自分を律して不精しないで生きていきたい… ~「すぐ死ぬんだから」~
人生100年時代と言われる現代では、60歳という定年を迎えてもまだまだ若いと認識される。
両親も60歳を超えているけど、仕事もまだまだ現役だし、僕が60歳を迎える頃には、70歳でも働くのが当たり前の社会になっているんではないかとも思ったりしてます。
そうなってくると、老いに対する考え方も変えていかないといけない気がしてます。
もう歳だから身なりに気を遣わないという考え方も、高齢化が当たり前になってくると、不精しているととらえられることにもなりかねない。
すぐ死ぬんだから、どうせもうすぐ、そんな枕詞で不精せず自分を律したい!
いつまでも若々しい本書の主人公を見習えたら。
○ざっくりストーリー
主人公は78歳を迎えながらも、ファッションや見た目に注力し、体づくりも欠かさない女性。
そんな妻を夫は誇りに思い、常日頃から感謝し、褒め称え、夫婦仲も良好。
周りの友人たちは、楽だからという理由で年相応の服装になったり、孫の話に終始したり。
周囲からは若作りと言われようとも、自分の考えを曲げず、不精しないで生きている主人公。
そんな生活を送るものの、ある出来事により生活が一変し、さらに衝撃の事実も発覚する。
○個人的感想
気力が衰えていく中、見た目、健康面、全てに気を遣っている主人公の姿を尊敬。
30代の僕はといえば、Tシャツにジーンズというスタイルが定着。
よく言えばスティーブ・ジョブズのように、選択する思考を極力減らすように努めている。
実際は楽さを求めただけの不精…
老いることを受け入れつつも、不精せず生きていく。
これからの時代は、そういった感性を維持できるように健康に気を遣って気力・体力も維持しておかないといけないと思いました。
すぐ死ぬんだからと言いつつも、まだまだ何十年も生き続ける時代ですからね。
○まとめ
筆者の仰られるように、自然に生きることと不精することは違うということ。
老いを受け入れつつも、楽に生きようと不精してしまうのも気持ちは痛いほどわかる。
気力も体力も衰えて来る中では、自分を律するのは中々難しいとは思う。
そんな沈んでいく気持ちに抗って生きていきたい。
僕も最低限服装には気をつけます!
最後までお読みいただきありがとうございました。
おしまい。
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