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予備試験受験勉強の一時停止とセルフカウンセリングの実施について①
おはようございます。今日から8月です。月替りに相応しい?かどうかわかりませんが、新しい自分になるために、一つ決断したことを報告します。
トラウマからの解放
以前からnoteに書き記しているとおり、自分はいまメンタル面での不調を抱えております。症状自体は軽度なものかもしれませんが、その要因のようなものはかなり根深いものがあると自分では思っています。こう思うようになったのは、以前も紹介したNHK番組の「トラウマからの解放」という番組を観たことがキッカケになりました。
この番組は2013年に放映されたものです。自分の部下がメンタル不調を訴え、彼を理解しようと録画してそのまま保存していたものです。
このなかで、様々な方のカウンセリングの場面が登場するのですが、皆いちおうに「これが原因」となってるのでなく、より具体的な、細やかなもののなかに解放に向けてのキーとなるものが潜んでいるように思えました。自分自身振り返ると、現在の職場における忙しさであったり、人間関係であったりが、うつ症状発症の契機ではもちろんあるのだけど、それだけではない、もっと深いところにあるものが関係するのではないかと思いました。その点を突き詰めると、新入社員のときに受けた「パワハラ」が原因の一つではないか、と思うようになりました。あの当時はまだ「パワハラ」という言葉もなかった時代でした。当時の上司も既に亡くなっていますし、いまとなっては呑み会の「ネタ」になるような出来事ばかりです。
しかし、呑み会のネタにして昇華した事柄でも自分のなかで本当に決着がついていない事柄があるように思えるのです。
いまの自分は過去の自分の積み重ねであり、それは「過去」の出来事ではなく、いまもつながっているのではないかと思うのです。いまの人間関係やいまの自分の環境、そのすべてに「過去」と割り切れない、いまも存在する何かが自分に影響を与えているのではないかと思えるのです。
そう考えると、自分はなぜ、いま、いまだに司法試験受験に拘っているのだろうか、そんな問いにも結びつくのです。そういうことも含めて、いろいろ考え直すいい機会なのかもしれないと思うのです。
セルフカウンセリング
10年前にも同じようなことを思い、セルフカウンセリングを実施しました。やり方は、泉谷閑示先生の「『普通がいい』という病」という本を読みながら、本の中で紹介される事例について、自分自身どのような体験・経験をしてきたのか、泉谷先生の話から自分自身がどのように感じるのか、を無印の手帳ノートに書き記して、ときほぐしていくことを行いました。当時も症状こそ出ていませんでしたが、自分の人生このままではまずい、という圧倒的な焦燥感がまとわりついていました。この本を読むなかで、自分の人生を振り返り、新しい自分が目覚める感覚を得られたことは、本当に幸せな瞬間でした。
でも、まだ足りないところがあったのかもしれない。そう思います。そこで、あらためてこの本をベースに、泉谷先生の他の著作も参考に、あらためてセルフカウンセリングを行ってみようと思います。泉谷先生は最近「『うつ』効用」という本を出版されました。
こちらも参考にまさに「生まれ直し」に向けて動き出そうと思います。
少し長くなったので、いったん区切りとします。
司法試験受験については、のちほど書いていこうと思います。