新しい決心をするとき、新しいノートが欲しくなる
新しく何か目標を心に決めて
取り組もうとするとき、
つい、新しいノートが欲しくなります。
最初のページに
将来はこうなりたい、だからこうしよう、
こうすれば理想の状態に近づけるのだと
胸を弾ませながら書き綴ると、
まるでそこから
新しい自分が花開いてゆくような
清々しい心地がするのです。
私は、そんな性分だったものですから
図書館で手にした
村岡花子さんのエッセイを読んだとき、
それがまるで
自分に向けられた言葉のような気がして
はっとしたことを
よく、覚えています。
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たしかに、
夢を詰め込んだノートを閉じて
ひとたび生活に戻ってゆくと
決心はいつの間にか揺らぎ、
次第にしぼんでいくことが、しばしばです。
自分を変える、人生を変えるというのは
つまるところ、
今日一日をどう過ごすか、
ということでしかないのですけれど
ついその事実を
疎かにしてしまうんですね。
同じような経験がある方は
どのくらいいらっしゃるでしょうか。
私たちにできるのは
「変身」ではなく、「変化」だということを
この文章をまえに
ひとつ、深く、考えさせられました。
これからもあたたかい記事をお届けします🕊🤍🌿