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#139 小俣幼児生活団(おまたようじせいかつだん)

初めて知った。
足利にあるらしい。


ウェークアップ 読売テレビニュースより

動画はこちら↓

動画を見ていたら、たまたま上がってきた。
私にしては、珍しく動画を再生してみると、
97歳の現役保育士がご登場。
リトミックもしている。


ウェークアップ 読売テレビニュースより



公式サイトをみてみたら、
登園時刻も決まっていないという。
保育士さんはいつ出勤するんだろう。

終わりは希望があれば19:30まで預かります?
あれ?目を疑った、いや、私いま書きながら、記憶を疑った。
19:30って、7:30pm
ご興味ある方は、公式サイトにてご確認ください。

こんな保育園なら、私も行けたかもしれない。

私が行けなかった保育園は、保育園がいけなかったわけじゃないけど、
私的には3歳で適応するにはハードルの高い保育園だったと思う。たぶん、たまたま。私には保育園児としての3歳のスキルはなかったと思う。親や親戚くらいとしか関わっていないから自分で考えることもあまりなかった。 ましてや自分の考えを言葉にして相手に伝える、話すなどという高度な能力は備えていなかったのである。それでも、成長は早く体と顔は大きかった。鉛筆と紙があれば名前を書けたし、自転車にも乗れた。
しかし、おしゃべりは全然得意じゃなかった。
※幸い翌年度から幼稚園で学校型の教育がはまり、適応した(ように見えた、たぶん。そういう記憶。)。

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おそらく自分にとっては不快なことも多くても、それを拒否する言葉を知らなかった。
今なら保育園で練習する『やめて』、『やーめーて』なんて練習したことがなかった。できるわけでもなかった。
泣いてばかりいた。
親や今となっては大人から見たら、そんなこと、たいしたこてではないこと、のように見える、感じるものでも、本人はものすごく言葉にならないほど不快だったのだと思う。
どこかへ出かければ家族や仲間の集団からはぐれた。探そうと思えば探せた(と本人は思っていた。)。衣料品店なら床に手をついて陳列棚の下からのぞいて、客の足を見て母を探した。 脚の様子や、靴のデザインでわかった。

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話は変わるが、不快なことの具体例を挙げる。

服の縫い目(かゆい)、サイズ(小さいのも大きいのも嫌)、素材(裏起毛だめ)、タグ(首がかゆい)はもちろん、シワ(腕の二重になったところが、重なってくしゃくしゃしているとか)、締め付け感(ゴムの具合とか、暑さなど)、温度(暑いのは特に嫌、寒いのは結構平気)、音、ニオイ、触感、人、声、言葉、目、動き、空気、風、振動、チリなどなど。

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話は戻って、小俣幼児生活団の保育記録より↓
ご紹介させていただきます。
二文字で書くと、感動。

とても丁寧な対応のできる4歳さん。
それに応える2歳さん。

見守る保育士さん。

三文字で書くと、すてき。いいな。

棒を入れ続ける実験の話。

声をかけたくなるけど、待つ保育士さん。

経験を奪ってはいけない。

たしかに。

大変貴重で、希望のある記録を共有していただき、ありがとうございます。
☺☺
これからも末永く子どもたちを育める場所が続けられますように。。。

ところで副主任ってどれくらいベテランなんだろう。。。主任が97歳なら、副主任は80歳くらいかな。そういうのはないか。
他に33歳くらいの主任保育士さんもいらっしゃいますよね。おそらく。きになる。。。

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では、年齢が大きくなってからはどうだろうか。この子たちはどこの小学校へ通うのだろう。中学校、高校、、、成人。

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【待つこと】
待つべきか、提供するべきか。
それはまた別の話になる。

歳を重ねすぎると、
知らないほうがよかったと思うこともあるかもしれない。
本人が知りたがらなければ、
今!という時でも知らん顔すべきなのか。

本人が求めなければ、
今!という時でも、それは先回りになってしまうのか。それはそうだと思う。でも、それでも、選択するのは本人。判断力を培うのはそれまでの生育。


だから夢や目的は口にしろ、言葉にしろと言われるんですよね。この人はこれを求めているのか、それなら、ヒントをあげよう、という先人が現れる可能性が高くなる。

その人の環境の影響は大きい。

と、思う。

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おわりに。

どこへ行くか、誰と過ごすか。
何に出会い、どうなるか。

楽しみである。
常に変わっていく、動いている、息をしている。

私はそういう人でありたい。
つづく