見出し画像

自分のために、決めていい。



泣きながら、娘は学校に行った。


夏休み明けで久しぶりの学校だったから、不安になったのかな。



玄関のドアが完全に閉まるまで、子犬みたいなうるうるの目でじっとこっちを見る。でも、娘を信じて「気をつけて。早く帰って来るからね!」と見送った。


人より何倍も繊細、その分やさしい。

お友達と学校から帰って来るんだけど、小1の時にこんなことがあった。

下校中、遊びながら帰って来る。

そしたら、お友達がおもらししちゃって。低学年だったらそんなこともあると思うんだけど。

恥ずかしいから涙目で、立ち尽くすお友達。

娘は、
「2人でおもらししたら、恥ずかしくない!」

とわざとおもらしした。2人は、そろって「もらした〜!!」って元気に帰って来た。

「よくやったね」って速攻ほめた!
なかなかできることじゃない。


「靴までぬれるし」「ここトイレじゃないし」とか考えたら、出そうとしても出せないと思う(笑)





家で仕事がしたい理由


1つは、自分の心の準備。

小1の時、数ヶ月泣いてなかなか学校に行けないことがあった。

「休んでいいよ」が言えなかった。。

理由なんてその時も分からなかったけど、今後またそうなった時「学校に行きたくない」って言葉が出た時は、

「休んでいいよ」が言えるように準備をしておきたい。



もう1つは、自分のための時間。

自分がいい状態でいられるために、ガソリン補給の時間が必要。なかったら、無理じゃない?

自分の思い通りになる、解放された時間。自分のためだけの時間。自分時間。。




仕事と家庭の両立、育児と自分の時間のバランスって本当むずかしい。

「みんなも頑張ってるんだから」

「今だけ今だけ」

と呪文のように奮い立たせて来たけど、

ずっと違和感があった。


「自分時間」を少しでも確保するために、通勤時間をなくしたいと思った。それで「在宅勤務」を希望したけど、「在宅勤務は難しい」って話になって。。


希望が通らなかったら「やめる!」って決めてたのに、いざとなるとなぜまた迷う?


自分のために、「こっち!」って決めるには?


      📖 📖 📖


迷ってる状態が、不安の正体。



20年以上、そばに置いてる本。
岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て』

自分自身の最大の敵は他人ではなく自分自身というわけだ。自分をとりまく状況に甘えて自分をごまかしてしまう、そういう誘惑はしょっちゅうある。だから、自分をつっぱなして自分と闘えば、逆にほんとうの意味での生き方ができる。

たとえ、結果が思うようにいかなくたっていい。結果が悪くても、自分は筋をつらぬいたんだと思えば、これほど爽やかなことはない。

『自分の中に毒を持て』



まさに今の私。環境に甘えて何年も、自分をごまかして来た。それが違和感の正体。


一方はいわばすでに馴れた、見通しのついた道だ。安全だ。一方は何か危険を感じる。もしその方に行けば、自分はいったいどうなってしまうか。不安なのだ。しかし惹かれる。本当はそちらの方が情熱を覚える本当の道なのだが、迷う。まことに悲劇の岐路。

『自分の中に毒を持て』


自分にとって惹かれる道がどっちなのか、本当は分かってるよね?


        🌈 🌈 🌈



自分の気持ちを肯定できるものに気づく。


数日前もね、「辞める」「辞めない」を運転中考えてて。

信号待ちで、フロントガラスの向こうに大きな虹!寄り道しなかったら見れなかった、虹。


私大丈夫だ。


ふとした事が背中押してくれるってこと、結構あると思う!



感動する景色。
子どもの寝顔。
誰かの笑顔。
誰かとコーヒーを飲むささやかな時間。
泣くほど笑った後。
どこかから聴きたい言葉が耳に入った。
たまたま見た広告に悩みの答えがあった。



自分をごまかしていた時間は、「こうなったらどうしよう」をいっぱい並べた!

「収入がなくなる」
「無職になる」
「次の仕事なかなか決まらないかも」
「また慣れるまで大変」
「次の職場にいじわるな人いるかも」



自分をごまかすの、やめた後はね。
やりたいことが頭の中に、ぽんぽん浮かんで来たよ。

何もしなくていい時間を、味わう。

働く時間を自分で決められる働き方がしたい。

受けたい講座がある!

取りたい資格があった。

まだまだ何かに挑戦したい!

健康第一。そろそろ体のことも気づかいたい。

本読みたい!


自分のために、決めていい。


自分のために、生きていい。


失敗したら、noteのネタにすればいい♪




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?