車中泊で、桜🌸と日本一周。28県目・長野編。小諸なる古城のほとり、桜と友ありて、フーフ喜ぶ…。
夕べ、車中泊した梓川SAはスマートICを入ったところにあり、一度も高速道路本線を通らず、SAだけ利用することができました。
そして、朝から松本城……
昨日の雨が決定的な花散らしだったのか、桜はほぼ散ってました(泣)。白川郷の桜がまだこれからだったことに気をよくしただけに、まさに一喜一憂です……。
これはかなり苦心の一枚……。
松本城は、姫路城が白鷺城と呼ばれ、白く優美な姿を誇っているのと対照的に、その黒さが美しさの特徴です。
長野といえば、やっぱり蕎麦!
松本市美術館近くの浅田さんは、自家製粉の手打ち。メニューは、ざるそば(二八そば)1枚900円と、さるそば(十割そば)1枚1100円、あたたかいきのこそば1300円の3種類のみ。2人で二八そばと十割そばを食べ比べた結果、……そば粉8につなぎ2の二八そばのほうがおいしかったです(私たちの口調べ)。
長野自動車道で、小諸(こもろ)へ向かいます。
姨捨(おばすて)SAで購入した、野沢菜入りと鹿肉入りのおやきを、おやつに食べながら……
小諸なる 古城のほとり
雲白く 遊子悲しむ
……この島崎藤村の詩で、小諸の古いお城にあこがれなかった人がいるでしょうか……。
オットの同級生が小諸市の在住で、このブログを読んで、小諸城址懐古園など小諸のまちを案内してくださいました!
お城といえば、小高い場所に建てることが一般的ですが、小諸城は、日本で唯一、城が城下町より低い位置にあるというお城なんですね。「穴城(あなじろ)」というそうです。
お城の入口である大手門から、本丸に向かって坂をどんどん下っていきます。自然の地形を生かし側面の谷と背後の千曲(ちくま)川の断崖により守りを固めていたと言われています。
後世になって鉄道が通ったため、城への途中で駅の下をくぐります。
懐古園は満開、間に合いました!(ちょっと葉が出てきてますが)
そのあと、連れて行ってもらったのは、飯網山公園内にある富士見城跡です。小諸高原美術館も公園内にあります。
しだれ桜の向こうに見えているのは浅間山です!
……富士見、というぐらいで、ここからはなんと富士山が見えるというのです!
望遠にすると…
おお、見えました!
小諸は城下町の古い町並みが、ごく自然にまちなかに溶け込んでおり、かなりステキなまちでした。
お世話になり、本当にありがとうございました!
小諸から軽井沢を経由して、群馬県草津温泉に向かいます。今夜は草津温泉に泊まります。
(※トップの写真は、小諸城址懐古園)
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