YESマン、肩身が狭い
私は典型的なNOが言えない人です。
頼まれごと、断れません。服屋のセールス、断れません。NOが言えるのは本当に最後の最後。モヤっを抱えながらやりきるか、最終決断を迫られたところで「いや、やっぱり……」とお断りする人です。
コレね、良くないですよね〜。大人なんだからちゃんと断ることって逆にマナーだよなって思いました。
なんで断れないかって言うと、多分私は良い顔したがりなのです。
できる限り相手に不快な気持ちを抱かせないようにしながら断る、という方法を模索している間にどんどん話が進み、その間に「YES」ばかり言っているから最後の最後まで断れないのです。
特に頼まれごとというのは、内容によっては一度引き受けたらその後もずっと続いてしまうような内容もあります。「嫌だな」とか「おかしいな」と思うことに関しては、はっきり意見を述べられるようになりたいと思っていますし、それができる方のことを心から尊敬します。
そんなYESマンの私。なんだか最近NOが言えることも度々増えるようになってきました。
単純にキャパオーバーになってきているということもありますが、NOを言うポイントを決めたのです。
それは、ちょっとでも違和感を抱いたらYESと言わない。もはやコツでもなんでもないですね。
「それ、なんで私がやるんだろう…?」「これ、そんなに欲しくない気がする」
そういう類のモヤっが少なからずあれば、NOを伝えると決めました。
私にとって、時間とお金は私の所有しているものの中でも価値の高いものです。その貴重な時間とお金をこのために使って良いのかな!?この大切な時間とお金を!と思ったら、あんまり安請け合いしなくなりました。
なんても引き受けるって本当に優しいなと思いますが(自分で言うな)、時にはNOと伝え断ることもマナーだな、と改めて思いました。
NOが言えないYESマンの皆さん、改めて自分の大切なものと照らし合わせて本当に価値あることか考えてみてください。