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なぜストレス発散してもメンタルが病むのか…そんな繊細な私が最速で急変できた理由

仕事でストレスを抱えていて、人間関係にもうんざり!
トラブルやミス、理不尽な怒られ方、上司や部下に頭を悩まされ毎日仕事に行くのが億劫になる。

そんな時、あなたはどんなストレス対策をしていますか?

カラオケで発散したり、とりあえず寝て発散、好きなもの食べて発散
買い物して発散、好きな音楽を聴く...

確かにどれも効果はありましたが、お金を使ってストレスを解消しようとしても、また次のストレスで限界がきてまたお金を使う、その無限ループに陥ってどんどん効果が出なくなってきました。

そこで出会ったのがこの本です。




これなしではストレス解消法の効果が激減

一番肝心なのは自分のストレスレベルを図ること。

✅自分のストレスが100点満点中、このストレスは何点なんだろう?
✅このストレスは過去に感じたストレスよりひどいのか?

100点満点ではなくても、10段階でもOK!
大まかに現状をつかみ、ストレスレベル採点するだけでも対策になりました。


私はこんな感じでレベルわけしてます。
✅全くストレスを感じない《0レベル》
✅ほんの少しストレスを感じる《1~3レベル》
✅そこそこストレスを感じる《4~6レベル》
✅すさまじくストレスを感じる《7~10レベル》


激しいストレスを引き起こす3つの根本的な原因

1.思考のアンバランス
   考え方の偏りがもたらすストレス

2.栄養のアンバランス
   不摂生な食事がもたらすストレス

3.受容のアンバランス
   人生のリアルを受け入れられないストレス

最も効果的で長期的にストレスの対策できる方法として、
その場しのぎのストレス対策よりも、まずは3つの根本的原因を改善が
必要だということなんですね。

もちろん、この本に書かれているストレス対策を一回やっただけではだめで、日常のストレスレベルを0にすることはできません。

生活習慣病や依存症の改善も長い時間が必要です。ストレス対策も同じで日常の習慣として定着させていかないといけません。

さらには、ストレス対策の手法をいくつか自分のレパートリーとして持っておく必要があります。



受容のアンバランス

ストレス解消


私がこの本で一番好きな章です。

1.コントロールできないものを受け入れられないストレス


✅過去を引きずって前に進めないこと。
✅仕事でのミス
✅失恋
✅世界の不景気
✅社会のルール、法律 など…

もうすでに起きてしまって、変えられない出来事にストレスを
感じていることが日常茶飯事でした。


プラス思考の親友からは、くよくよするな!起きたことは仕方ない!悩んでいても何も解決しない。

そもそも、自分が思っているほど、これからの未来はひどくならない。

そう思えるようになり、余計な不安からのストレスが軽減できるようになりました。


2.ネガティブな体験を避けるほど、ネガティブになる

誰にでもネガティブな感情はあり、生きているからにはネガティブな感情を避けては通れないものです。

『不安な気持ちを今すぐどうにかしたい!』
『ストレスなんてなければいいのに!』
『怒りの感情を抑えたい!』

しかし、ネガティブな感情を受け入れられないとマイナスの心理的メカニズムが働き始める。

✅イライラやストレスから目をそむけて、なかったことにする。

✅ネガティブな感情を強引に抑えつけたせいで、逆にイライラとストレスに目が向いてしまう。

✅意識が向いたせいで、ネガティブな感情が必要以上に誇張していまう。

✅結果、イライラやストレスで不安が膨張する。

このように、ネガティブな感情を避けようとすればするほど、
逆にメンタルや体に悪影響を及ぼします。

日々のストレスが多い人ほど、メンタルが病む原因として
自分の不安感や緊張感、を認めるのが苦手になることが
わかっています。

つまり、ストレスに強くなりたい!ネガティブな感情に打ち勝ちたい!
と思うのならば『受容』の精神を鍛え、育てなければいけない
ということです。


3.『受容』の精神は神経症の治療などにも使われる

「その瞬間に起きた出来事をありのままに認識すること。楽しいことも、辛いことも起きるままに任せること」(アメリカの大学心理学部論文が定義)

ちょっとトレーニングしないと難しいかもしれませんが、自分に湧き上がる感情を、良いか、悪いかだけで判断しないようにする練習をしていかなければなりません。

そこで、白黒はっきりさせるのではなく、どう良いのか?何がいいのか?
なのが悪いのか?なぜ悪いの?具体的に深堀していくように心がけ、
自分の感情を観察することがとても重要です。

ニーバーの祈り
神よ、
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。

                   ラインホールド・ニーバー

これは、アメリカの神学者ラインボルド・ニーバが作った1節です。

ニーバの詩の1節の心構えがあるか、ないかでストレス対策のテクニックの効果に大きく影響を与えると私も強く感じました。

コントロールできない感情やトラブルを受け入れるために『受容』の精神を訓練していくことでストレスに負けない精神が育っていきますよ。


まとめ

ストレス対策でかかせないのはストレスレベルを把握することで自分の感情を把握することがとても重要です。

ストレスの根本的な原因があり、思考、栄養、受容のアンバランスでストレスや不安に囚われてしまいます。

それぞれの原因に対処する方法は『超ストレス解決法』に記載されている科学的メソッドに100種類書かれていますので、自分に合った方法で対策がとれるようになってます。

その中でも私の心に刺さった章が『受容のアンバランス』に記載されていた内容で、コントロールできないものを受け入れられないストレスがあり、ネガティブに考えれば考えるほどネガティブな感情に引き込まれてしまう。
それらを阻止するためには『受容』の精神を養う必要があるということです。

私のメンタルが激変したのは、ニーバの祈りの1節を知ってからです。
変えられないものに耐える忍耐
変えられるものを変える勇気
それを見分けるための知恵
この『忍耐、勇気、知恵』を授かった気がします。


追伸


『超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド』
ですが、100もあったらわけわかんないし難しそう…とか、そんなに覚えられない…と最初は私も思いました。

しかし、100ある中から、自分に合ったものを数個選ぶだけで大丈夫です。本にも紹介されていますが、ストレスコーピングレパートリーという言葉があります。

要するに、ストレス対策方法をいくつか持っておきましょう!ということです。ストレスコーピングレパートリーはたくさん持っていれば、様々な場面やストレス強度、ストレスの種類に対応できるようになります。

ストレス対策のハンドブックにはこれ以上の書籍はないと思いますので、自分のストレス対策をしたい方は超おすすめの書籍となっています。

本を読むのが苦手な方でも、読みやすく、図や表も多く出てきていますので私の下手なブログの文章を読めたあなたなら簡単に読める本になっていますので安心してくださいね。

それではまたお会いしましょう(@^^)/~~~



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