”読み出したら、とまらない!!!” おすすめのミステリー小説
こんにちは。徳望(とくぼー)です。
私は、子どもの頃から本を読むのが苦手で、高校卒業まで「本を1冊も最後まで読み切ったことがない」ということが自慢という人間でした…。今、考えてみると、本当に損だなぁと思うのですが、そのくらい本が苦手でした。
しかし、ここ2〜3年、無理矢理本を読む習慣をつけていたからか、最近の趣味は読書になりました。笑 特に最近、ハマっているのが”ミステリー小説”。
今回は、最近読んで、とても面白かった”カササギ殺人事件”について記録していきます。
カササギ殺人事件
著:アンソニー・ホロヴィッツ
訳:山田蘭
アンソニー・ホロヴィッツさんの本は、本当に面白い。
この本を読む前に、「その裁きは死」と「メインテーマは殺人」の2冊を読んだのですが、話のテンポがよくて、読みやすくてすごくオススメなんです。
(その2冊の記録も、いつか書こうと思います…。)
そんなホロヴィッツさんの作品、「カササギ殺人事件」は上下巻の2冊で、2019年には本屋大賞 翻訳小説部門で1位をとっています。私は読んでないのでわかりませんが、アガサ・クリスティのオマージュ・ミステリーらしいです。(アガサ・クリスティも読んでみたいなぁと思いました。)
では、感想を書いていこうと思います。この本を読もうと思っている方は、何も知らずに読んだ方が楽しめると思うので、ここから書く感想も読まない方がいいと思います。
感想
この本、最後まで読んで言葉を失いました。
驚きの連続で…。
先ほども述べた通り、この作品は上下巻の2冊あり、めちゃめちゃ長い…。正直に言ってしまうと、上巻はそこまで盛り上がらず…。なんだろう、登場人物が多く、視点があっちこっちと変わりまくるから、少し疲れたという印象が残りました。
本の始まりで、「この本を読むときは注意した方がいい」という内容が書かれてあったのに、そんなの忘れてしまうくらい、普通のミステリー小説が進んでいくのですが、上巻の最後の1文を読んで、「お、気になる〜」と下巻にすぐ手を伸ばしました。
そして、下巻を読み始めて数分後…。
「え…??? えぇ??? どうゆうこと????」
もう、驚きの連続で頭の中クエスチョンマークでいっぱいになりました。
本当に、いきなり現実の世界に連れ戻されました。
冷静になって、(一旦、下巻をおき)上巻の前半を少し読んでみると、「あ、そーゆー流れか」と理解できました。笑
そこからは、手が止まることなく延々と読み続けました。
もう最後まで犯人が誰かわからず、最後まで楽しめました。
読んだ後は、すごい疲労を感じました。笑
この作品、構想が浮かんでから執筆するまでに15年もかかったそうなので、この疲労感も納得だし、話も面白くて大満足でした。
1つの物語に2つのミステリーが詰め込まれたこの作品、すごくおすすめなので、みなさんもぜひ、読んでみてくださいね。
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