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ミカちゃんのこと 精神病院の人々


ミカちゃんは物静かな女の子だ

華奢でおとなしくていつも物憂げな表情をしている
ショートカットがとてもよく似合っている
中学や高校のクラスメイトにひとりはいそうな女の子
読書が好きで、地味な感じの女の子のグループに属している、そんな感じ

彼女は僕が入院した精神病院で同時期に入院していた

どんな場所や組織でも目立つ人というか積極的な人というのはいるもので、入院した当初僕に話しかけてきてくれるのはどちらかというとそういう感じの人たちだった
ミカちゃんはあまりそういうタイプではない
だから最初のころ僕は彼女の顔こそなんとなく認識してはいたけれど、名前も知らなければ話をしたこともなかった
すごくおとなしい


当時(もう20年も前だ)の僕は自殺志願者としてはわりと社交的な感じで、病院の中ではよく人と話をするほうだった
色々知りたいこともあったし(病院のこととか病気のこととか)、それに日がな一日病棟の中にいるから恐ろしく退屈していて、いつだって話し相手を求めていた
若い子たち(僕も20代だった)とも話すし、自分の親くらいの年の人たちと一緒にテレビを見たり時々将棋をしたりすることもあった

当時は病棟の中に喫煙室という社交場があって、ここで患者同士が仲良くなることが多かった(今は喫煙室があるのかどうかわからないけれど)
喫煙室は締め切られた場所だから、例えば看護師の悪口とか、その場にはいない患者のうわさ話とか、そういう話をしたりする
一般社会でも喫煙所ってそういうところがあるじゃないですか
そんなわけで喫煙室にいるといろいろな話が耳に入ってくるし、患者同士の距離も縮まったから、なかにはタバコを吸わないのにしょっちゅう喫煙室に来る女の子なんかもいた
喫煙室は24時間開放されていたからなおさらだ
夜、眠れない患者は多い
だから必然的に喫煙室でうだうだと話をすることになる

意外な感じがするかもしれないけれど、ミカちゃんも煙草を吸う
銘柄はセブンスターだったと思う
なんだかとても素敵だ

奇妙な話だけれど僕はタバコを吸う女性が結構好きだ
それもなんというか、華奢できれいな女性がタバコを吸うしぐさにめっぽう弱い
満島ひかりとか永作博美とか、タバコを吸われる女優さんが結構好きだ

ミカちゃんはヘビースモーカーという感じでもなくて、一日に何度か喫煙室に来てセブンスターに火をつける
すこし気怠げな、アンニュイな表情で、たいして旨そうでもなさそうにタバコを吸う
あまりフィルター近くまで吸うことはなくて、三分の二くらい吸うと、タバコを灰皿に押し付けるでもなく、水の入った灰皿にタバコをすとんと落とす

僕はとても感心した
なんだかとてもカッコいい
当時よく聞いていた椎名林檎の「罪と罰」という曲を僕に思い起こさせた
なんというか、物静かな文学少女然としたミカちゃんがそんな男前な感じでタバコを吸うのが、なかなかいいなと思ったんだ
別に好きになったとかそういうことじゃない、感心した、というのが正しいのかなと思う


とにかくそんな感じでミカちゃんと時々喫煙室で一緒になる
そのうち、ぼそりぼそりと口を利くことになる
彼女は無口なほうだ
無口というか、奥手というか、恥ずかしがり屋というか、とにかくなんだか話すことが恥ずかしいみたいなところがある
あまりうわさ話とかそういう話はしなかったし(気に食わない看護師の悪口は時々したけれど、入院患者で看護師の悪口を言わない人間などそもそも存在しないのだ)、話と言ってもどちらかといえば聞き役に回ることが多かった
そういうタイプなのだ

一方僕はといえば明らかに双極性(躁うつ)的症状があって、薬の関係か、妙にハイになることが時々あった
躁転というほどではないにしても
多分当時はまだ抑うつあたりと診断されていたんじゃないかな、うつに対する薬の処方は十分あったけれど、躁に対する手当はあまりなかったような記憶がある(炭酸リチウムとか処方されていなかった)

夜になって不自然にハイになった僕は自殺志願者のくせに大層陽気にふるまってみんなにポッキーみたいなお菓子を「1本どうぞ」と配り歩いたりする軽度の奇行に勤しんでいた
そういう時にミカちゃんは「あら堀込さん、今日はご機嫌ですね」とか「堀込さんって毎日どんなことをして過ごしてるんですか?」なんて声をかけてくれたりした

そんな風にして少しずつ会話を交わすようになった

当時、あまりにもやることがないから、人に頼んで病院に僕の自宅にある本を送ってもらって読んでいた
谷崎潤一郎とか夏目漱石とか吉本ばななとか村上春樹とか川上弘美とか、時代はぐちゃぐちゃなんだけど、とにかく純文学的なものだ
当時僕の家にはその手の本かビジネス書しかなかったん
時間はいくらでもあったから、夏目漱石の全集を始めから終わりまで読んでみたり、時間つぶしにはなった

みんながくつろげるリビングみたいな広間(その近くに喫煙室がある)で、太陽の光を浴びながら本を読むことも多かった
僕の病室の同居人はひどく日光を嫌う男で、24時間カーテンが閉められていて薄暗かったからだ
僕が訳の分からない分厚いだけが取り柄みたいな本を読んでいると、たいていの人は「なんか難しいの読んでるな」とか「堀込くんって意外とインテリなのね」みたいなことを言われることがあったのだけれど、ミカちゃんは僕が読書をしているのをなんだか興味ありげに遠くから見つめてくることがあった
それで、こっちから「おはよう」とか「元気?」とか話しかける
するとなんとなく本の話になったりする

「何読んでるの?」
「谷崎潤一郎だよ」
「細雪の人?」
「そうだよ、でも今読んでるのは陰翳礼讃っていうやつ」
「ふーん、おもしろい?」
「面白いって程でもないけど、つまらないって訳でもないな」

そういう感じだ
彼女は古い作家にはあまり興味がないみたいだった、芥川とか、谷崎とか、夏目とか
僕はわりとそういうのが好きなんだ、古くて明るくてパリッとした小説

でも彼女は現代作家には興味があるみたいで、僕が吉本ばななの全集を読んでいると

「それ吉本ばなな?」
「そうだよ」
「そんなに分厚いのあったっけ」
「全集だよ、自選選集っていうの、最近買ったんだ」
「面白い?」
「面白いよ」
「いいね」
「ばなな好きなの?」
「好き」

そんな感じの話をする
それで僕は試しに、「もう1冊、ばななの違う全集が部屋にあるんだけど良かったら貸してあげようか?」と言ってみた
彼女は少し首をかしげてちょっと考えるような感じで、それからちょっとうつむいて「貸してほしいな」といった

本を読んだり映画を見たりした後に、感想を他人に言いたい人とそうでない人に分かれるけれど、彼女はどうやら後者に属するらしかった
毎日顔を合わせるけれど、特段本の話題を持ち出すことはなかった
というか、顔を合わせても会話もないということのほうが多かった


ミカちゃんは何の病気なのかなと考えることが時々あった
深夜にたまたま喫煙室で顔を合わせて
「寝れないね」
「うん、全然寝れない」
くらいの申し訳程度の会話をして、奇妙な沈黙が訪れるとき、ふと「この子は何の病気なのかな」と思う
きっとうつの類なんだろうなという察しはつく
入院しているとなんとなく相手が何の病気かというのはわかるようになってくるし、不思議と当たっていることが多い
彼女はいつもちょっと暗い表情をしているしあまり笑わない
死にそうな顔をしているというわけではないけれど、なんだか少し思いつめたような顔をしている
何か、物事の暗い局面を見すぎる傾向がある人みたいな表情だ
ハイになることはない
だからまあうつの類だろうな、と思ったんだ
病棟でもあまり寛いだような様子もないしね

ミカちゃんが外出の許可をもらって出て行って、何時間かして戻ってきたところにちょうど出くわしたことがある
僕が広間の隅っこのほうで本を読んでいるとちょうど彼女が荷物を抱えて帰ってきた
「おかえり」というと彼女は「うん」と小さな声で応えた
外出から帰ってきた人にはみんな普通に「おかえり」と声をかける
別に特別なことじゃない
彼女は一度自分の病室に戻ってからこちらに戻ってきた
服は着替えられていた
何も言わずに僕の前に座っている
珍しいことだ
「外出だったんでしょ?」僕はぼそぼそと話しかける「何か楽しいことあったの?」
「ビールを飲んだの」
「ビール?」
「アサヒスーパードライ」
「スーパードライ」
「うん」
小さな声だけれどはっきりと、一音一音確認するみたいに、彼女は明瞭に「スーパードライ」と言った
ほかの銘柄はビールとは認められない、みたいな厳格さがあった

「どこで?」
「公園で」
「公園?」
「国道のところのスーパーマーケットの前に公園があるでしょ、スーパーでビールを買って、それをその公園で飲んだの」
「ミカちゃんっていくつだっけ?」
「22」
「そうなの?未成年だと思ってた」

彼女は華奢な感じだったから大学生か何かに見えたし、高校生だと言われれば高校生にも見えた
幼く見えるんだ
よく考えてみると僕は彼女に年齢を尋ねたことがなかった

「看護師に怒られないの?」
「缶ビール1本くらい飲んだって酔うわけじゃないし顔にも出ないから、近くで話をしなかったらわからないと思う」
「時々公園でビールを飲むの?」
「時々ね、別にビールを飲むために外出したんじゃなくてちょっと家に着替えなんかを取りに行っただけなの」でもね、と彼女は言う「時々、なんだか自分の人生がとてもみじめに感じることがあるの、そういうことってあるでしょ?そういう時にビールを飲むの」
「それが今日だったの?」
「そう、なんとなく思いついて、ビールなんて別に飲みたいわけじゃないんだけど、病院の中でできないことをすることに意味があるのかもしれない、よくわからないけど」
珍しく彼女はよくしゃべった
もしかするとビールを飲んだからかもしれない
それから僕らは一緒にタバコを吸って、僕はまた読書に戻り、彼女は自分の病室に戻っていった


それからしばらくして、時々僕は彼女の目線を感じることがあった
広間でテレビを見ている時とか、他の人たちと話をしている時なんかだ
僕がひとりでいたり、おじさんと将棋を指していたりする時は近寄ってきて少し話をする
でも、人がたくさんいたり、僕がミカちゃんがあまり親しくない女の子たち(そもそも彼女が親しくしている人言えば地味な若い女の子と、数人の中年女性くらいだ)と話していたりすると広間と病室の境目くらいの人があまりいないところに突っ立ってこっちを見ていることがあった

なんとなしに見返すと、手をひらひらと動かして僕にこっちに来いと促す
行ってみると、借りていた本を返すとか、違う本を貸してくれとか、そういうことをぼそぼそと話す
そんなことが何度かあった

あるいは、喫煙室でタバコを吸っていてたまたま僕がひとりになっているタイミングで彼女が喫煙室に入ってきて、またぼそぼそと話をすることもあった

なんだか少し変な感じだなとは思ったけれど、そもそも精神科の入院病棟には少しどころか、ものすごく変な人がいっぱいいるから、僕としてはさして気にも留めていなかった
すこし仲良くなったなというくらいの気持ちだった


ミカちゃんが僕のことを好きだ、といううわさ話的なものを耳にしたのはそれから少しあとのことだ
最初は、彼女とあまり親しくない若い女の子たちが「あのいつも隅っこで暗い顔で堀込くんのこと見てる子いるじゃん?あの子、あんたのこと好きなんじゃない?」みたいな冷やかし的な軽口だったんだけれど、やることがない暇な人たちが密集した場所ではそういう話が、「かもしれない」から「らいしいよ」に変化するのにそう時間はかからない
僕もそういうことは理解していたから「そうかな?本を貸してあげたりしてるからそういう風に見えたんじゃない?僕はあんまりあの人と話したことないしな」みたいな気のない返事をするように努めていたし、実際問題として、彼女が僕を好きになる理由なんてないよな、と思っていた
そもそも頭のおかしい不細工で小太りの男を好きになるような若い女の子なんているはずがないんだ

でも、ミカちゃんが僕のことを好きだというのは事実だったらしい
彼女がよく話をする数少ない人の中に門倉さんという中年女性がいる
人の良さそうなおばちゃんだ
ある日僕が新聞を読んでいると門倉さんが僕に「ちょっといい?」と話しかけてきた
その日はたまたま広間に人が少なかった、天気が良かったからお散歩に行った人が多かったのかな
門倉さんはぼくを広間の隅にある畳敷きのコーナーの奥のほうへ連れて行った
周りには誰もいない
「堀込くんさ、ちょっと込み入った話なんだけどね、とりあえず聞いてもらいたいのよ」と門倉さんは話し始めた「ミカちゃん、って知ってるでしょ?ほら、あなたが本を貸してあげたりしてる物静かな女の子」
僕は黙って頷く
「ミカちゃんと私は結構話をするんだけどね、ミカちゃん、あなたのことが好きなんだって」
門倉さんは僕の目を一度見ると小さく息を吸って、また話し始めた
「なんか最近ミカちゃん元気がないっていうかさ、ちょっと様子が変でね、気になってたわけ、それで何かあったのって何度か聞いてみたのよ」
門倉さんは自分の右手の掌を眺めながら話している
「そしたらさ、あなたのことが好きというか、気になってしまって仕方ないって言うのよね」
ちょっと僕には信じられない話だった
「本当ですか?」というのが精いっぱいだった
「こんな話、冗談でするわけじゃないでしょ、あなただってミカちゃんに呼び出されたりしたんでしょ?うすうすそういうことに気が付いたりしてもいいと思うんだけど」
そんなこと言われてもわかるわけがない、モテた経験がない男にそんなことがわかるはずないじゃないか

「それでさ、本題はここからなのよ」
と、門倉さんはこちらを向き直って言う
本題?
「あのね、ミカちゃんはね、とっても心が繊細なの、それはなんとなくわかるでしょ?」
僕は頷く
「これはここだけの話にしてほしいんだけどね、ミカちゃんが入院するきっかけもね彼氏との関係がもつれちゃったみたいなことがあるらしいのね、わたしもあんまり詳しいことは知らないんだけれど」
僕はそういうことを知らなかったけれど、恋愛関係でメンタルを病んでしまう子は時々いる、特に女の子に多い気がする
「それでさ、あなたもね、別にミカちゃんと付き合いたいわけじゃないわよね?ミカちゃんとっていうか、そもそも恋愛するために入院してるわけじゃないでしょ?あなただって相当いろいろ大変なことがあって今ここにいるって前に教えてくれたじゃない」
僕にだっていろいろある
仕事と恋愛とその他もろもろがぐちゃぐちゃになっていっぱしの自殺志願者に仕上がったんだ
「ミカちゃんにとってもさ、ここで長続きしない恋愛するのはいいことじゃないと思うのよ、私は何回か入院してるんだけどね、時々若い子同士が付き合うのを見かけるのよ、でも、うまくいくことなんてほとんどないし逆に状況を悪化させることが多いんだよ」
そこまで一息に話すと門倉さんは大きく息を吐いて、そしてゆっくりと息を吸った
「難しいことを頼む様で申し訳ないんだけどさ、ミカちゃんとは今くらいの距離感のまま、つかず離れずって感じで見守ってやってくれないかな、わたしあの子のことがすごく心配なのよ、お節介かもしれないけど」
「別に距離を置けとか冷たくしろとかそういうことじゃないし、逆に今より距離を詰めて期待させるようなことをして欲しくないってことなの、そういうお願い」

門倉さんは急に黙り込んだ
きっと次は僕がしゃべる番だということなんだろう
率直に言って僕はミカちゃんのことはちょっと仲の良い入院患者くらいにしか思っていなかったから、門倉さんが言ったことはにわかには信じられなかった
でも、きっと門倉さんはこの話を信じるか信じないかとかそういうことを聞きたいのではなく、僕が「わかりました」と答えることだけを求めているんだなと思った
だから僕はひとこと「わかりました」とこたえた
僕はわりと物分かりがいいんだ
門倉さんは「ありがとう、面倒なこと言ってごめんね」というとしばらく僕の顔を眺めて、やがて立ち上がって「じゃあよろしくね」と言って病室のほうへ戻っていった


申し訳ないのだけれど、この話に特にオチのようなものはない
その日以降も、僕は門倉さんに言われた通り、ミカちゃんとそれまで通りに接したし、なんとなくだけれど、二人きりになることはそれとなく避けるようにした
そうしてくれと頼まれたわけではないけれど、そうしたほうがいいような気がしたからだ

僕にとって気が楽だったのは、ミカちゃんにリストカット痕がないということだ
偏見交じりの言い方かもしれないけれど、経験上、恋愛関係で面倒なことになって精神科に入院するタイプの女の子はリストカット癖があることが多い気がする
リストカット痕を隠さない子もいるし、ブレスレットとかリストバンドなんかで隠す子もいた(当時はミサンガっていうのをしてる子が多かったけど、今はもうミサンガなんてないのかな)
だからミカちゃんにリストカット痕がないというのは、僕としては、なんというか良い前兆みたいなものに思われた

それから数週間して僕は退院したのだけれど、ミカちゃんはその時も入院していた
あの感じだとすぐに退院するのかな、と思っていたのだけれど、結局僕より前に入院して僕より後に退院することになるらしかった
もしかすると、外からはよくわからないけれど、あまり病状が芳しくなかったのかもしれないな
退院する少し前、ミカちゃんは僕に携帯電話の番号を交換してほしいと言ってきた
僕は少し迷ったのだけれど結局番号を交換した


退院してしばらくしてから、数回彼女からショートメールが届いた
「元気ですか」とか「仕事は始めたの」とかそんな感じだ
僕もごく簡単に返事をした
でも少しして僕は携帯電話を変えてしまった
だからそれ以降彼女と連絡を取ったことはないし、もちろん彼女と会ったこともない
とても仲の良かった他の入院患者とやり取りをしている中で、彼女がそれからも結構長く入院していたことを聞いた
そして、また、誰か違う人を好きになったらしいことも聞いた


今でも時々彼女のことを思い出す
話した内容なんかはすっかり忘れてしまったけれど(なにせ20年も前の話だ)、彼女がセブンスターを吸っている横顔とか、話をするときにできる妙な間とか、「アサヒスーパードライ」と言った時の語勢とか
そういうものをだ
僕の中の彼女はいつも憂鬱さと悲しみがまじりあったような顔をしていた

今頃、彼女も40歳を過ぎているはずだ
結婚しているかどうかわからない
でも、彼女がどこかで幸せで穏やかに、すこしくらいは笑顔をみせて暮らしていてくれたらなと思う
自分の人生がみじめだと感じられる時ではなく、誰かと楽しい時間を過ごすためにアサヒスーパードライを飲んでいてくれるなら、僕はとても嬉しい


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