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お金に翻弄されないために。働き方、人生を今一度考え直す「経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて」

SNSやテレビなどで、有名なタレントさんやユーチューバーの方の派手なお金の使い方、暮らしぶりを見て、自分の生活とのかけ離れ具合にフッとため息。

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お金がないながらも、工夫ひとつで生活は楽しめるものと自分に言い聞かせる。

とはいえ、心の底には将来の不安など、お金に関する悩みや不安はぬぐい切れていないことも事実。

経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて」(山崎 元 著)では、証券会社に勤めていたキャリアを持つ経済評論家の著者が、息子さんに宛てて書かれた手紙をもとにした本となっています。

投資や資産運用などお金について、働き方の本質、幸せや仲間について、自身の経験をもとに本質に迫っていく内容です。

僕も著者の本を読んで、NISAなど投資の基本を学ばせていただきました。

お金は、目的ではなく手段に過ぎない。必要なだけあれば、それでいい。大金持ちを目指してもいいし、目指さなくてもいい。そこは、それぞれの勝手でいい。

経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについてより

何をするにもお金は必要。

ただ、お金だけを追い求める人生で果たしていいのでしょうか。

将来への不安からくる恐怖により、極端にリスクを恐れて、嫌々ながら今の会社に勤める日々。

今後の人生について気づきをもらえる一冊でした。

働き方・稼ぎ方”の章から、これからの時代の働き方について考えます。

今ならkindleunlimitedでも読めます。

〇長時間労働の効率を考える

(中略)旧来型の働き方では、同期入社100人のうちの1人か2人しか出ない役員になるような成功者でも、「より高い給与・ボーナス」という形で、自分の時間を売ってお金を得ていたに過ぎない点に注意しよう。

経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについてより

バリバリ働いてどんどん稼ぐ働き方。

自分の時間を労働に捧げ、その対価としてお金を得ていたが、時代は刻一刻と変わっています。

役職に就いても給料はさほど変わらず、しんどい役回りだけで苦痛を伴いすぎる出世。

今の時代は自分で起業する人も少なくなく、これから生きていけるスキルや、自分ではなくお金に働かせる投資などに注目が。

僕のような凡人には難しいが、しっかりと勉強し、力を注ぐ方向を間違わなければお金を稼いだり、資産形成も夢ではないのかもしれません。

いまの会社でいつまで働けるかわからないまま、しがみつくことで人生の選択肢が狭まっていくのもまた事実。

今の時代は、ひとつの会社に依存してもお金の心配がなくなることはありません。

将来のために今何をすればいいのか。

何ごとも考えることが大事。

〇適度なリスクを取る

今の生活・働き方を変えていくためには、適度なリスクを取ることが大切です。

職を失う、今の生活を失うことに怯えてしまうと、同じ職場で一生働き続ける選択肢しかなくなってしまう。

経済の世界は、リスクを取ってもいいと思う人が、リスクを取りたくない人から、利益を吸い上げるようにできている。このことが、今はよりはっきりと現れつつあり、現在、その気づきの効果が大きい。

経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについてより

僕もそうですが、今の職、収入を失うのを恐れているので、しんどいなぁと思いながらも仕事を継続中。

変化を恐れつつも、今の会社がなくなったとき、さらに窮地に追いやられる自分がいるのも理解しています。

そうならないために、変化を恐れず新しいことに挑戦したりスキルを学んだり、小さいところからリスクをとる選択が必要。

いきなり違う職種に転職は中々リスクが大きいので、やりたいことを見つけ、そのスキルを学んだり磨いたりしていくことで、リスクを小さくするのが自分にできる対策のひとつ。

〇自分が理解できないものには深入りしない

お金を稼ぐためにはさまざまな手段や方法があり、投資もそのひとつ。

FX、不動産投資、暗号資産など。

しかし、話題になっているからと言って、よくわからないままうかつに手を出すのは禁物。

投資は、なぜ儲かるのか、投資先について、お金が儲かる仕組みを知らない状態で手を出すのは大損してしまう危険が。

そもそも、不動産投資が、「大丈夫」なものでも「有利」なものでもないことは、不動産業者が自ら物件を保有するのではなく、客を探して売っている状況が雄弁に物語っている。「サラリーマンでも大家さん」「不動産投資で不労所得」といった甘言に乗るのは賢くないから、気をつけろ。

経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについてより

知人がFXをしている時期があり、1日数万円儲かった、一日で数万円損したという派手な情報を聞き、少しのお金の動きで動揺する自分には向いていないなと悟りました。

まわりの人、ネットで儲かるとみんなが言っているからと安易に手を出すのは危険。

自分自身がその分野の知識をしっかりと持ち、挑戦していくことは適切なリスクを取る行為とも言えますが、よくわからないまま手を出すのはギャンブル


自分はどんな人生を送りたいのか、そしてそれを実現するためにはお金がどれくらい必要で、どんな知識が必要かを理解することが大切です。

やりたいことをするため、転職する場合のリスク、そのリスクを抑えるために自分ができることは何かを考え、スキルを磨き続けることが必要となってきます。

経験してきた方の話やアドバイスは本質をついてくるなと感じました。

僕もやりたいことが少し見え始めてきているので、それを仕事として考えたときのリスク、リスクを抑えるために今できることは何か。

考えながら日々生きていきたいです!

今ならkindleunlimitedでも読めます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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