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冷凍庫よりカレーを込めて。

カレーをつくるときは、多めにつくります。きっとみなさんも、そうではないでしょうか。


🍛カレーは多めにつくります

誰かがおかわりするかもしれないし、大盛りで食べるかもしれない。それにそもそも、1人前作るのも5人前作るのも、それほど手間は変わらない、煮込み系の料理ってそうですよね。

そして冷凍することもできるので、余らせてももったいないということもありません。逆にそれは、ごはんの準備に時間がとれない日の救世主になることもあります。

カレーが突然食べたくなったとき。一からつくるのは、物理的に時間がかかります。だって、煮込む料理ですからね。

🍛ALL冷凍ストックカレー

でもほら。冷凍ストックがあれば、これが10分もかからず用意できます。

そう、今回は冷凍ストックのカレーのお話。それも、見てください。カレーソースだけじゃないんです。

冒頭の写真のお皿に盛り付けたカレー、すべてが我が家の作り置き冷凍メニューなのです。

じやがいも、にんじん、マッシュルームのゴロゴロ野菜に、メンチカツ、ごはん、そしてカレーソース。

🔥解凍とは調理だ

今夜のおうちごはんは、冷凍庫にあるストックで、メンチカツカレーをつくります。

🍛カレーソース解凍

まずはお鍋にカレーソース。少し水を足して、30〜40秒ほどレンチンした、ゴロゴロ野菜を加えます。

にんじんとじゃがいもは下茹でしてから、マッシュルームは生のままカットして冷凍しておいたものです。カレーのほか、シチューや肉じゃがにも活躍します。

お鍋を火にかけていきます。

最初は強めの火でスタート。カレーソースの縁が溶け出してきたら、木べらなどですこしずつ崩していきます。

カレーソースが溶けたら、加えた水の分、煮詰めていくだけ。すこし火を落として、ぐつぐつといきましょう。

🥩メンチは凍ったまま

今回のトッピングはメンチカツ。

油を火にかけて、まだ温度が低いうちに、凍ったままのメンチを投入。油の温度がじわじわと上がる間に、凍ったカツもゆっくりと解凍されていってくれます。

底になった面が固まったら返して、両面を色づけます。中まで解凍できているかは、竹串を刺して確認するのが万全。OKなら火を強めて、衣をカリッと仕上げます。

冷凍のメンチカツは厚みもあるので、最初の油の温度が高すぎると、中まで解凍されないまま衣が色づいてしまうこともあるので、最初の温度が肝腎です。

最初は戸惑っていた、そのタイミングも、くり返すうちにいつしか感覚として、掴めるようになりました。慣れってすごいなぁと思います。

さあ、カレーもいい感じに煮詰まりました。

🍚ごはんも冷凍

ではごはんをレンチンします。ごはんを冷凍するときは、熱くて湯気の立つうちにラップフィルムで包み、そのまま粗熱を冷まして冷凍します。こうしておくと、解凍したとき水分が残っているので、パサパサになりにくいです。

あちち。そのかわり、ラップフィルムを外すとき、中から熱された蒸気がぶわっと出てくるので、注意してください。

キュビズム。ある意味でオシャレな気もしますが、ちょっと無愛想が過ぎますね。

 

というわけで、スプーンでふんわりした感じに崩しました。

そこにカレーをたっぷりと。

🍛解凍メンチカレーの仕上げ

うん、いい感じ。

個人的なカレーの好みとしては、ビーフゴロゴロ、具はそれと玉ねぎだけみたいな、シンプルでストイックな印象の欧風カレーがNo.1ですが、たまにこういう家庭風も食べたくなるんですよね。

生野菜も添えてみます。

そしてメンチをぽん。

できました、所要時間は10分弱。カレーを解凍しながら、並行してメンチを揚げると効率的です。

🍛冷凍庫よりカレーを込めて

さあ、食べるぞ。

メンチの上からソースをかけて、今夜のカレータイムがはじまります。

このところ、金曜日は日中にSNSで見かける、#金曜日はカレーの日、というハッシュタグのおかげで、夕方にはいつしかカレー脳になってることが多いんですよね。

そんなとき、この冷凍ストックが活躍してます。

突然カレーが食べたくなった。いますぐカレーが食べたくなった。

そんなあなたに、冷凍庫よりカレーを込めて。

From the freezer, with love called curry.

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