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ナポメシがあってもいいよね。
ナポリタンは懐かしい味。
子どもの頃に親がつくってくれたナポリタン、喫茶店で食べたナポリタン。
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いつでもどこでも食べられる存在だからこそ、いつの間にか懐かしさを覚えるようになるのでしょう。
🍜そばめしがあるならば
よく似た炒め麺系のメニューに、焼きそばがあると思います。こちらはナポリタンと比べて、もうすこしジャンクな感じの親しみやすがあって、おうちで食べる以外だと、お好み焼き屋さんに縁日の屋台。そんなシチュエーションが浮かびます。
その焼きそばをアレンジしたメニューに、神戸のご当地グルメとして知られる、そばめしがありますね。
はじめて見たときはびっくりしましたが、いまとなってはなじみの味で、ごはんがはいることで、焼きそばとは明らかに違う食べ心地になっているなぁと思います。焼きそばを食べたい日は焼きそば、そぼめしを食べたい日はそばめしじゃないと物足りない。そんな気になります。
それならば。こんなメニューがあってもいいんじゃないの。
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ナポメシ。説明するまでもない、ナポリタンのそばめしスタイルをつくってみます。
🍝麺は太くやわらかく
まずはパスタ。ふだん、細麺好きでカッペリーニを使ってナポリタンをつくったりもしてますが、ここはなんといってもスパゲティがいいですね。
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茹で時間は袋の表示+1分ほど。アルデンテではなく、やわらかく茹であげます。
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よく水分を切って、ごはんにからみやすいように細かく刻みます。スパゲティは茹でたときに、直径がごはん粒に近いサイズになってくれて、炒め合わせたときに一体感が出るところが、このメニューのポイントのひとつ。
🍝いつもの具に彩りプラス
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具のメインになるのはお肉系。今回はソーセージを薄く切ります。もちろんハムやベーコンでもOKです。
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全体はこんな感じ。玉ねぎ、きのこ、ピーマンはナポリタン定番の具ですね。切り方は粗めのみじん切り。チャーハンの具をイメージする感じで、なるべく大きさを揃えておきます。
今回は赤ピーマンなので、緑が欲しくて自家製のミックスベジタブルもいれることにしました。
これができるのも、パスタを細かく刻んだおかげ。ふだんの長いままのパスタだとうまくからまないミックスベジタブルも、スプーンでワシワシいただくナポメシの舞台なら活躍の場ありです。
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バターを溶かしてまずは具を炒めます。
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ごはんとパスタ投入。
🍝ここで加えるあれが重要
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さっと炒め合わせたところに、ケチャップ。さらにここで粉チーズとタバスコも加えます。これがコク出しのポイント。そして仕上がったときに重要な役割も果たすので、粉チーズはけっこう思い切っていれてOKです。
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おお、なんかいい感じです。こういうのを目指してた、そんな思い描いたビジュアルに育ってきました。仕上げにこしょうを振って完成です。
🍝輝くナポメシ
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盛り付けはもちろん、レトロな雰囲気をかもし出すシルバープレート。
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彩りの刻みパセリが、赤いナポメシに映えますね。赤と緑のコントラストでナポメシが輝いてます。
食べるときはナポリタン同様、追い粉チーズに追いタバスコで。スプーンでワシワシ食べたい、ジャンクな感じが魅力的。半熟に焼いた目玉焼きを載せて、黄身を崩しながら食べるのもよさそうです。
🥄チキンライスとの差別化
食べながらふと思ったのですが、このひと品。ごはんをケチャップで炒めるというと、ほぼチキンライスな仕上がりになっているはずなんですけど、明らかにそれとは別物になってます。
その要素はなにかと考えたら、ライスに混じったスパゲティはもちろんなんですけど、下味のときにたっぷりいれて炒め合わせた粉チーズがいい仕事をしているように思います。しっかりとチーズの風味が染みていることで、ナポリタン感が強まって、そのかわりにチキンライスの面影を消してくれているんですね。
といいつつ、卵で包んだオムナポメシなんてのもいいんじゃないかと思わせてくれるあたり、もう1段階アレンジできる可能性も秘めていて、あらたな名物になりそうな可能性も秘めてます。
調べてみたら、神奈川県のパスタ専門店さんで、名物メニューとしてすでに人気もあるみたいでした。もしかしたらこれから急上昇する準備をしている、B級グルメのブレイク予備軍なのかもしれません。
さあ、いまのうちにナポメシ体験してみませんか。
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