生理で苦労している女子は、フェリチン(貯蔵鉄)不足というのを調べてみては?
もうだいぶ前に終わったことだから、恥ずかしいけど書いてしまいます。過去の話。
私は若い頃から生理痛がとてもひどかった。
小学校6年生のマラソン大会の日に、初潮を迎えて以来、毎月、排卵日周辺とと生理の1週間前からイライラとお腹の痛みに苦しんだ。
以来40年間以上、いつも大量の出血、腰の痛み、思考力の低下で色々失敗したり、余計なひと言を加えて悪態ついたり、親と喧嘩したり、泣き喚いたり、落ち込んだり、受験とかその他、いざと言う日にそれは必ずやってきて、私の人生をとーっても混乱させました。さらに閉経前の不定期な大量出血にも数年悩まされた。幸い更年期障害はカーッと熱くなるだけで済んだけど、まあー大変だった!
なのに私は長年にわたり、特に原因を考えることもなく、産婦人科医に相談することもなかった。ちなみに一度だけ20代で生理痛の相談に行った産婦人科の初診で、男性産婦人科医師になぜかカメラで内診され、「あなたの子宮は奇形で小さくしかも荒れているので出産はできませんね」と言われた。
この一言が、あまりにもショック過ぎたせいか、逆に「生理痛がひどいのもそう言うことなんだろう。何しても無駄な体ね」となぜかとても素直に諦めて考えるのをやめたのだった。
だから30代で子供を授かった時には本当にびっくりした。結局2人産んだけど、その後、妊娠中も順調で、一度も子宮が云々と言われたことはないから、あれはひどい誤診=ドクハラだったのだろうか?
でも今になって、昔の自分の生活を考えてみると、私の実家での食生活は、戦中派の母の作るもので、おかずも野菜も少なく、ひたすら白いご飯ばかり食べる献立だった。
働き始めて自律してからも、マスコミの世界で、レストランなんかの取材もたくさんしたので、美味しいものには色々出会ったったけれど、栄養バランスのことなんて真剣に考えたことはなかった。
当時は特にイタリア料理が大好きでパスタばっかり食べていたかもしれない。つまり長年とっても糖質過多の食生活だったと思う。
体のあちこちにアザが出来やすかったし、爪もよく割れた、冷え性でいつも寒がっていたし、生理前の頭痛もひどく、便秘もして、毎月必ずバファリンを飲んでいた。
ここ数年、栄養療法のことを勉強するようになって、私は過去50年間以上、多分ずっと糖質過多の鉄不足だったのかもしれないと気づいたのだった。
あーそれで生理痛がひどかったなら、私の人生ずいぶん損したなあと思う。
ちなみに鉄欠乏というのは、いわゆる検査で「ヘモグロビンの数値が正常で、貧血じゃありません」と言われても、一般に調べる赤血球以外で必要な鉄が不足している可能性があるので「フェリチン(貯蔵鉄)」というのを調べてみる必要があるそうだ。「フェリチン(貯蔵鉄)」の検査は標準的な検査項目にないけど、お願いすればオプションで調べてもらえるようです。
若い女性の皆さん、もし生理が重かったり、そのせいでメンタルが安定しなかったりしたら、PMS(月経前症候群)かなと、産婦人科で低用量ピルとか、精神科に行って抗うつ剤や抗不安薬を飲む前に、まず一回鉄欠乏を疑ってみてください。
すでに抗うつ薬とか睡眠薬とか抗不安薬とかを服用している人も、鉄分を取ることで少し楽になり、メンタルの薬が減らせるかもしれません。
鉄分を多く含む食品(豚肉、牛肉 鶏肉など)、ビタミンCも鉄の吸収を高めるそうです。鉄剤ならヘム鉄というのが胃腸に優しいそうです。
ちなみに閉経すると、鉄不足はなくなるみたいで、これまでの苦労はなんだったのか!というくらい人生は楽になりました。私の場合!
本当に老婆心ですけど、女性の皆さんに伝えたいことでした!
そんなことなどもミネラル入りの味噌汁飲みながら話せたらと思うワークショップやります。
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