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2021年以降の採用環境は非IT→〇〇へ(採用側の意図を汲み取れる人材が転職を制す)

2021年6月、

ITおよび通信分野に関する
調査・分析を行うIDC JAPANが

テレワーク浸透率を調査したところ
採用市場に大きな変化をもたらすことが
明らかにされていました。

スクリーンショット 2021-08-13 21.13.35

引用:https://www.pc-webzine.com/entry/2021/06/pc1.html

グラフの通り、
2019年~2020年にかけて

テレワークの浸透率は
およそ2.5倍にもなっています。

理由は明白なのですが、
テレワークの増加に伴い
採用市場でもある変化が起きています。

新型ウイルスの影響により
非ITからITへの流入が加速している

非ITの仕事とは、
主にWEB上でない店舗での事業を
展開する会社のことです。

たとえば、ヨガサロンや
マッサージ、飲食店などは
非ITになります。

ITはWEB上での
事業を展開する会社です。

非ITのヨガでも
オンラインヨガであれば
立派な事業になります。

これまでの私の採用経験も踏まえて
非ITとITの採用率はどのくらいの比率に
なったかたと言うと、

非ITへの応募者は、

媒体14日間掲載して
面接が3~10件程度だったのが、、

ITになると面接が
1日に5~6件程度入ることも
ザラにあります。

採用に携わる者としては、
この急激な需要の変化を
見逃すわけにはいきません。

新型ウイルスによって
在宅ワークの需要が伸びたことから
自宅で働ける環境を求める人が増えました。

これを機に、

就活生や転職者の間で
リモート可能な職業にニーズが急増

より一層注目されています。

実は就職者だけでなく
採用する企業で

「IT系の人材の方が採用しやすい」

そんな声が挙がっているほど
双方の需要が高まっています。

具体的にどんなスキルが
求められているかというと、、、

ビジネス系(企画、マーケティング、セールス、カスタマーサクセス)、コーポレート系(人事、経理、総務など)
※エンジニアは採用が難しいので除く。

↑引用表示でお願いします

など、売上に直結する業務に
採用ニーズが偏ってきました。

社会人の3大ストレスである
通勤時間がなくなることで、

社員の健康を維持できるほか
通勤費も抑えられることも
IT系の採用化が進んでいる証拠です。

また、ITの採用要件は
どんどん変化していっています。

一番はIT系の仕事に対する

応募者の年齢層が若年化している

ことです。

これまでは幅広い年代から
採用をしていましたが、

最近では10代で起業したりする方も
世間では当たり前になっています。

下手をすると高校生や大学生の年の人が、
30,40代のキャリア層よりも採用される
という波が普通に起きています。

しかし、ここで一つ問題が起こります。

どの企業もフルリモート化に
することが難しいという点です。

ほとんどの社員がフルリモート化できても
企業の業務を行うためには一部の社員は

・電話対応やFAX
・印刷物
・書類の送付

などなど、出勤して
社内で働かなくてはいけません。

IT系の人材、フルリモート化に
働き手のニーズが集中している中で

非ITの採用を行うことが
困難になっています。

非ITの採用に工夫が
求められている時代です。

非ITを採用するためには
業務以外のところで魅力を
伝える必要が出てきました。

それは企業ブランディングの努力です。

たとえば、

・働きやすい
・一部リモート化、フレックス
・おしゃれなオフィス
・ノマド
・ビジョンが素晴らしい
・カルチャーが素晴らしい

など上記を作り、
オウンドメディアで発信し続ける
対応も行わなければいけません。

・・・・・

ここで採用のプロである私から
内定を勝ち取るためのアドバイスをすると

これを踏まえて、
新卒は、メンタルや人間性、
地頭の良さなどのポテンシャルの部分、

中途は、即戦力として
即結果が出せるか、が見られます。

今回の内容で採用者側の選考意図を
自分に反映しながら、

焦らずに自分をしっかり分析して、
エントリーシート、職務経歴を
ブラッシュアップし、

1社落ちてもめげずに
複数社にトライしましょう。


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