【うつ病体験】57:ソファ上の攻防戦
とことこてー(とこ)でした。
今回はちょっと前置きを。
朝、彼はキッチンに降り立つ。
大きな箱から白い塊と白いパックを取り出す。
白い塊を小さな箱に入れスイッチを押す。
さらに引き出しからパックと器を取り出す。
白いパックから茶色い粘着物を
別のパックから黒い屑を器に入れる頃
小さな箱が合図を出す。
取り出した白い塊は熱を帯びていて
そのまま器へ投入する。
そして彼は棒を2本取り出し
一心不乱にかき混ぜる。
そうして出来上がるのが
とこの現在の朝ご飯である
「納豆のりご飯」なのである。
>コニシ木の子さん、初めて作ってみましたが
こんな感じで合っていますか…?
さて、ようやく本題です。
一昨年の秋から寝起きの頭痛に悩まされる
ようになっていました。
そんな休職前の朝のルーティン。
朝6:30。
それでも起きて朝食(当時はフルグラ)を
無心でかきこみます。
隙間時間でソファに横になります。
時間にして15〜20分ほど。
しんどいので少しでも休みたい。
本当にギリギリの時間になって
その日の勝負が始まります。
そこから自分に勝てたときは何とか起きて
身支度をし、玄関を出て出勤です。
勝てなかったときは…奥さんに白旗を告げ
上司に欠勤(有休)の連絡をし、そのまま
寝室で眠りにつくのです。
※奥さんはこの期間
「心配でしょうがなかった」と。
本当に反省です。
それが平日、毎日毎日続きました。
約1年に及ぶ辛く厳しい闘いでした。
半日出社、フレックスもフル活用し
粘りに粘りました。
それで勝率6割強といったところでした。
今思うと、本当に無駄な悪あがきでした。
1日も早くうつ病の診断をもらって
休職すべきでした。
こんなに頑張って出社しても
評価は底まで落ち込むだけでしたから。
うつ病の場合、朝の不調が顕著です。
このような症状に陥ったらもうアウトと
考えていいです。
早く精神科、心療内科を受診し診断を受けて
療養して下さい。
ちなみに予期不安などの不安障害の場合
療養に意味はないそうです。
薬、頓服で不安を軽減しながら
環境に慣れるのを待つか、変えるのみ。
不安障害で症状の重い方は本当に
苦労されていると思います。
周囲で症状に気づいた方、
カミングアウトを受けた方は
ひと声かけるなどお気遣いいただけると
お相手は気持ち楽になると思います。
本記事を読んでいただき、感謝申し上げます。
以前の記事は自己紹介記事から参照下さい。
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