お金に困らないために、自分の意識を変える
読書やネットサーフイン中に、イヤでも目に飛び込んでくるFIREや、やりたいことを仕事にしてストレスフリーなどのうらやましい情報の数々。この流れに自分も乗らなければ!と思いつつも、なにをどうすればいいかわからない。
「となりの億万長者が17時になったらやっていること」(嶋村吉洋 著)では、そんな悩みを解決できるヒントをもらえます。
昔から家がお金持ちだった人もいれば、会社員として勤めながら、いわゆる億万長者へのぼりつめていった人たち。そんなお金持ちは、何をして、何を考えて財を成していったのか。
お金持ちといわれる人たちは、今していることの先を見て行動しています。そして、やりたいことを一緒にできる人たちをつくるコミュニティの必要性を訴えています。
第1章”幸せな億万長者は定時になったら何をしているのか?”から、お金持ちになるための意識改革に注目しました。
〇終業後に人が集まるコミュニティづくり
気の合う仲間たちを集めたコミュニティを持つことで、互いに助け合ったり、刺激を与えあったりできる人間関係を構築できます。
何かを与えられたら返そうとする気持ちが、自分にも相手にも発生して、仲間を大切にしようという気持ちが芽生えます。
みんなで集まるときのために、食べ物を提供できる店をつくる、みんなが髪を切ったりするために美容院を経営する。コミュニティありきで考えることが、そのまま大きなビジネスになるようです。
人とのつながりを意識することで、ビジネスが生まれ、成長していく。人が集まれば、それだけ多くのアイデアが生まれそう。
〇能力よりも誠実さ
コミュニティに大事なのは気の合う仲間を集めること。そして、仲間集めは能力が高い人よりも、誠実な人が選ばれやすいそうです。
もし自分がコミュニティをつくろうと考えたときに、どんな人を選ぶか。そう考えると、信頼がおける誠実な人を選ぶ人が多いと思います。
まさにその通りの例え話ですね。いくら能力が高くても、信頼できない相手だとセキュリティ対策をしたり、調査をしたりと無駄にコストがかかってしまいます。
能力が高いことよりも、人から信頼されることの方が、コミュニティのなかでは大事。信頼されることで、良い環境に恵まれる機会が多くなりそうです。
〇やりたいことを公言する
そんな魅力的なコミュニティをつくるためには、自分がやりたいことを公言することが大切。
何か事業を始めたとしても、新規開拓でお客さんを見つけてくるには多大な労力が必要です。しかし、最初からコミュニティがあれば、応援してくれている人がお客さんとして訪れてくれる可能性が高い。
そんな状況をつくるためには、多くの仲間にやりたいことを公言しておくことが大事。
最低限の固定費をまかなえるくらいのお客さんが来てくれれば、新規開拓でお客さんを集めなければいけないハードルがぐっと下がります。
SNSやコミュニティで、やりたいことを公言していれば、こんなことが起こる可能性が高まるということですね。公言することで、自分にもやらなければというプレッシャーもかけられます。
やりたいことは言葉にして出していかないといけませんね。
人が集まるコミュニティは成功への近道。人見知りな僕も、まずはSNSなど少人数のところから小さく始めてみるのも一つの手だと思いました。やりたいことは宣言しないといけないのは、改めて今の僕の心に刺さりました。
今していることの延長線上に未来がある。会社で上司やまわりの視線を気にして残業していることは見直すべきところ。未来へつながっていることを意識して行動していきたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
おしまい。
#読書 #読書感想文 #となりの億万長者が17時になったらやっていること #読了 #推薦図書 #本 #コミュニティ #お金 #仕事