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咲き誇れ、冬の牡丹。

年末年始は実家でのんびり。毎年、そんな感じで過ごしています。


🐗今シーズンのイノシシ初め

この季節、帰省中は毎朝寒いなぁと思いつつ、1時間ほど歩くのが楽しみです。ふだんのウォーキングとは違う景色。それは新鮮でもあり、子どもの頃から見慣れた懐かしい景色でもあり。

もう一歩、もうすこし、歩く距離がついついのびて、気がつくと予定より長いウォーキングになるのも、故郷の風景の魅力がなぜるわざかもしれません。

そんな故郷でのある日の晩ごはんは、今シーズンはじめてのぼたん鍋。

季節になると親戚が送ってくれる、山の恵みが実家に届いていました。冬ですね。

🌹お肉は半解凍でカット

今シーズンも、我が家の食卓に咲き誇る牡丹の花を楽しみます。

この冬も立派な塊です。

冷凍で届いたブロックを、半解凍にしてスライスします。完全に解けてしまうとやわらかすぎて切りにくいので、理想は半解凍。

白い脂と赤いお肉。コントラストがきれいです。

🌿野菜たっぷり山の恵み

お鍋には野菜もたっぷり。

まずは大根とにんじん、青みは春菊にします。

それからきのこ。

イノシシが食べて育つ、山の素材は絶対お肉に合うはず。山の恵みをいただくとき、そういうポイントは気にかけます。

🐗脂を焼いてお味噌の香りを

まずは脂身の部分をお鍋に。

香りが立ってきたら、お味噌を投入。

からめながら焼いていきます。

香ばしい香りが立ってきました。いいぞいいぞ、香りはぼたん鍋の醍醐味。

🐗ことしもいただく山の恵み

昆布出汁をたっぷり。

お味噌を溶きつつ、軽く煮ます。

そこに具材投入。

さあ、今シーズンのイノシシ初め。

2025 シーズンもイノシシがはじまります。

この日ばかりは、ビール好きな自分も、やっぱ日本酒です。

ひとしきりお鍋を楽しんだら、〆の時間。

いのししの旨味の出た味噌味には、うどんがぴったり。

煮込んでくたっとしたうどんは、懐かしい味。

全国チェーンの讃岐うどん店の影響か、うどん=ぷりぷり、もちもち、しこしこみたいな食感が人気になっていますが、故郷のうどんは違います。しっかり煮て、もしくは茹でて、やわらかい食感、自分にとってはそれこそがうどんです。

山の味、山の恵み、冬の味。今シーズンも感謝しながら、おいしくいただきます。

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tokeiya
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