tom.b

tom.b

  • プリパロBL

    プリキュアのパロディBLになります。（←矛盾）R18。ロロたんめんさんの所のスイヒちゃん（通称ピッピ→https://note.com/tanmenturyturu/n/n89ba0dee40eb）、カヲル‼️さんの所のザカムちゃん（https://note.com/dai_hou_hi/n/n2618800f6b98）のプリキュアコンビと、それを陰ながら補佐するなんとか国の王子、弊職の所のジャンニさんが登場。 …ですが、BがLな感じの、なんかそんな場所での戦いしかないと思います。

  • Your bouquet you 〜花束の君

    なのはなさんの創作キャラであるカラトくん（🙏）と、当方ジャンニさんのお話。18禁。時々、敵暗殺者クガイさんも出演。 ヘッダーのif設定の場合もあるかも…？ なのはなさんのページはこちら→ https://note.com/nanohana_todoku マガジンイメージソング：https://youtu.be/9yx3DWRKo-s?si=xLcr_lryaiuqUkl3

  • Akanesasu 〜walk in the light

    ヴァサラ戦記創作隊員のクガイさんと当方のジャンニさんの18禁。クガイさんの想像主、カヲルさんの挿絵があることも！ クガイさんについてはこちら→VSR戦記創作キャラ①クガイ🍶（https://note.com/dai_hou_hi/n/na6bfd9f9e11f）

プリパロ3

（トプ画はカヲル‼️様。全体絵は以下に↓） （1） 　「CLOSED」の札がかかった店のドアを開けるとザカムが立っていた。 出前用の岡持ちに入っているチャーハンとスープを出すと、 「ん」 とジャンニに渡してくる。 　駅での出来事の次の日はたまたま店休日だった。 　昨日のことばかり思い出し何も喉を通らなかったが、飲食物を何とか体に押し込んでいる内に、どうにかこうにか元の調子が戻って来た。 　一人でいるから気が紛れないんだろうといつも通りに店を開けることにし、朝から今日用のお

tom.b

    • プリパロ2

      （敵三人衆トプ画はカヲル‼️様より✨） 　このままここにいても仕方ないしな。 　気持ちを何とか立て直し個室から出ようとした時、開けたドアが外にいる人にぶつかった。 　個室を結構長い時間占拠してしまったこともあり、｢すいません｣と軽く声をかけて会釈した途端、元の個室に乱暴に戻される。 　一瞬息が詰まる程に壁にぶつかり、何が起こったか分からないまま目の前の人物を見ると、そんなに背が低くは無いはずの自分が見上げなければならない程の大男だ。見知らぬサラリーマンだった。 　｢何の真

      tom.b

      • プリパロ1

        （トプ画はロロたんめん様より✨） 　電車が混んできた。 プラットフォームから流れ込む人々に押され車両の端まで移動してしまうが、ちょうど座席とドアの角が空いていたので、ザカムとスイヒにはそこに入ってもらい、二人を庇う形で壁に手をついたジャンニはホッとする。 　この路線は一駅区間が長いので痴漢が多いらしい。二人は十分に強いのだが、これだけ人が多いのは心配なので、やはり一緒にいて良かったと思った。 　何か携帯画面を見ながら話をしている二人に目をやり、ぼんやりと窓の外を眺めている

        tom.b

        • Your bouquet you

          You are special. 「悪ぃ。遅くなった」 と言って入ってきたジャンニは、一目でなぜ遅くなったかわかる姿だった。 上着が無事なのでパッと見はただの三つ揃えのスーツだが、良く見るとスラックスやベストがところどころ鋭利に斬られ、血が滲んでいる。 「今日はナイフ？」 上着を脱ぐとシャツにも斬られた跡があった。だが、刃物で襲われた割には刺し傷がないのは珍しい。 「いや、サムライソード。ちょっと反った形の、東洋の片刃の剣。結構キレイだぜ」 「へえ。映画でしか見たことないな

          tom.b

        プリパロ3

        tom.b

        マガジン

        • プリパロBL
          3本
        • Your bouquet you 〜花束の君
          5本
        • Akanesasu 〜walk in the light
          3本

        記事

          Your bouquet you

          My wonderful darling.　2 　カラトの家はどこもかしこも暗かった。 閉まったままのカーテンを開けると、テーブルやソファに服が散らばり、キッチンには洗われないままの食器が積み重なっているのが照らし出される。 　あーあー、やっぱりな。 想像していた通りの惨状だ。 　カラトは定期的に鬱っぽくなる。それがまた来たようだ。 行くとか来るとかいう予定には普通ちゃんと返事を返してくるのに、今日は返事が来なかった。これはいつものかなと思ったら案の定だ。2〜3日くら

          tom.b

          Your bouquet you

          tom.b

          Your bouquet you

          My wonderful darling.　1 　今日はもう声かけんなと部下に命令し部屋に入ったジャンニは、鍵を掛けるなり、傍の壁を背もたれに床に座り込んだ。 　あんのクソボス… マフィアのグループを1つ潰すたび、この記憶を読むラッシュみたいなのが来る。 人の一生を数時間で見ろというのは脳への拷問だ。 読んだ記憶が頭の中でずっと巡り、その間はほとんど寝られない。 　記憶を読んだり改竄したり、幻覚を見せることができるこの能力が、組織における自分の価値だ。 　ストリートギ

          tom.b

          Your bouquet you

          tom.b

          Your bouquet you

          First Day 　ホントにここから入れんのかな。 カラトは目の前の、ただの建物の壁にしか見えないものを見上げた。 そのまましばらく考えていると、少し左辺りの思ってもみなかった壁が開き、青みがかった黒髪がひょいと顔を出した。 「バカ！そんなとこにボーッと突っ立ってっとバレんだろ！」 カラトが近くまで寄ると、急いで中に引き入れた。 　建物の側壁だと思っていたのは、屋根付きの壁だった。 入ると中庭になっており、同じような高い壁にコの字型に囲まれている。 壁際の庭木エリア

          tom.b

          Your bouquet you

          tom.b

          akanesasu 3

          episode 3    辺りは暗く、方々から虫の声がする。昼間は日差しが強く暑いが夜は風も涼しくて、それが林の中だとたまに寒く感じられるくらいだ。 　ちょっとした湧水湖があるからその湖畔でキャンプをはる予定で、今回は水をあまり持ってこなくて済んだのは有り難かった。予定通り湖畔に着き飲食用の水を補給すると、隊員たちは久しぶりに水浴びもできる。隊員全員が終わったのを見計らってジャンニも水浴びをしていたのだが、湖に入った瞬間、目線の先の林に見慣れた姿が見えた。 　髪も服も白いの

          tom.b

          akanesasu 3

          tom.b

          akanesasu 2

          こちらの⛪️さんはまだ軍の常勤。 教会時代にたくさん男性経験あり。ごくごく稀に酔う。 酔うとベッドに誘ってしまうタイプらしい。 🍶さんは、男性経験（だいたいタチであるリバ）も女性経験も豊富で上手。本編よりは酔ってなくてモテるので、自分から誘ったことはない。 episode 2 　 　 起きた時、几帳面に畳まれた布団と浴衣が置いてあった。あの時は、ああ先に帰ったんだなと思っただけだったが、その後2週間近く姿を見ない。 職場では元々ほぼ会わないのだが、飲み屋では週2〜3回以上は

          tom.b

          akanesasu 2

          tom.b

          akanesasu 1

          ⛪️さん本編より病弱。あと🍶さんより少し背が小さいし、一人暮らし。 episode1 　自分の手の甲に当たって転がった盃から酒がこぼれる。それを見ながら、ジャンニは久しぶりの感覚に自分の手を見た。 ちゃんと盃を掴む位置に手を持っていったはずなのに、どうも思ったところに手が行かない。 　横のクガイから無言で差し出されたおしぼりの袋を開けてこぼれた酒を拭いていると、差し出し主が言った。 ｢お前酔ってんのか？｣ ｢ああ…そう…みたいだね｣ 頭がフワフワする。自分の鍵を2～3個

          tom.b

          akanesasu 1

          tom.b

          Your bouquet you

          　もう名前も顔も戦い方まで覚えた相手と向かい合いながらジャンニは言った。 「お前、こんなに俺殺すの失敗してて大丈夫なのか？」 スーツがところどころ裂けた部分からは傷や出血があるが、特に重症ではない。 相手に向けて一応銃も向けているのだが、もう30分以上やり合ったし、そろそろいいかなといつも止めるタイミングだ。そこも妙に阿吽の呼吸で、向こうも刀を構えてはいるがそこまでやる気も見られない。こうなるともう、どちらが獲物をしまうかだけの問題なので、銃を構えてる方からだなと思い、ジャン

          tom.b

          Your bouquet you

          tom.b