たす感覚受容器、つまりセンサーのような役割です。


結果として
ストレートネックや首こりは

姿勢が崩れるだけではなく
パフォーマンスの低下や
スポーツをしているアスリートにとっても、実は大きな妨げとなる部分でもあるので、


ここが硬くならないようにする事や
ここの筋肉がしっかりと機能するような
エクササイズや動きは日常でも取り入れておきたいところであります。

これら4つの筋肉(画像は右側のみを示しています)がこれは筋肉が後頭下筋群です。


更に特にこの首の後ろにある後頭下筋群は、

体全体のバランス感覚をサポートする三半規管

視覚、

インナーマッスルまで


ここから体に感覚を入力して

センサーとして姿勢を調整する役割もあるので、


そこが崩れることによっての
首こりや肩こりの不調も疑う事は十分にできます。

ただ、今日の話ではこの首にもともと原因があるというよりは、



やはり根本は姿勢改善であったり
関節に負担がかかって、可動域が狭くなっている事がお伝えしたかったので


今何かスポーツをしてる方も
今回タイトルに書いたように、ストレートネックや、首こりの要因としても


姿勢改善から考えていくのも1つのきっかけかと思いました。



ぜひ参考になれば幸いです。




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