レキという慈力
海陽町へ行ってきた
手を青く染めた
不思議な空気を纏う
彼に会いに
ある方の紹介で繋がった
わたしの何かに触発されたなら
それは、それだけで嬉しく
この出会いは貴重だなって
一期一会
ある仕事で淡路島へ行く機会が訪れる
日程はひと月前から決まっていたが
なぜか急に思い立った
しかも先週末という…
ダメ元でご本人へ連絡をしてみた
「急」なことに対して
変なわたしの持論がある
計画を持って日程調整するより
気軽に行けるし
そして気軽にお断りもいただける
あれやそれやと
気を揉む事もなく
通り風のように吹き抜ける
そんな訪れ方を
されるのもするのも好き
そして返答がくる
「その日います!」
よっしゃ行きます!
これが絶好の機会で
この日だったということ
返信くるなり
着信が…
「淡路島何時に出られます?」
わたしが浅はかでした
徳島は広く海陽町まで
約3時間!!!
決意は変わりません汗
到着時間が多少遅れますが
「伺います!」
こうして徳島県海陽町へ
訪問することになりました
永原レキという人
今回が二度目
初対面は藍染を継いでる方
という認識でお会いした
わたしも昔
靴下のものづくりで藍染を経験していて
素手で行って爪が真っ青になり
そのまま出社をして
周りを驚かせたことがある
一ヶ月は落ちなかった
全身『藍』で包まれ
手まで青い彼の風貌は
染師に会ったことがない人が見たら
衝撃なのかも知れない
わたしは
その姿にではなく
何かに惹かれた
この二日間でそれが
少しわかった気がする
海陽町にあるもの
レキさんにおいては
海陽町そのものと言っていい笑
限られた時間に訪れた場所
そこからも感じ取れるので
ご紹介させていただきます
まずは今回のご縁の元…
株式会社トータス
すべてのきっかけを与えてくれた『腹巻き』
窪塚くんが愛用していたことから始まった
歴史は古く125年続いている
現在は亀田頼一社長がものづくりを継承
ほかの社員はすべて女性で運営なさっている
素晴らしい企業です
続いて初日の美味
笑舌
レキさんと亀田社長と美味しく
そして熱く語れました
土佐巻きと阿波尾鶏の手羽先
海鮮に旨い酒が最高♪
続きまして
宿!
BEACH HOUSE shishikui
目の前海どんっ
そして、夜は
満天に無数の星
波音だけが響く
街明かりも届かず
通りを挟まず
直に海なので無音
ここに泊まれて幸せでした
宿に着いて
出迎えくださったのは
現役プロサーファーの辻裕次郎さんと
愛想抜群のななちゃん🐾
癒されました
そして、翌日の朝ごはん
喫茶店 ひこうせん
果てしないモーニング!?
トーストが三切れ
ひとつはヨモギ入りに
自家製のジャムがのっている
フルーツカットが二つ
そして、予告を受けながら
セットの大盛サラダに挑戦
数人でシェアするくらいのサイズ
めくるとキッシュが隠れていた
お腹パンパンにしながらも完食
打ち合わせを終えて
お会計に
最後の衝撃が
え?と聞き返しました
「660円です!」
また訪れた際には
必ず寄りますので
末永く続いてください
と、祈りました
続いて
食後のふらり
心洗われる場所へ
八坂神社 祇園さん
この神社の最大の見どころは
実は拝殿の裏にある本殿
ここは普通に訪れたら気づかない
レキさんが案内してくださって
本殿を見上げると立派な木彫りが
スサノオが
ヤマタノオロチ退治の様子を現している
それがまるでサーフィンしているように
見えるとレキさんが教えてくれた
本当にそうだなと
海陽町だけに納得
いよいよレキさんのスタジオへ
in Between Blues
現在の活動や
これからのこと
たくさんお聞きして
気がついたこと
おそらく
惹き寄せられるすべての人が
レキさんに感じているもの
この一枚に集約されます
それは
空
と
海
かつて
弘法大師が悟りを開いた洞窟
開眼へ導いたのは
空と海だった
わたしは彼にそれが見えました
地元の素晴らしい人々のために
空と海を藍で結ぶ
そこに惹かれているのだなと
多くの人が応援したくなる
永原レキに集められた者として
喜んで繋がりたいと思います
海陽町で最後に訪れ場所
それをご紹介して終わります
城満寺
とにかく静か
質素であるからこそ
無駄がない
刻を緩める力
それがこのお寺にはありました
日常に追われては見えないもの
情報を少なくしてはじめて
見えるもの
海陽町そのもの
だからこの町に
惹かれるのですね
ここまでお読みくださって
ありがとうございます
ゆうなって
レキさん
突然の訪問で短い時間でしたが
快くご案内くださって
本当にありがとうございます!
今後の活動がすごく楽しみです!!