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パリパリ焼きそばを食べながら、もやしを好きになったのは、いつだっただろうと考える。
今夜のおうちごはんは、焼きそばに豚汁。なんだかつくる前から、心がほっとしますね。
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食べればきっと、もっとほっとするでしょう。こういう普段着な晩ごはんもいいなぁと思います。
🐽おつゆのごちそう、豚汁
豚汁はお味噌汁の中でも、ごちそうなスタイル。
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豚肉、玉ねぎ、ねぎにきのこいろいろ。お肉がはいってるうえに、具だくさんなのが嬉しいです。
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具材に火が通ったら、お味噌を溶くだけ。10分もあれば完成するのも、魅力です。
🍜中華麺を茹でてスタート
続いてメインは焼きそば。
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専用の焼きそば麺もありますが、我が家ではわりと普通の中華麺の乾麺を使うことが多いです。量はいつもの糖質オフスタイルで、25グラム程度。
これを物足りなくするのが、トケイヤkitchenスタイルの糖質オフ。その工夫はこのあとで。
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フライパンに環状に麺を広げて、真ん中に豚肉を敷きます。そしてその上にこれ。
🌿たっぷりもやしを焼いていこう
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もやしをがばっとひとつかみ。これが具でもあり、麺を減らした代わりの、代役増量。このままお箸で動かしたりはせず、じっくりと焼いていきます。炒めるのではなく焼く。じっとがまんして、焼く、焼く、焼くの一手です。
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するとほら、返したらこのとおり。
🔥パリパリ焼きの日田スタイル
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麺に焼き色がついて、パリパリした状態に。
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クリスピーな感じが伝わってきますね。
このスタイル、実は以前紹介した大分県日田市のご当地グルメ、日田やきそばスタイルです。
よく焼き。大好きな言葉です。
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パリパリになったら、ソースをじゅわーっ。
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固まったところをほぐしつつ、ここではじめて炒める作業。しっかりソースを全体にからめます。
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できたぞ、焼きそば。日田スタイル。
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麺はパリパリ、もやしたっぷりでしゃきしゃきも楽しめるはず。真ん中をすこし凹ませるように空けておきます。
🥢もぐずずパリしゃき
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そこに卵をどどーん。今回は卵黄だけじゃなくて、全卵いきました。彩りとアクセントの紅しょうがも飾ります。
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さて日田やきそば&豚汁完成。いただきましょうか。
まずは豚汁をずずっ。毎日寒いので、温まりますね。いい感じ。
続いて焼きそばをずずっ。お、ちょっとパリパリしたところのアクセントも感じる。いいね、いいね。そしてもやし。しゃきしゃきしてる。爽やかな食感で、いくらでもいけるぜ、糖質オフバンザイ。
もぐもぐ、ずずっ、パリパリ、しゃきしゃき。
🤔そういえばいつ好きに
これをくり返して食べすすめてるうち、ふとあることを思いました。
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子どもの頃ってもやし、嫌いだったなあ。
なんか土っぽい香りするし、食べると水っぽいし。おいしいなんて思ったたことなかったはず。
それがいまは、かなりの頻度で食べてるし、はっきりいって好きです。冷蔵庫にはいつもいてほしい。それくらい、自分の食生活に必須の存在になってます。
いまや、もやし炒めを極めようとすらしてます。こんな自分になってます。
いつ、もやしを好きになったんだろう。
💕広がりゆく好きの円周
そういえば子どもの頃、中華料理に興味がありませんでした。というのも、いまほど料理に興味がなかったこともあって、中華ってみんなおなじような炒め物じゃん、みたいな先入観を持っていたのです。
それがだんだん、おなじ炒め物でも中華ならではの個性ある調味料を使ってたり、そしてそんな調味料が手にはいることを知ったり、なにより自分でつくるようになって、中華の奥深さを知るようになります。
そして、その頃ともやしを好きになりはじめた時期が重なるように思うのです。
それはもやし=炒め物、みたいな思い込みによるのかもしれません。でも、なんだかそんな気がします。答えがいつなのか。それは明確にはならない記憶ですが、この推察は遠からずな気がします。
おとなになると味覚が育つ、知識が増える、体験も増える。そして先入観は崩れ、嗜好の幅が広がる。それは代わるのではなく、広がるのだと思います。あくまでいままでの好きは自分の中心にあり、その周囲が広がってゆく。
気がつくと、そんな広がりゆく円周の中に、すっぽりともやしも包まれています。もやし、いまは好物です。
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