【T.K. メソッド】フルフィリストが大事にしている5つのこと~豊かな人生を生きる人が実践する 仕事で活躍する思考の法則≪まとめ≫
連続投稿しているTKメソッド「豊かな人生を生きる人が実践する仕事で活躍する思考の法則50」の紹介も完結しました。
今回は、そのまとめを書きたいと思います。
フルフィリストが大事にしている5つのこと
まとめとして、今回は、フルフィリストの考え方ではなく、フルフィリストが大事にしている5つを書きたいと思います。
この5つは、日本的仕事観や美意識に由来する部分も多く含まれています。
日本的仕事観は、フルフィリストにとって、重要な考え方・実践知・知恵の宝庫でもあると思います。
【1】誇りと匠と技
フルフィリストは、どのような仕事であっても、その仕事を極めることに「誇り」を感じ、仕事に取り組む姿勢を大切にしている。
どんな仕事にも必ず相手が存在し、その相手が喜ぶことを想像しながら、日々工夫を重ねていく。
この過程で、匠の精神を発揮することが重要だと考えている。
この道は終わりのないものであり、少しずつでも工夫を重ねていくことが求められる。
フルフィリストは、工夫を繰り返しながら、少しずつ仕事に変化を加え、技を磨き、相手が喜ぶことを創造しながら仕事に取り組む。
この姿勢こそが、フルフィリストの特徴であると言える。
【2】感動
フルフィリストは、企業活動や仕事において、数字的な成果も重要視しながら、顧客、社会、そして自社の同僚や協力企業など、関わるすべての人々に「感動」を提供することを常に意識している。
どんな些細なことでも、相手を感動させる視点を持って取り組むことが大切だと考えている。
どのような仕事でも、期待を超えるレベルで遂行するのは、こうした心からの取り組みの表れである。
これは、手土産を選ぶ際の心遣いに似ているかもしれない。手土産自体は必須ではないが、相手の顔を思い浮かべ、どんなものが喜ばれるかを考え抜く。そうした心遣いと同じように、仕事においても、相手が喜ぶような小さな工夫を積み重ねることを重視している。
フルフィリストは、感動を届けることで、感動した人々の笑顔や反応を得ることができ、その結果として自らの充実感をさらに高めている。
【3】没頭
フルフィリストは、感動を届けるために工夫を凝らし、匠の道を極めることで誇りを感じ、そのプロセスの中で仕事に没頭する「仕事の真の楽しさ」を知っている。
何事にも妥協せず、真剣に取り組むことで、やりがいを感じ、自然と仕事に没頭できると考えている。そのため、フルフィリストは常に120%の力で真剣に仕事に取り組むことを大切にしている。
この没頭の結果として、振り返ってみれば、自分や組織が成長していることに気づく。
フルフィリストは、成長を意識的に目指すのではなく、没頭することで自然に成長を実感できることをよく理解している。
【4】自分の強み
フルフィリストは、自分の弱みを理解しつつも、それ以上に自分の強みを何よりも重視する。
真の強みは、上辺だけの称賛や形式的なポジティブフィードバックとは全く異なるものである。
フルフィリストは自分の強みを把握するのは自分自身の責任であると考えているため、自己探求を重んじている。
強みとは、他の誰よりも優れており、社会に役立てることができるものである。
その強みが何であれ、いかにその強みで社会活動(経済活動を含む)に貢献できるかを真剣に考え、活かす姿勢を忘れない。
フルフィリストは、自分の強さを活かす道を考えることも自分次第であると考える。
【5】かっこよさ
フルフィリストは、多くの経験を通じて、自分の美学や哲学を磨き続けることを大切にしている。
その美学や哲学とは、自分自身が感じる「人としてのかっこよさ」を追求することに他ならない。
ここでいう「かっこよさ」とは、決して見た目や他人からの評価を意味するものではなく、自分が自分に対して抱く理想である。自分が生きたいと願う人生のイメージとも言える。決して他人の評価に左右されるものではなく、他人に強制するものでもない。
フルフィリストは、自分が理想とする姿を鮮明にイメージし、その理想に少しでも近づくために日々鍛錬を重ねる。
自分自身の「人としてのかっこよさ」をアップデートしながら、仕事に取り組み、人生を歩んでいる。
以上、今回は、フルフィリストが大事にしている5点ご紹介しました。
フルフィルメントを実感しながら仕事で大いに活躍する人が増えますように!
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