細々続けるって大事よ
以前noteを続けるコツでも書きました、続けるってめちゃくちゃ大変です。
皆さんは何か今継続していることはありますか?それとも、継続したいけどなかなかできないな〜なんてこと、ありますか?
私はコツコツとか継続とか、そういう類のことがものすごく苦手です。
振り返ってみれば幼少期からコツコツ頑張ることに苦手意識がありました。
エレクトーン、習字、そろばん、挙句の果てには自転車まで……。努力して目標達成するということ、今まであったのかな?と疑問が残ります。
まあ最終的には自転車は乗れるようになったのですが、能力が追いついたというところでしょうか……。
そんな私がリハビリテーション職に就き、1〜4年目くらいまでは患者さんに「運動してくださいね〜」と言っていたのです。どの面下げて言ってるんだか。
しかし、運動して!頑張って!と叱咤激励してもなかなか人間、苦手なことは継続できません。
そこである時声掛けの仕方を変えました。
「やれそうな範囲でやってみて。無理しないで、ちょっと余裕でできるくらいな感じで良いですよ。」
するとどうでしょう。今まで運動実績0だった患者さんも、多少は運動できるようになるんです。
これは自分にも言えることでした。ハードルを下げて、余裕を残して取り組めるよう課題を調整することで、継続に対する抵抗感もなくなるしそもそも辛くなくなるのです。
さらに継続できたという事実は達成感となり、セルフエフィカシー(すなわち自己効力感)の達成に一役買うわけです。
つまり、できそうな課題を選択→小さな達成→自己効力感の向上→ステップアップした課題の選択、というポジティブなループを作ることができるわけで。
ここで難しいのは課題の難易度設定です。背伸びした課題は×、絶対できそうと思える課題から設定していくことが大切です。
頑張って続ける必要はないのです。何事も余裕を持ちながら細々続けてみてください。
いずれあなたの中で、何か実りができていることでしょう。