焼肉系スキレットの完成品。
我が家のスキレット導入1周年を過ぎ、メニューの数も多くなってきました。
その究極は1年経ったいまでも、ミックスグリルではないかと思ってます。
🥩究極はミックスグリル
ちょうど1年前、複数の種類のお肉を食べるのはわくわくするけど、つくるとなると手間が大変かなと思いつつもスキレットが手にはいった以上、これはやらねばと一念発起。面倒とか手間だなとか、そんな気持ちに食べたい欲が勝るのが、食いしん坊。いざやってみると、想像を超えた出来栄えでした。
それから何度かつくること、2024年末にはこれがゴールだともいえる手応えを感じたのが、この記事で取り上げたミックスグリル。肉、肉、肉のオンパレードに付け合わせはもやし。完璧です。
と、悦に浸りながらあらためて読み直してみたら、初ミックスグリルのときと比べて、ソーセージがベーコンに代わっただけのような…。
憧れの強いメニューだっただけに、アイディアの時点で自分の理想像が完成してたんでしょうね。1年かけてゴールにたどり着いたというより、理想像をマイナーチェンジさせつつくり返すことで、自分自身の手応えや達成感が満たされる日を求めていたのかもしれません。
🥩もうひとつのスキレットメニュー
でもミックスグリルだけが、スキレットメニューではありません。実際にハンバーグだったり、ステーキだったり、ステーキハウス風のジュージューメニューをつくって楽しんできました。
そんな中、ひとつのジャンルとして、我が家に定着したのがこのスタイル。
薄切り牛肉系焼き肉です。
🍳シンプル調理のスグレモノ
このスタイル、何がいいって調理がシンプル。それはつまり、手早くつくれるということでもあります。
スキレットで付け合わせを準備しつつ、隣のフライパンで肉を焼いて合わせる、タレをかけてじゅわーっ。これだけの工程なので、つくるのに慣れてくると調理時間は実質10分そこそこ。ボリュームある見た目ながら、野菜もしっかりとれる。なかなかのスグレモノだと思っています。
🥩スキレット焼肉の完成形
そんなスキレット系焼き肉、ミックスグリル同様いろいろアレンジを変えつつつくってきた結果、こちらもひとつの完成形だなと思うレシピができました。
まずスキレットに油を敷いて熱したら、もやしを広げます。その上にキャベツ、その脇にソーセージ。目立たない存在のようでいて、ちょっとしたオマケ感が嬉しいんですよね。
もやしとキャベツがしんなりしてきたら、端に寄せてやわらかめに茹でたスパゲティを投入。
お肉はミックスグリルもそうでしたが、いきなりスキレットで焼くのではなく、フライパンで別に焼いてから合わせるスタイルが、うまく焼くポイント。
バターを溶かしたフライパンに、牛バラ肉のスライスと玉ねぎをいれます。このメニューに使うお肉は、絶対バラがおすすめ。たっぷりはいった脂のおかげで、焼き上がりが固くならないのがおいしいんですよね。
味付けは自家製の万能だれとこしょう。
醤油ベースなので、お肉を炒めるときに使うバターとの組み合わせがいいんですよね。
お肉が焼き上がる頃には、スキレットのソーセージもいい焼き加減に。お肉を焼き汁ごと移動すれば、じゅわーっときて、もうたまりません。
🍝影の主役は
そしてこのスキレット焼肉、影の主役がやわらかく茹でておいたパスタ。ぱっと見は完全に脇役なのに、存在感がすごいんです。
どこがそんなにすごいのか。まず、バターと醤油の混じった相性抜群のタレを吸ってるところ。しかも、お肉の旨味や野菜の旨味も混じったタレです。おいしくないわけないじゃないですか。
さらに、スキレットで加熱したことで、ところどころ焼きそば的なパリ焼きの箇所ができるんです。やわらかめに茹でてもちもちした部分、そしてときどきパリパリ。ひと麺で2度おいしい食感です。
✨️五感に訴えかける焼肉
てろてろお肉に、しゃりしゃり玉ねぎ、サクサクキャベツとしゃきしゃきもやし。もちパリ麺に、ぷりぷりソーセージ。
焼肉の味をベースに、スキレットの上には食感のパラダイス。料理の入口は見た目と香り。それは視覚と嗅覚を刺激します。そして口にいれると味と食感。味覚と触覚を刺激され、プラス、スキレットのおかげで温感にまで訴えかけてくるこのひと品。
スキレット系焼肉は、ここにひとつの完成を見たのではないかと自負しています。
✌完成形をアレンジする
完成してもその上を目指すのが、我がスキレット道。
焼肉はてろてろ系こそがベスト、それは異論なし。でもそこに、もうひとつなにかを加えるプラスアレンジのひとつがこれ。見ればわかる、カツトッピング。
野菜はいつものもやしとキャベツ。今回パスタは平打にしてみました。
お肉はもちろん、てろてろを炒めてタレをからめます。
そしてスキレットに移したら、バターを載せてこしょうをぱらぱら。
ほら、もうこれだけでも完成してるでしょ。
でも、最初に紹介した完成形に存在した、嬉しい脇役がいませんね。そう、ソーセージ。
このバージョンでは、そのかわりにカツを採用するわけです。
カツにはソーセージのぷりっとは違う、食感の魅力があります。
わかりますよね。サクッ。そしてカリッ。
お肉の上に載せると、ビーフ&ポークの競演に。
なかなかボリュームもある、わんぱくメニューになりました。
上からかける、ソースとマスタードは味のアクセント。
バター醤油風味の焼肉に、ソース味のカツを載っけて、焼肉アレンジできました。
そう、このカツトッピングスタイルは、あくまでアレンジ。いま現在の自分の中の、スキレット焼肉の基本形は、最初に紹介したてろてろ焼肉で完成しています。
🌊2025年も続くビッグウェーブ
基本が固まれば、あとはそれをベースにアレンジを楽しむ。これがおうちごはんの定番メニューを飽きずに楽しむコツではないかなと思ったりしています。
というわけで迎えた2025年も、スキレットメニューの勢いは止まりそうにありません。だって、おいしいだけじゃなくて、食卓に運んだあともわくわくしながらいただけるんですから、このビッグウェーブ、まだ当分続きそうです。